メダカの卵は水道水(塩素)で管理した方が孵化率が高まる?

メダカの卵は水道水(塩素)で管理した方が孵化率が高まる?

卵は水道水で管理した方が孵化率が高まる理由についてご紹介していきます。

卵の水カビ対策として水道水(塩素)を使った管理方法で孵化率向上

水道水の弊害

本来、水道水の塩素というのは魚たちに取って有害です。
水道水がもたらす弊害については、こちらの記事をご覧ください。

水道水(塩素)のメリット

古水(飼育水)の場合


主なメリット:孵化後の微生物が豊富
主なデメリット:バクテリアだけでなく汚泥などに含まれる雑菌なども多く、水カビなどが発生しやすいため、孵化率が悪い

 

新水(水道水)の場合


主なメリット:塩素などを含んだ水道水によって雑菌などが死滅し、卵の孵化率が向上する
主なデメリット:孵化直前の卵の場合などは気をつけておかないと針子が塩素にさらされる。また孵化後の微生物は少なめ。

 

カビの抑制につながる塩素とメチレンブルー

殺菌効果があるのは何も塩素(水道水)だけではありません。
水道水の塩素は紫外線や温度や曝気の有無にもよりますが、通常24時間も経てば抜けていきます。

そこで登場するのがメチレンブルーなどの色素材です。
主に水カビ病の予防などにも使われる殺菌消毒効果のある魚病薬。
これによって卵のカビを抑制し、孵化率を向上させることができます。

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