メダカの飼い方と繁殖方法|メダカ屋が教える産卵から針子の育て方まで

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「 ビオトープ 水草 」の検索結果
  • ビオトープの水草が上手く育たない時に注意したい水温について
    ビオトープの水草が溶ける?上手く育てられない原因=水温篇見落としがちな盲点=水温ビオトープで植物を育てる上で見落としがちな大切なポイントの一つに水温があります。ビオトープの場合、植物自体が簾代わりの様になり水面を覆い遮光してくれるため、またスダレなどを被せることが難しいため遮光対策などはしないことも多いです。ビオトープを作ってすぐの時はまだ植物が繁茂しておらず少ない状態です。こうした状態の場所に直射日光が当たり続けると真夏だと水温が簡単に40℃近くにまで上昇します。春であれば直射日光もさほど気にする必要はありませんが、真夏の猛暑日などには注意が必要です。40℃といえば普段入っているお風呂のお湯と同じです。こうした状況が連日続くと植物は腐っていきます。熱帯性の水草が溶ける理由メダカ飼育にて好んで使われることの多いホテイアオイやサルビニアククラータなどの熱帯性の浮草は高水温を好みます。本来、高水温にも強い水辺の植物になります。ただ、これらは野生下での話です。僅か数十リットルの水量しかない飼育下では対策などしていないと自然界とは比べ物にならないほど過度な高水温になりやすい環境です。猛暑日の直射日光によって育てていると煮えて枯れてしまいます。これを太陽光(直射日光)が原因だと思う方がいますが、実際には熱湯並みに上がった水温の問題であることも多いです。繁茂が繁茂を呼びよせる最初は上手育っていなかったけれど徐々に増えてきて浮草や植物が水面を覆う面積が増えてくると調子が良くなってきた。こういった経験はないでしょうか?理由は水質が安定してきた、水草たちが根付いてきた、環境に適応してきた。などいくつもの理由があります。その一つに植物が繁茂してきて水面を覆うことで、水中を遮光し過度な高水温になることを防ぎ植物にとって育ちやすい環境になるといった理由もあります。真夏にビオトープを立ち上げる時は植物はまだ根付いていない状態です。水草たちが根付く前の段階でこうした過度な高水温は弊害をもたらします。日陰でも十分育つ屋外室内で水草レイアウトなどをしていると、いかにライトが大切だということに気づきます。その状態から屋外でビオトープを始めると日向であることが必須だと勘違いしてしまいがちです。ここで注意したいのは室内の観賞魚用LEDライトと屋外の太陽光では天と地ほどの差があることです。光の明るさ表す指標としてルクスというものがありますが、太陽光は5万から10万ルクス曇り空でも1万ルクスを超えてきます。一方で一般的な60㎝水槽などで使用されているLEDライト1000~2000ルーメンのもので、ざっくりと2000~4000ルクス程度かと思います。ビオトープなどで使用されている水草などの水上葉でも5000ルクスもあれば十分に育てることができます。もちろん、植物の育成には光合成しやすい波長なども大切なためルクスよりも大切な光の三原則RGBが最も大切なため、単に光の強さで判断するべきではありませんが、それでも屋外であれば、多少日当りが悪くても全く問題なく水草は育成可能です。むしろ日が当たり過ぎてコケだらけになったり水温が上がり過ぎるような環境の方が植物をキレイな状態で維持していくには不向きと言えます。室内、水草水槽のLEDライトと太陽光では天と地ほどの差があること。雲越しの光でさえ、はるかに観賞魚用ライトよりも強い光であること。この辺りを忘れずに光を当てすぎて過度に水温があがり、水が悪くなったり、根腐れしてしまわないようにご注意ください。ビオトープの管理方法のテクニックなどもyoutubeにて沢山配信しています。興味がある方はyoutubeにて「媛めだか ビオトープ」で検索。
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  • 水草・水辺の植物の葉焼け対策と遮光対策は必要か?|メダカのビオトープ
