親メダカと子供のメダカ一緒にしても大丈夫?成魚と稚魚と若魚の混泳について

親メダカと子供のメダカ一緒にしても大丈夫?成魚と稚魚と若魚の混泳について

親と子のメダカを一緒にしても大丈夫?成魚と稚魚と若魚を同じ容器に入れるときの注意点。

親のメダカと子のメダカは一緒に飼える?親子混泳の注意点

当サイトの記事はyoutubeの媛めだかチャンネルのメダカ飼育Q&Aコーナーから一部抜粋した簡易的なものとなっております。
この記事のフルバージョンは

上記にてYOUTUBEにて検索いただければご覧いただけます。

親メダカと子メダカを別々に60ℓケースで育てています。
春生まれの子メダカが成長し、親とあまりサイズがかわらなくなってきました。
子の方が倍以上数が多いので、子メダカの(大きい子)を親メダカのケースにうつしても大丈夫ですか?
また、越冬で親子を同じケースで育てた場合、春になり産卵期に入ったら血が濃くなったりとかの
不都合とかありますか?来春も増やしたい場合は別の血統をお迎えする選択が正しいのでしょうか?

これに関してですが、
まず親のケースに大きくなった子を移しても大丈夫です。
季節的に越冬に向けて数を分散させておきたいなどだと思いますが、
ひとつ注意したいのが、水の汚れ方は大きさで変わってくるので
数だけで判断してしまわないように注意が必要です。

 

例えば、成魚10匹と若魚20匹では、おそらく親10匹の方が水を汚します。
なので、その辺りも考慮しつつ、上手く調整して容量に対する適正な数で 越冬しやすいように調整されると良いと思います。

 

あと累代に関してですが、結論から言えば問題ありません。
メダカの作り手ブリーダーさんの中には40世代50世代と累代されている方もいらっしゃいます。

 

もちろん、体形などが崩れて来ないように親選びは大切になってきますが、野生のメダカでも
ずっと同じ池や川で累代していきます。野生下でも親子で産卵することもあります。

 

本当に弱い個体というのは生まれる前の段階、卵の段階で淘汰されています。
なので、普通に愛好家さんがメダカを趣味で楽しんでいく上で、
血が濃くなり過ぎることによる心配というのは、そこまで気にする必要ないかと思います。

 

今回心配されている
親と子で産卵させることにもメリットがあります。

 

親から生まれた子と、またその親を掛け合わせることをバッククロス、戻し交配と言います。
私たちのようなメダカを品種改良している側はこの戻し交配を利用して
変異個体の早い段階での固定化、F1で固定化をねらうこともあります。

 

越冬明けに親子で産卵していたとしてそれは品種改良のテクニックの一つでもあります。
あまり深く気にせず、今いる子達の中から自分好みの良い親を選んで楽しまれてください。

 

たぶん、親子一緒になってもサイズ感などで親と子の見分けつくと思います。
また春が来て、その時に分けてあげても良いと思います。

メダカ飼育Q&Aコーナーでは
こういった形でちょっとしたご質問にもyoutube上でお返事する形で動画にしております。


※各記事は動画でより分かりやすく、より詳しくご覧いただけます。