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春は水代わりの季節です。
自然界でも池や沼などで魚達の大量死が多い季節です。
その理由の一つが酸欠によるものです。
春になるとポカポカと暖かくなってきます。
日照時間も増え、太陽光も次第に強くなってきます。
この季節 水の中では富栄養化が進みます。
温度が上昇してきたことをきっかけにプランクトンが大量発生します。
植物プランクトンの異常発生です。
大繁殖した植物プランクトンが飽和状態になると何故酸欠になるのか?
日中は植物プランクトンが光合成しており
むしろ酸素は十分すぎるほど豊富にあります。
この状態から夕方になり日が沈んでくると
光合成が止まり酸素が供給されなくなります。
日中は十分すぎるくらいあった水中の酸素が夜間にかけて不足してきて、急な酸欠が起こります。
急な酸欠によって植物プランクトンが死滅すると
その数時間後には水面や水底(みずそこ)に
緑色のふんわりとしたものが溜まってきます。
これは植物プランクトンの死骸です。
死骸なので当然、腐敗が始まります。
ただでさえ酸素不足の水中で魚達が一斉に泳ぎだすため、運動量があがり余計に酸素不足になります。
池や沼での大量死の原因の一つです。
自然界と同じようなことが飼育下でも起こり得ます。
もちろん、自然界の大きな池や沼とは違いさな容器のため、若干の違いはありますが、
あまりにも濃い青水の場合には注意が必要です。
青水は
し増殖する働きがあります。
青水は魚にとって有毒なアンモニアなどを養分として吸収してくれる
メダカの屋外、濾過なし飼育においての
であり
日中運動量の多いメダカへ酸素を供給してくれる天然のエアーポンプともいえる存在でもあります。
良質なタンパク、ビタミン・ミネラル・脂肪酸なども豊富なためメダカ達の骨格形成や色揚げにも効果があります。
水温を温かく保ってくれるメダカの冬場の越冬にも最適な飼育水と言えます。
夜間の酸欠対策としてはエアレーションがあります。
ただ、エアポンプを持っていなかったりコンセントが近くにないとエアレーションできないため難しい方も多いでしょう。
そういった場合は青水が濃い状態だと酸欠になりやすくなるため、