魚にとって水は空気のような存在です
その空気を綺麗にするという行為。それが水換えです。
正しい水換えにおいてはメダカが死ぬということはありえません。
この原因大きく分けると2パターンあると思います。
この場合は単純に水の換え方に問題があります。
一言でいえば、
例えば、水温25℃の飼育水に水温10℃の冷水で水換えしたらメダカたちはストレスで病気になってしまいます。
水温が25℃の時には体温も約25℃です。そこへ人の手によって仮に10℃の水が加えられると一気に体温が下がります。
魚たちにとっての水温2~3度の変化は人にとっての5~10度の変化に匹敵すると思い水換えしてみてください。
また水質に関しても同様です。水にはpHや硬度など水質と呼ばれるものがあります。
これらの水質も水温同様に急変するとメダカたちはダメージを受けます。
比較的暖かい季節や、普段頻繁に小まめに水換えをしている容器であれば水換えがダメージになることは少ないです。
ただ、冬場だったり、越冬明けの春先など、寒い季節やしばらく水換えしていなかった時などには注意が必要です。
例えば、一度に1/2の換水をするよりも1/4の換水を2日連続で行った方が魚たちへの負担は少なくなります。
10リットル換える予定であれば、5リットルずつ二日に分けて換えることで負担は少なくなります。
この場合は単に日ごろの管理不足、部分換水、ちょっとした水換えによる変化にすら耐えられないほど弱っていたということです。
メダカたちは病気になり弱った状態でも、1か月~2か月と生きているほど強い魚です。
ただ、だからといって健康な状態とは言えません。
こういった状態で飼育されていたメダカたちは
本来は耐えられるはずの水換えによる水質変化に耐えなれないほど弱っており、水換えによる僅かな変化で死んでしまうほどに魚を弱らせてしまっていた。といえます。