秋になるとメダカが繁殖、産卵しても卵が孵化しなくなることがあります。その理由とは。
秋の終わりや春先など季節の変わり目は朝晩が冷え込む日が多いです。
季節の変わり目は三寒四温なども伴い、気候が不安定になります。
日中は暖かく、夜は寒い。
秋から冬や冬から春になるといった季節の変わり目は気候が安定しません。
暖かい日が続いたと思ったら今度は寒い日が続くこともあります。(三寒四温)
また、日中と夜間・朝方とでは気温大きく違うこともあります。(寒暖差)
こういった時、水中の水温は乱高下を繰り返しています。
小さな小さな細菌(バクテリア)や植物プランクトンや動物プランクトンなどの微生物たちは、この変化に耐えることが出来ず、死んでしまいます。
もちろん、変温動物(水温≒体温)であるメダカたちにとってもストレスとなります。
例えば、微生物の一つである植物プランクトンを例に挙げると
彼らは日中の暖かい時間帯には光合成などをしながら増殖していきます。
逆に夜間になり急激に寒くなると今度は死んでしまいます(沈殿)
これらの対策としては単純に寒暖差による水温差を抑えてあげることです。
例えば、夜間、朝方に水温が過度に下がらないようにしたり、逆に日中に過度に水温が上がり過ぎないように遮光してみたりと色々とあります。
「メダカの屋外飼育は微生物の増殖と死滅の繰り返し」といったYoutube動画でも解説しています。
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