フレークタイプの餌は見た目が紙の破片のような薄い形をしています。
製造過程において水を加え液体状にした原料を高温の鉄板で薄く延ばし乾燥させることで作られています。
フレークタイプの餌は形状からも分かるように浮上性が高く、水面に長く浮いてくれます。
例えばメダカのように水面に浮かぶものを食べる性質のある魚の場合、見つけやすく、食べやすい餌と言えます。
薄い紙の破片のような形状のため見た目の大きさよりも口に入りやすいと一面もあります。
また指などで簡単に細かく砕くことができるため、魚のサイズに合わせて与えることもできます。
成長も早く、成長過程においてサイズに差が出来やすいメダカ飼育においても、それぞれに適した大きさにしながら与えることができます。
成魚や若魚はもちろん、少し大きくなった稚魚にも最適な餌といえるでしょう。
消化吸収もよく、また水の汚れを抑えるような工夫が施された商品も多いです。
注意点としては消化吸収が良い分、水に溶けやすいので残り餌が出た場合には早めに取り除く必要があります。
顆粒タイプ、粒上の餌の場合、口当たりが柔らかく、嗜好性も高いのが特徴です。
顆粒タイプの餌は口当たりが柔らかく、嗜好性も高いです。
また栄養価が高いものも多く、1粒1粒がしっかりとしているため、与えるメダカのサイズに合わせ粒の大きさを調整することで、よりしっかりとした給餌することができます。
フレークタイプと比較すると若干消化吸収しづらかったり、浮上性の顆粒タイプの場合でも、フレークタイプに比べると沈みやすい傾向があります。
水面に浮かぶ餌や浮遊しているものを食べる性質のあるメダカにとっては完全に沈んでしまうと食べないこともあるため、その点で注意が必要です。
顆粒タイプの餌とフレークタイプの餌では同じ重量だとしても体積で比較するとフレークタイプの方がずっと体積が多くなります。
顆粒タイプでも浮上性と沈下性では体積が異なります。
最も差が出るものとしては沈下性の顆粒タイプとフレークタイプの餌ですが、この2つを比較すると画像のように約4倍近くもの体積が変わってきます。
注意点としては、普段フレークタイプの餌を与えている方が、いつもの感覚で顆粒タイプの餌を与えていると、同じ量を与えているつもりでも極端な話、4倍近くの量を与えてしまっているということがあります。
餌の与え過ぎは水の汚れにつながります。
①フレークタイプの餌から粒タイプに切り替える方はいつもよりも少なめに与え。
②逆に粒タイプからフレークタイプに切り替える方はいつもより少し多めに与えても良いと思います。
エサの種類を変更した場合には、エサの量にご注意してください。
メダカに関わらず、熱帯魚、金魚においても餌を与え過ぎている方が非常に多いです。
ついつい餌を沢山与えてしまいがちの方はフレークタイプがおすすめです。
しっかりと給餌量をコントロールし適量を与えることが出来る方は顆粒タイプをおすすめします。
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