メダカの飼い方と繁殖方法|メダカ屋が教える産卵から針子の育て方まで

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  • 夏になるとメダカの産卵が止まる原因と対策について
    産卵しないメダカたちの産卵を促す方法夏に産卵が止まる理由理由は簡単です。暑いから。高水温になってくると産卵が止まります。ここで誤解して欲しくないのが水温が高いからメダカが産卵行動をとらなくなる。とは限りません。水温が上がってくることによる水質の悪化、水質の悪化や病気の発症によって結果的にメダカ達が産卵行動をとらなくなることや、暑さに弱い昨年生まれの成魚たちの春からの産み疲れというのが正しい認識かなと思います。実際、メダカ達30℃超えるような気温においても若魚たちはバンバン産卵してくれます。ただ、水が悪くなると産卵しなくなります。有精卵(受精卵)が孵化しない理由元々無精卵の場合は致し方ありませんが、有精卵が孵化に至らないケースがあります。これは有精卵、受精卵が高水温によってダメになってしまっているパターンです。例えば、受精卵がまだ発生の段階です。無安定な段階で猛暑日を迎え水温が30℃後半付近にまであがり卵がダメになってしまう。こういったパターンも多い季節です。夏になると無精卵が増えてくるイメージがありますが実際には受精卵がダメになっている場合も多くあります。他にも水が傷み過ぎていて、卵がダメになるパターンもあります。対策方法真夏になり産卵が止まるのも受精卵、有精卵がダメになってしまうのも高水温が原因になります。ではどうすれば良いかというと、出来るだけ涼しい環境で、出来るだけ大きな容器で産卵させてください。真夏の時期の採卵は60ℓタライに1ペア、もしくはトリオを入れて、親抜きこれが最も簡単な対策になります。良かったら参考にしてみてください。こちらの記事のタイトルは「夏にメダカの産卵が止まる原因と無精卵が多い理由」です。Youtubeではより詳しく解説しています。
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  • 夏場のメダカ飼育で一番大切なこと~水換えの重要性~
    メダカの屋外飼育において真夏ほど水換えが大切な季節はない!四季において特別な夏夏場は日本の四季において特別な季節です。春はまだ、気温が安定しておらず三寒四温、寒暖差なども多い季節です。秋は冬に向けて気温が下がっていく季節。メダカたちの活性や代謝も下がっていく季節です。冬は活性や代謝も止まり、メダカたちも冬ごもり状態です。夏はとにかく、暑く、メダカたちの活性や代謝も最大限にまで上がっています。一方で水の痛みの早さも四季の中で一番早くなってきます。夏場ならではの全換水夏になると青水になりやすく、また青水のように富栄養化な状態の水は水温が非常に上がりやすくこの状態で猛暑日を迎えてしまうと簡単に35℃付近にまで水温が上昇し、アンモニア濃度なども上がって来てメダカ達の動きが鈍くなってきます。春や秋とは違い、夏場は全換水などしても水温がすぐに上がってくれます。全換水による病気の心配も少なくなります。むしろ、水温が上がり過ぎて、水が悪くなるのを押させるためにも積極的に定期的な全換水なども取り入れていきたいところです。夏場に中途半端な水換えしていても追いつきません。うなだれる様な暑さの日には積極的に水換えしていってください。夏場は冷蔵庫から出した状態極端な話、冬は水を冷蔵庫に入れているようなものであり夏は常にぬるま湯状態。熱帯夜、水温が25℃以下になることがない状態がやってきます。昼間は外気温が30℃を超えてきます。当然水温も30℃を超えてきます。四季において最も水の痛みが早い季節です。夏場は成長のチャンス真夏は簾などで遮光をしても外気温が高いので水温は必ず上がっていきます。冬場は良い意味で外気温よりも水温を温かく保ってくれる微生物たちですが、夏場は水温が下がらず、水温が外気温よりも高い状態に保たれてしまいます。水が古いと良いことがない。それが真夏のメダカ飼育です。逆に言えば、積極的な水換えによって代謝や活性を高めて一気にメダカ達を大きく育て上げるチャンスでもあります。水が良い状態であれば、メダカ達の動きも活発です。遮光だけでは、どうすることもできない真夏の高水温とそれに伴う水質の悪化。出来る対策はただ一つ。換水です。
