メダカが好きな色の産卵床や紫外線を意識した産卵床選び。
より詳しくは「メダカの産卵行動と卵の受精から孵化まで」というタイトルのYoutube動画をご覧ください。
受精後およそ30分が経過するとメダカの卵は硬くなっていきます。
一度受精し硬くなったメダカの卵は仮に指でつまんでつぶそうとしても簡単には潰れません!
ただ、例外があります。
メダカの有精卵が硬いのは初期段階、最初の数日に限ります。
少し画像が粗く見えづらいですがメダカの卵は数日経つと上記のように目が見える卵、発眼卵へと成長します。
なぜ軟らかくなるかというと、卵の孵化が近くなってくると孵化酵素腺と呼ばれる部位から酵素が分泌され、卵膜を溶かします。
これによって卵は徐々にぶ厚かった卵膜の内層は溶解され薄い外層のみとなります。
非常に軟らかい卵へと変化していきます。
この場合、硬いと思われている有精卵も簡単につぶれてしまいます。
無精卵とは簡単に言えば産卵の際に受精が出来なかった卵たちです。
卵は受精することで有精卵となり卵の発生が進みながら硬くなったり、孵化酵素によって軟らかくなったりします。
一方で無精卵の場合は、卵の発生が進みません。
当然、硬化することもなく、軟らかい状態です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。