初心者の方ほどメダカ飼育において水を換えない方がよいと思っている方が多いです。水替えによってメダカが死ぬというのは言い換えれば正しい換水の仕方を知らないといえます。
メダカ飼育を始めて間もない方にとっては有精卵と無精卵の違いや見分けがつかない方もいらっしゃると思います。
百聞は一見に如かず、実際の画像を見るのが一番分かりやすいと思います。
有精卵になると少し黄色味がかった色味になることも多いです。
とはいえ無色透明だからといって無精卵とは限りません。
産卵→受精後、数日も経つと目が出来、発眼卵となります。
ここまで来ると無精卵と見間違えることはありません。
また産卵→受精後30分も経過すると卵は硬くなり、孵化が近づくと今度は軟らかくなります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
無精卵は非常に分かりやすいです。
受精卵のように卵細胞の減数分裂が進まないため硬くなることもなければ、発眼卵になることもありません。
徐々に腐り始め次第にカビなども発生してきます。
水カビなどの糸状菌類が有精卵に付着しないように無精卵は出来るだけ取り除いておきましょう。
アルビノの卵は目も白いため、発眼卵となった場合、無精卵と間違えやすいです。
ただ、よく見れば明らかに無精卵とは違うため一度違いを見れば以後間違うことはないかと思います。
通常、メスのメダカは産卵行動の際のオスからの刺激によって産卵が誘発されるため基本的にはオスがいないとメスは卵を産むことが出来ません。
オスがいないと過抱卵と呼ばれる卵が腹に詰まった状態になることもあります。
ただ、例外として、メスだけでも卵を産むことがあります。
メスのみ単独で飼育していても腹に卵をつけていることがあります。
そのため、メダカは必ずしもオスがいないと卵を産まないとは限りません。
この場合メスが腹に卵を抱卵していたとしても受精卵ではなく無精卵になります。