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  • メダカの稚魚を早く成長させる方法
    メダカの稚魚を早く大きく育てる!早く成長させるための方程式屋外飼育は餌が溢れているメダカの屋外飼育の場合、餌を与えていなくとも春から~夏にかけて餌があふれています。風と共に舞ってくる花粉などの種子。夏になればユスリカや蚊、またそれらの幼虫(赤虫やボウフラ)から様々な微生物まで暖かい季節の屋外は針子から成魚まで天然のオートフィーダーとも言えるほどに餌にあふれています。成長のための方程式【メダカの成長】 水面積×高水温=スピードメダカの成長スピードは水面積と水温が大きく関係しています。特に夏場は日中になれば水温が30℃を超えてきます。こうした高水温は様々な微生物の発生を促し、水中に餌が溢れています。またメダカたちの活性や代謝も最高潮に上がってきます。ここで重要になってくるのが、水量です。日中30℃を超え35℃付近にまで水温が上がってくる。メダカの成長に必要な高水温でも水が傷まないようにするには水量も大切になってきます。もうひとつ大切なのが成長のために欠かせないのが水面積です。魚というのはストレスを感じると成長が抑制されます。メダカ達は針子の頃から喧嘩しています。生まれた直後から小競り合いを繰り広げているような魚です。だからこそ、1匹1匹のテリトリーをしっかりと確保できる水面積を確保することが大切になってきます。メダカを早く成長させるための方程式は広い水面積と高水温、またそれに伴う水質面も考慮した水量の確保です。【メダカの成長】 水面積×高水温=スピード夏だからできること水面積の広い容器はその分、水量も多くなります。ここで問題になるのが水温です。大きな容器で広い水面積を確保できたとしても、春や秋に水量が多い容器の水温を上げるのは難しいです。ところが、夏場は違います。真夏であればこうした大きな容器でも30℃以上の水温にすることが出来ます。成長が最も加速する水温あまりいうと勘違いや誤解を与えてしまいそうですが誤解を恐れず言うのであれば若魚を早く成長させていく上での適温は30~35℃位です。ただ、高水温は水が傷むから小まめな水換えも含め、良好な水質が保てればの話だよ。
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  • 稚魚たちが成長と共に少しずつ減っていく理由(夏場のメダカ飼育)
    夏になると春に生まれた稚魚の数が徐々に減っていくのは何故?質問です毎年、春から初夏にかけて沢山の稚魚が孵化しています。ただ、孵化したメダカ達が最初は順調に成長していたものの、成長していく過程でいつの間にか少しずつ減っていきます。秋を迎える頃には100匹近くいた稚魚たちが、わずか数十匹にまで減ってしまいます。どうしてでしょうか?こういった時に考えられるケースはいくつかあります。水質の悪化、病気、外部天敵、色々とありますが、今回は少し視点をずらした上で1つご紹介していきます。それが大きくなっていることを忘れてしまっている。といったケースです。仔魚(針子)の成長に伴う変化仔魚(しぎょ)、生まれたての針子の頃は全長僅か約4㎜~6㎜程度と非常に小さいです。稚魚の頃は体が小さい分、食べる餌の量もごくわずかです。人工飼料などで育てている場合も餌を与える量は親と比べると非常に少なくなります。※パウダー状の餌のため見た目上は多く見えますが、実際の量でいえば非常に少ない量になります。また小さな稚魚たちが出す排泄物の量は非常に少なく親個体と比べると水自体もあまり汚れづらい環境です。消費する酸素の量も体が小さい分少なくなっています。稚魚の頃は小さな容器で管理されることが多い比較的小さな容器だとしても針子にとっては十分なサイズであることも多く、こうした小さな容器で育てられていることも多いです。ただ、仔魚たちもいつまでも小さいわけではありません。次第に大きくなり10㎜、15㎜と成長していきます。仔魚から稚魚、幼魚、若魚と成長していく過程で彼らの排泄物の量も増え、また体も大きくなり運動量も増え酸素の消費量も増えていきます。私たちが与える餌の量も増えていきます。その分、当然水質が悪化するまでのスピードは早くなります。また時には酸素不足(酸欠)になることもあります。成長と共に排泄量、運動量、酸素消費量、食事の量、それら全てが変わっていることを覚えておく必要があります。