    真夏のビオトープにおける遮光対策や水辺の植物の葉焼け対策について水辺の植物と直射日光基本的に水辺の植物というものは、その名の通り水辺に生息しています。山の中や熱帯雨林などとは違い、野生下においても直射日光が当たる場所に生息していることが多いのがビオトープなどでも使われる水草の水上葉なども含めた水辺の植物です。観葉植物など陰性の植物においては葉焼けなども考慮し遮光対策が必要となる場合もありますが、ビオトープ等で使われる水辺の植物においては遮光対策など必要ありません。必要な遮光対策と不必要な遮光対策前述した通り、基本的に遮光対策は必要ありません。その上で、高水温対策としての遮光対策は有効となる場合があります。詳しくはビオトープの水草が上手く育たない時に注意したい水温についてこちら記事をご覧ください。深い容器の遮光対策例えば、こちらのような比較的小さな容器であれば、スダレがおすすめです。くるっと囲ってあげるだけでも十分な水温対策となります。水面部分は水草が覆って日陰を作ってくれているので、必要に応じて側面を囲ってあげるとより水温上昇を抑えることが出来ます。トロ舟などの浅い容器の遮光対策プラ箱、トロ舟のような浅い容器の場合だと側面からの太陽光が当たる面積が少ないため先程ご紹介した側面の遮光対策よりも水面の遮光対策が大切になってきます。景観を損なわない水面の遮光対策このような場合には浮草もおすすめです。景観が損なわれることなく浮草が天然のスダレ、遮光対策としての役割を果たしてくれます。天気が良い日の日中。浮草があるのと、ないのでは水温が大きく変わってきます。浮草の注意点(酸素問題)浮草によって空気に触れる面積が減ると酸素が水中に溶け込みづらくなります。基本的には浮草が水面を覆っていると水中の溶存酸素量が不足しやすくなります。ただ、実際には少々複雑です。水温が上がると水中に溶け込むことが出来る酸素の量が減ります。逆言えば浮草によって水温を低く保つことが出来れば酸欠になりづらくなるとも言えます。水面の面積がいくら広くても、高水温になってしまっては本末転倒です。浮草による過度な過昇温の予防も大切になってきます。浮草の使用によって景観を損なわないように程よく遮光対策することで、ビオトープの魅力を保ちつつメダカ飼育も同時に楽しむことができます。おおむね浮草が占める面積が水面の半分から3分の2くらいまでであれば、問題ないことが大半です。
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  • ビオトープのトリミングと水換えテクニック
    ビオトープの水換えテクニック&トリミングについてトリミングの重要性水草たちが繁茂して来た頃にビオトープは一番の見ごろを迎えます。出来れば、この見頃を長く楽しみたいところです。ただ、ビオトープを長期間に渡って景観良く保っていくためにはトリミングが必要となります。お庭の草花や木同様にほったらかしだと、ワイルドな景観へと変化してしまいます。ビオトープの水辺の植物も放置しているとどんどん伸びていきます。単に景観だけの問題ではなく、繁茂し過ぎた水草はしだいに根本部分に光が当たらなくなり根本部分や古い葉が枯れてきます。伸びすぎたり、繁茂し過ぎた場合には枯葉を取り除いたり、葉を短くしたり、時には間引いたりしながらカットしていきます。根本部分の葉がなくなってからカットしてしまうと新芽が出てこず、そのまま枯れてしまったり、その後の成長が遅くなります。根本部分の葉が枯れる前に少し短くハサミなどを使ってトリミングしてあげてください。綺麗な状態でトリミングをするのは抵抗があるかもしれませんが、トリミングしてあげた方が新芽なども出てきてより一層綺麗状態を長期間維持することができます。ビオトープの水換えテクニック底床材を敷いた状態のビオトープの場合、足し水式の水換えがおすすめです。容器の適当な位置に穴をあけることで雨などが降ってきても、ちょうど良い水位に保つことが出来ます。また足し水式で水換えする時にも自然と穴の位置に合わせた水位を保ってくれます。「百聞は一見に如かず」、写真(画像)や文章よりも実際の映像を通してみることでより理解が深まります。是非、Youtubeメダカ系動画において国内NO1のチャンネル登録者数を誇る「媛めだか」chにも遊びに来てください。
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