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カイミジンコはミジンコといっても通常のミジンコとは分類学的に別グループの動物です。
一般的にカイミジンコと呼ばれているものは全世界に数千種類いるともいわれている貝形虫綱、貝虫の仲間になります。
ではなぜ、カイミジンコが卵を食べるという噂が広がったかというと、カイミジンコがメダカの卵に群がることがあるためです。
卵に群がったカイミジンコの姿を見て=食べられている こういった噂につながったようです。
実際にはカイミジンコが卵に群がることはあっても、卵を食べるということはなく、また孵化率にも影響ないと言われています。
容器の中にカイミジンコが湧いたとしても見た目を気にしないのであれば、無理に駆除する必要もなく、過度に気にする必要はありません。
カイミジンコが生きている元気なメダカを襲うといったことも通常はありません。弱り死にかけているメダカや死骸などには群がり捕食します。
そういったこともあり水質浄化に一役買うという一面もあります。
カイミジンコが湧いてきた水槽はクリアウォーターで水質が安定していることもあります。
ただ、場合によっては見た目が気持ち悪いといった場合や、過剰に湧きすぎて弱ったメダカに悪さをするなど何かしら弊害がある場合には駆除を検討されても良いかと思います。
メダカはカイミジンコを食べないという方もいますが、これはメダカによって好き嫌いはあるものの基本的には食べます。
メダカは水面付近に浮いている餌や浮遊している餌ばかりを探す傾向にあります。
メダカ飼育で良く見るカイミジンコの仲間はほとんどが底生生活者です。
孵化後すぐに容器の底で生活をはじめ、脱皮をしながら成長していきます。
そのため、カイミジンコをメダカが食べるということは少ないです。
実際には意図的に捕獲し水面に浮かべると多くのメダカたちは食べ始めます。
ただ、意図的に与えなければ、メダカが好んで底の方に探しに行ってまで食べるということは少ないので、メダカ水槽にカイミジンコがいても過度に気にする必要はありません。
専用の駆除剤などもありますが、脱皮を阻害しながら駆除していくことから駆除には時間がかかります。
メダカの屋外飼育においては容器の丸洗いなどでリセットした方が早いです。