容器に対して適正な匹数に落ち着く最終的には飼育者のお世話の仕方も含めた使っている容器での限界匹数に落ち着くいつまでも針子の頃と同じ感覚で飼育していると当然、徐々にその容器で飼うことができる適正量にまで数が減っていきます。飼い方にもよりますが、メダカの屋外飼育のように濾過器などを使わない飼い方の場合、おおむね容器に対しての適正な数に落ち着きます。例えば針子の頃は100匹いても狭く感じなかった容器も針子が大きくなってくると手狭になってきます。100匹の針子を全て成長させるには大きくなった分、容器の面積を大きくするか、または容器を増やし半分ずつに分けてみるなどする必要があります。何もしなければ、その飼い方、その容器で飼育できる数にまで減っていきます夏に減ることが多い理由夏になると水温が上昇します。水温の上昇と共にメダカたちの活性や代謝があがり当然稚魚たちの成長が加速します。急激な成長に飼育者側の対応が遅れると、前述したのような理由によってメダカたちが落ちていきます。補足メダカが落ちる原因、減っていく原因は複数あります。この記事ではそのうちの1つの例として、「見落としがちなメダカたちの成長」といった視点で記事にさせていただいております。ご了承ください。こちらの記事の内容はより詳しくyoutube動画でもご視聴いただけます。まとめ仔魚から稚魚・幼魚、若魚、成魚へと徐々に成長していく過程で体が大きくなり、水を汚す量も増えていきます。成長とともに水も汚れやすくなっていることを考え、容器を大きくしたり、容器の数を増やし分けたり、水換えの頻度を増やしたり、必要に応じてエアレーションなどを導入してみたりと、その都度、臨機応変に対応していく必要があります。
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  • メダカ容器の置き場所がない時の夏場の産卵と採卵
    メダカが殖え過ぎる繁殖方法|小さな容器で沢山の品種を産卵させる方法限られた飼育スペース多くのメダカ愛好家の方は限られたお庭などのスペースを利用してメダカ飼育を楽しまれていると思います。その中で、出来るだけたくさんの品種を繁殖・産卵させたいと思われるでしょう。各品種だけでなく、それらを掛け合わせることによる品種改良なども含めると繁殖用の容器はいくつあっても足りなくなってきます。この記事では、各品種の採卵や品種改良はもちろんのこと、とりあえず、少しだけでもこのペアで採卵しておきたい!そういった時にもおすすめの方法となります。初夏の採卵春も終わり、初夏が始まると、気温はどんどん上がっていきます。過度な水温の上昇によって小さな容器だとメダカたちは煮えてしまいます。春の間は小さなパンケース容器でも十分に採卵することが出来ていたとしても、夏になると難しくなります。そういった初夏の熱い季節でも小さな容器で採卵させる方法をご紹介します。湯煎式で産卵させる採卵方法は無数にあります。今回はその中の一つをご紹介していきます。それがこちらです。120ℓのタライに100均のメガコンテナやパンケースを浮かべるといったものです。室内など電源が確保できる場所であれば、この状態で観賞魚用ヒーターなどを入れ加温すれば湯煎式の採卵容器になります。今回は屋外のため、外気温や太陽光のみ、無加温になります。この方法であれば、これから夏にかけ水温が上がりやすい季節においても外側の容器の水量が大きいため、中の小さな容器が過度に熱くなり過ぎることはありません。※厳密にいえば、水面付近に浮かべているため遮光などしないと多少の水温差ができます。(パンケース部の方が水温が上がる)セット方法セット方法としては、まずは120ℓなどの大きめのジャンボタライに水を張り、その中に100均などでも購入できる透明または半透明のパンケースなどに産卵床とメダカを1ペア入れセットしていきます。産卵が始まっているペアがいればすぐにでも採卵が可能です。この時、中の容器は透明または半透明がおすすめです。太陽光による熱を集めるような色=黒などは使わないようにしてください。管理方法セット後、数日~長くても1週間程度で上手くいけば沢山の卵が産卵床や容器の底に落ちていきます。ある程度、卵がとれれば、親(ペア)を元の場所に戻します。いわゆる親抜きといった形になります。卵はこのまま孵化させていきます。注意点注意点としては容器が小さく水が悪くなりやすいため新水状態でセット後、数日から長くても1週間程度での採卵に留めてくださいあとは飛び出しにも注意が必要です。ただ、これに関しては飛び出す場合の多くはメスの受け入れ態勢が整っていなかったり相性が合っていない場合に多いためペアを変えられた方が良いかなとも思います。この記事はyoutubeの「媛めだか」chの動画からの一部抜粋となります。実際のセット風景など、もっと細かな部分については動画も合わせてご参照ください。動画youtubeにて「秘儀!小スペースで親抜きする方法」で検索、または「媛めだか 親抜き」で検索するとご覧いただけます。
