夏のメダカの屋外飼育において最も大切なことは水換えです。
理由は簡単です。暑いから。
高水温になってくると産卵が止まります。
ここで誤解して欲しくないのが水温が高いからメダカが産卵行動をとらなくなる。とは限りません。
水温が上がってくることによる水質の悪化、水質の悪化や病気の発症によって結果的にメダカ達が産卵行動をとらなくなることや、暑さに弱い昨年生まれの成魚たちの春からの産み疲れというのが正しい認識かなと思います。
実際、メダカ達30℃超えるような気温においても若魚たちはバンバン産卵してくれます。
ただ、水が悪くなると産卵しなくなります。
元々無精卵の場合は致し方ありませんが、有精卵が孵化に至らないケースがあります。
これは有精卵、受精卵が高水温によってダメになってしまっているパターンです。
例えば、受精卵がまだ発生の段階です。
無安定な段階で猛暑日を迎え水温が30℃後半付近にまであがり卵がダメになってしまう。
こういったパターンも多い季節です。
夏になると無精卵が増えてくるイメージがありますが実際には受精卵がダメになっている場合も多くあります。
他にも水が傷み過ぎていて、卵がダメになるパターンもあります。
真夏になり産卵が止まるのも受精卵、有精卵がダメになってしまうのも高水温が原因になります。
ではどうすれば良いかというと、出来るだけ涼しい環境で、出来るだけ大きな容器で産卵させてください。
真夏の時期の採卵は60ℓタライに1ペア、もしくはトリオを入れて、親抜きこれが最も簡単な対策になります。
良かったら参考にしてみてください。
こちらの記事のタイトルは「夏にメダカの産卵が止まる原因と無精卵が多い理由」です。
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