メダカ飼育においてトロ舟の水温が上がりづらい理由

メダカ飼育においてトロ舟の水温が上がりづらい理由

通常トロ舟といえば黒などの熱を集めるタイプが多いです。熱を吸収しやすい分、水温が上がりやすいと思われがちですが、実は水温が上がりづらい一面もあります。その理由とは。

黒容器なのにトロ舟の水温が上がりづらい理由

容器の深さが与える水温への影響

トロ舟とジャンボタライなど容器との違い、その一番は深さです。

愛好家が選ぶ容器の特徴

メダカ飼育で主に使われることの多い容器の購入場所として多いのがホームセンターです。
また、産卵・繁殖に積極的な愛好家の方の多くは容器の数が沢山欲しい所です。

そのため容器に求められるポイントの1つにとして多くの愛好家の方が価格を重視しています。

 

ホームセンターで選ばれる2強の容器

ホームセンターで人気のメダカ容器は沢山ありますが、主にトロ舟やジャンボタライと呼ばれるものです。
通常は色が濃い(黒容器)ほど熱を吸収し、水温が上がりやすくなります。
一方で色が薄い(青や白など)ほど熱を集めづらく水温が上がりづらくなります。
水深の浅い黒などのトロ舟は熱を集めやすい一方で深さがない分、側面からの太陽光の影響を受けづらく水温が上がりづらい一面もあります。

 

トロ舟とジャンボタライそれぞれの特徴

トロ舟の特徴

容器の色が濃い分、熱を集めやすく水温が上がりやすい。
太陽光の影響は水面部分のみのためスダレなどで対策しておけば、容器の色に反して意外と水温が上がりづらい。

ジャンボタライの特徴

青や白などの薄い色合いの容器も多く太陽光による熱を帯びづらい。
黒容器のように容器が熱くならないため水温が上がりづらい。

 

注意しておきたいのは深さです。
ジャンボタライ等の容器は深さがあるため側面からの太陽光の影響が大きくなります。
深さのある容器においては側面部分の遮光対策にも注意が必要です。

 

それぞれのメリット・デメリット

ジャンボタライとトロ舟、それぞれのメリット・デメリットに関してもYoutube動画にて解説しています。

 

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※各記事は動画でより分かりやすく、より詳しくご覧いただけます。