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  • メダカが夏になると死んでしまう方に多い失敗例・原因について
    夏になるとメダカが死ぬ理由当サイトの記事は全てyoutubeにて映像と共に動画でもご覧いただけます。夏に死ぬ原因直射日光春から初夏にかけては育成や繁殖の源とも言えた太陽光ですが、真夏になると少し邪魔存在になってきます。真夏だけに限って言えば、この強い太陽光によって水温が上がり過ぎたり、水が過度な富栄養化になり過ぎるなどの弊害が出てきます。夏場は出来るだけ遮光対策をするか、日陰で飼育した方が調子よく飼育することが出来ます。夏にメダカが死ぬ原因として水換え不足や水質悪化、病気の発生、メダカが煮えるなど色々とありますが、その原因を作っているのが太陽光による過度な高水温とも言えます。高水温に強いメダカメダカは非常に高水温に強い魚です。今年の春、暖かい季節に生まれた若魚たちであれば、なおさらです。30℃を超える水温、35℃近い高水温でも元気いっぱいなことも多いです。ただ、昨年の生まれの成魚は一度、寒い寒い冬を経験しています。2~3℃という低水温から春が来てあっという間に夏になり水温が30℃を超えるところまで上昇していきます。僅か半年ほどで30℃以上の水温変化を経験することになります。成魚ほど暑さへの順応が遅れ、高水温に弱い一面があります。※より詳しくはyoutube動画をご覧ください。高水温に強いメダカが夏に死ぬ理由夏場こそ、飼育者の技量が試されるところです。水づくりの上手いベテラン飼育者は夏でもメダカを死なせることはありません。逆に初心者の方や水への理解が足りていない方ほど死なせてしまいます。高水温で死んではいないここで大切なのは高水温でメダカが死んでいるのではなく、高水温に伴う弊害で死んでいる!というところです。春と同じ感覚で飼育していては、上手く飼育することはできません。水温の違いによる水質悪化の違い春と夏とでは水温が全くと言っていいほど違います。水温が上がることによって、水が傷みやすくなっています。また水温が高くなってくることで水中の酸素の量も減り酸欠になりやすくなったり、水温やpHの上昇によってアンモニア濃度も上昇しやすくなっています。フラフラとしたり、くるくると突然暴れたり変な泳ぎ方をしている子がいませんか?そういった子たちは高水温も伴うアンモニア中毒などの可能性があります。高水温による病気の発生高水温によって、カラムナリスなどの病原菌が増殖し、また水質悪化によってメダカたちはストレスを感じ病気にかかりやすい状態です。菌や寄生虫に感染することで、ヒレなどをたたみ、やせ細っていきます。過度な高水温に良いところなし高水温に伴う、水の富栄養化・水質悪化、病原菌の増殖、ストレス、過度な高水温良い所は一つもありません。下記の記事にて水換えの重要性についても今一度ご確認ください。夏場のメダカ飼育で一番大切なこと~水換えの重要性~病気になった場合それでも病気になってしまった場合には治療が必要です。病気は放っておくとドンドン進行していきます。特に水温が高いと進行も早くなります。基本的には病気の種類に合わせた薬を使う必要がありますが、多くの方はこの病気の見極めが難しい方が多いようです。そういった場合にはハイブリッド型の薬というのがあります。【PR】※amazonアソシエイトリンクを使用しています動物用医薬品 観賞魚用 グリーンFリキッド 200ml上記の薬は真菌性の病気や細菌性の病気、両方に効くタイプの薬になります。※細菌性の病気に対しての効果は少なめなので、細菌性と分かっている場合はグリーンFゴールドなどの専用のものがおすすめです。
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