魚は浮き袋が付いています。もちろんメダカにも。
寒くなってくると消化不良などによって体内にガスのようなものが溜まってきて浮き袋をうまく調整できなくなることがあります。
仮に特定の個体だけがいつも浮いている時は浮き袋の調整が上手くできなくなっている可能性があります。
ガスが溜まってくるのは水温が低い時だけでなく、メダカ達が死んでしまった時にもガスが発生します。
魚が生きている間は浮力を保つために鰾(うきぶくろ)と呼ばれる特殊な器官によって水中に浮かんでいます。
ただ魚が死ぬと、この鰾(うきぶくろ)は機能を失い、メダカたちは重力により水底に沈むのが通常です。
その後、体内の消化中の餌や内臓などの腐敗に伴い、体内にガスが発生します。このガスによって死んだ魚は水面に浮かんできます。
※メダカの場合は、先に溜まったガスが破裂して沈んだままになるケースもあります。
このように浮袋に異常のない個体であれば、通常、死後直後には沈んでいきます。
ただ、稀に死んだ直後でも直ぐは浮いて来ないことがあります。
死んだ直後から浮いていた場合には消化不良や何かしらの内臓疾患などの異常があった可能性も考えられます。
メダカの場合は胃がないので、ガスが溜まりづらいこともあり割と浮いてこずに沈んだまま腐敗していくことも多いです。
カイミジンコなどがいると水底でメダカの死骸に群がっていたりもします。
また真夏だと水温が高いので浮いてくる暇もなく腐敗していくことも多いです。
死骸が沈みやすい魚であるメダカだからこそ死骸の腐敗による水質悪化に注意したいところです。
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