メダカの遮光対策!イレクターパイプを使った日陰の作り方

メダカの遮光対策!イレクターパイプを使った日陰の作り方

イレクターパイプを使ったメダカの遮光対策!日陰の作り方。

イレクターパイプに遮光ネットを張って日陰を作る方法

メダカの日除けDIYには、安くて高耐久な「イレクターパイプ」ですが、作り方を間違えるとすぐ錆びてしまいます。
この記事では、失敗しない骨組みの作り方と、長持ちさせるための「正しい接着手順」を解説します。


当サイトの記事は「媛めだかch」の動画より、要点を抜粋した簡易版となっております。
動画での詳しい解説や、実際の作業風景をご覧になりたい方は、
上記キーワードにてYouTube検索いただければ、フルバージョンの動画がご覧いただけます。
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なぜ「イレクターパイプ」なのか?

イレクターパイプの骨組み
メダカ容器の日除けや棚を作る際、僕がおすすめしているのが「イレクターパイプ」です。


DIYの資材には「単管パイプ(工事現場等の足場)」や「塩ビパイプ」などもありますが、メダカ飼育の設備作りにおいてイレクターパイプは以下の点で非常に優れています。

  • 錆びにくく長持ち:鉄パイプの外側がプラスチックでコーティングされているため、雨ざらしでも高耐久。
  • コストパフォーマンス:単管パイプよりも安価に揃えられます。
  • 柔軟性が高い:ジョイントパーツが豊富で、失敗しても修正が効きやすい。

「単管だと重すぎるしゴツすぎる、でも塩ビパイプだと強度が不安……」 そんな悩みを解決してくれる、まさにいいとこ取りの資材です。

自由自在!ジョイントパーツで骨組みを作る

豊富なジョイントパーツ
イレクターパイプの醍醐味は、なんといってもジョイントパーツの種類の多さです。 これらを組み合わせることで、自宅の飼育スペースにジャストフィットする棚や屋根を作ることができます。


ホームセンターの売り場に行くと、「こんな形にもできるのか!」と想像力が膨らむので、ぜひ一度足を運んでみてください。まさに大人のプラモデル感覚でDIYを楽しめますよ。


【超重要】ここをミスると錆びます!接着のコツ

イレクターパイプ自体はコーティングのおかげで、深い傷が入って中の鉄が露出しない限り錆びることはありません。 しかし、一番の弱点は「ジョイント部分」です。


プラスチック製のジョイントをただはめ込んだだけでは、雨水が隙間から侵入し、内側の鉄パイプが錆びて腐食してしまいます。 そこで必須となるのが、「専用接着剤(サンアロー接着液)」による処理です。


【重要】接着剤は「塗る」のではなく「流し込む」
専用のスポイトを使い、パイプとジョイントの隙間に接着液を注入していきます。


接着液の注入作業


この接着液は、単に糊(のり)でくっつけるわけではありません。 プラスチックの樹脂を溶かし、パイプとジョイントを一体化(溶着)させる仕組みになっています。これにより水が入る隙間を完全に埋めていきます。


失敗しない手順

よくある間違いが「先にパイプに液を塗ってから差し込む」方法です。これだと途中で乾いたり液垂れしたりして失敗します。


正解は以下の通りです。

  1. まず、骨組みをしっかりと奥まで差し込んで仮組みする。
  2. 組み終わった状態で、隙間から接着液を「チュッ」と流し込む。

しっかりと接着された状態

この一手間をサボると、ジョイント内部から茶色い錆水が垂れてくることになります。長く使うためにも、接着は必ず行いましょう。


メダカに最適な遮光ネットは?

遮光ネットを張った完成図

骨組みが完成したら、最後に遮光ネットを張れば完成です!

ちなみに遮光ネットには「黒・白・シルバー」など様々な色があり、それぞれ遮光率や温度変化への影響が異なります。


遮光ネットの色選びは、目的や使用環境によって最適な正解が変わります。それぞれの色が持つ特性(遮光率、温度抑制効果、光の質)を整理しました。---

遮光ネットの「色」による違いと使い分け

遮光ネットは、単に日光を遮るだけでなく、「熱を吸収するか反射するか」という性質の違いが、ネット下の温度や魚の生育に大きく影響します。


黒(ブラック)

最も一般的で、家庭菜園からプロまで広く使われている色です。

  • 特徴:を強力に吸収することで遮光します。
  • メリット:遮光率のラインナップが豊富で、安価なものが多いです。視覚的に外から中が見えにくいため、目隠し効果も期待できます。
  • デメリット:ネット自体が太陽熱を吸収して熱くなるため、ネット付近の空気が温まりやすい性質があります。(水温に影響)
  • 向いているケース:強い日差しをしっかり遮りたい場合や、遮光率の高さを優先したい場合。


白(ホワイト)

※僕のおすすめ!温度上昇防止剤入り遮光ネット白


光を適度に透過・拡散させる性質を持っています。

  • 特徴:光を反射・散乱させるため、ネットの下が暗くなりすぎず、明るさを保てます。
  • メリット:黒に比べて熱を蓄えにくいため、ネット下の温度上昇を抑える効果が高いです。また、光が拡散してネット下全体に光が当たりやすくなります。
  • デメリット:黒と同じ遮光率の製品でも、視覚的に「明るい」と感じるため、遮光が足りないように錯覚することがあります。
  • 向いているケース:水温の上昇は防ぎたいけれど、メダカのために明るさを確保したい場合。


シルバー

黒と白の「いいとこ取り」をしたような、バランス型の色です。

  • 特徴:鏡のように光を反射させることで遮光します。
  • メリット:アルミ蒸着などの技術で赤外線を効率よく反射するため、温度上昇を抑制する能力が最も高いのが特徴です。
  • デメリット: 表面の反射層が劣化すると効果が落ちる場合があります。また、白や黒に比べるとやや価格が高めになる傾向があります。
  • 向いているケース:夏場のハウス内温度の上昇を極力抑えたい場合や、高い遮熱効果を求める場合。


特性比較まとめ
特徴 シルバー
主な仕組み 光の吸収 光の拡散・透過 光の反射
温度抑制 普通(ネットが熱を持つ) 高い(熱がこもりにくい) 非常に高い(熱を跳ね返す)
明るさ 暗め 明るい 中間
主な用途 一般的な日よけ・遮光 光を入れたい時 猛暑対策


選び方のヒント
  • 「とにかく安く、手軽に遮光したい」なら、定番の
  • 「温度は下げたいが、植物のために明るさも欲しい」なら、
  • 「最高レベルの暑さ対策・遮熱をしたい」なら、シルバー

設置する際は、ネットと容器の間にしっかり空気の通り道(隙間)を作ってあげると、より放熱効果が高まります。

各記事の内容は、動画でさらに分かりやすく、詳しくご覧いただけます。