秋になるとメダカが繁殖、産卵しても卵が孵化しなくなることがあります。その理由とは。
本来、水は水温が同じであれば新しい程、刺激などによって活性や代謝も上がるため水換えすることで成長が促進されます。ただ、秋になると全換水により成長が抑制されるケースがあります。
夏場は連日のカンカン照りの太陽光によって水の富栄養化が過度に進みメダカ達の成長も抑制されやすい季節です。
全換水や部分換水など小まめに水換えすればするほど新水による刺激によって代謝や活性も上がりメダカの成長は加速していきます。
通常、水というのは飼育水、古水の方が微生物の影響もあり水を温かく保ってくれやすいです。
ただ、全換水すると、微生物などもいなくなり水温が古水よりも少し低く保たれやすくなります。
秋になり水温が下がってきたところで越冬に備え全換水や丸洗いなどすることによって水温が下がり活性や代謝が下がりかえって成長が遅くなってくることがあります。
また秋は季節変化もあります。太陽光、日照時間が減ってくることによる微生物の減少などもあります。