メダカの飼い方と繁殖方法|メダカ屋が教える産卵から針子の育て方まで

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  • メダカ飼育方法
    ※各記事は動画でもご覧いただけます↑例えば水換え方法について知りたければyotuubeにて【媛めだか 水換え】※上記のコピーまたは入力し検索することで水換えに関する動画が出てきます。※定期的にヤフオクにて出品中です。当店のメダカが欲しい方はこちらをチェック!季節別のメダカの飼い方メダカの飼い方(春)メダカの屋外飼育において一番楽しい季節ともいえる春。そんな春のメダカ飼育に関する色々な記事をご紹介しています。メダカの飼い方(夏)メダカの屋外飼育においてメダカたちの成長が最も早く稚魚や若魚たちが溢れかえり成長も見て取れる育てる楽しさが満載の季節。それが夏!そんな夏のメダカ飼育に関する色々な記事をご紹介しています。メダカの飼い方(秋)楽しいメダカの屋外シーズンも徐々に終わりを告げ、冬に向けた越冬準備を迎える季節でもある秋。この秋の飼育がメダカたちを越冬させていくうえで、成功のカギとなります。メダカの飼い方(冬)楽しくも慌ただしかったメダカシーズンも終わりを迎え、メダカたちも越冬体制に入る穏やかな季節。冬場のお世話はそれほどすることはありません。ただ、急な寒波に備えたりいざという時の対策は忘れずに!冬に大切な飼育に関する豆知識の記事一覧はこちら。一歩先行くメダカの飼育テクニックメダカの青水飼育|青水での飼い方・育て方メダカの屋外飼育において切っても切れない縁ともいえる水。それが青水です。青水を知らずして屋外飼育は語れません。メダカの飼い方・育て方・産卵方法メダカの屋外飼育は屋外ならではの考え方が満載!色々な飼育方法と水に対する正しい理解や水がどのようにして出来、またどのようにして傷んでいくのか。水質に対する正しい知識を身に着け素敵なメダカライフにお役立てください。メダカの飼い方|飼育・繁殖の参考書現役のメダカ屋「媛めだか」が教えるメダカ飼育のコツが満載!おすすめのメダカ飼育グッズメダカの飼育グッズ紹介メダカ飼育をしていく上で、便利なグッズのご紹介です。容器から餌に網、小物類まで飼育に便利なグッズをご紹介いたします。メダカの病気の色々メダカの病気の治療方法・対策方法など一覧メダカの屋外飼育は上見で見ることが大半のため、またメダカが強く自然治癒することも多いため分かりづらいですが、メダカたちは100%間違いなく必ずと言っていいほど病気になっています。メダカ飼育Q&Aメダカ飼育に関する質問と回答各種SNS,Youtube総勢20万のフォロワー&チャンネル登録者様からいただいたコメントやDMにて多かったご質問を少しずつQ&A形式にて記事にしております。各記事はこちらよりご覧ください。メダカの品種図鑑メダカの品種図鑑|ハウスネーム図鑑ハウスネームも合わせると数多くのメダカが存在しています。ここではメダカの品種をご紹介していきます。
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  • メダカの飼い方 1月から12月までの飼育の流れ
    はじめてのメダカ飼育 季節で巡る一連の流れ※定期的にヤフオクにて出品中です。当店のメダカが欲しい方はこちらをチェック!3月(メダカシーズンの到来)メダカシーズンのスタートともいえる3月。全国的にも温かくなり気温も10℃を超える日が増えてきます。冬季、越冬中だったメダカ達も活性が上がってきて活動も再開されます。日照時間も増え、日差しも徐々に強くなり2月と同じ気温だとしても水温は上がりやすくなります。そろそろ、メダカを起こしていく季節です。越冬明けのメダカの起こし方三寒四温を繰り返しながら、徐々に暖かくなっていきます。最低気温、最高気温がある程度安定してきたら少しずつ、1日1回程度から餌やりを始めたり、また、部分換水なども含めメダカを起こしていきましょう。4月(春のおとずれ)本格的な春の到来!4月初旬はまだ少し肌寒い季節ではありますが、最低気温、最高気温共に上がってきて本来のメダカ達の姿が戻ってくる季節です。温暖な気候・地域では全国的に産卵が始まる季節でもあります。冬季期間中、メダカたちは活性や、代謝も止まったような状態で餌などもあまり必要としていませんでした。これからは産卵に向けて本格的に体力を回復させる季節でもあります。1日2~3回と食べ残しがないよう少ない量を回数多めに与えながら体力を付けてあげてください。5月(産卵の季節)温暖な地域はもちろんのこと、比較的寒い地域においても全国的に産卵が始まる季節です。4月の間は急に寒くなる日があり(三寒四温)、産卵によって卵が取れても、水温が足らず孵化しなかったり、孵化しても、ふ化直後の針子が耐えられないほどの寒暖差になることがあります。ただ、5月に入ると一気に気候が安定してきます。最低気温、最高気温共に産卵を目的としたメダカたちにとって最高の季節の始まりです。交配させたい親を選び、ペア組させたり、新しい品種を購入するのにもおすすめの季節です。是非、繁殖・産卵にもチャレンジされてみてください。6月(梅雨の季節)メダカたちにとっても私たち人にとっても嫌な季節が始まります。そう梅雨の季節です。天気の悪い日も多く、また雨なども伴い、水温の低下、水質変化など起こりやすい季節です。雨が降ったり、急に晴れてきたりと、雨の日と晴れの日が繰り返すため気温差・水温差が激しい季節でもあります。上記のような理由によって水の状態が悪くなると、水温の低下も伴いメダカも調子を崩しやすく健康状態が悪くなりやすい時期です。※病気の発症にも注意が必要な季節。また、連日雨により産卵が止まってしまうことも多くなってきます。親メダカの管理としては水の状態を見つつ健康状態もチェックしつつと、観察が大切になってくる季節です。また6月は4月、5月生まれの稚魚がたちが多い季節でもあるため、針子や稚魚も親個体同様にしっかりと観察することが大切です。雨などによって流されないように注意が必要です。メダカの雨対策場合によっては雨が入らないように軒下に移動させたり雨の日だけ蓋などしながら対策されてみてください。7月(成長の夏)梅雨明けの季節です。梅雨が明けると共に一気に日差しも強くなり気温・水温も上昇していきます。梅雨の間、産卵が止まっていたメダカたちの産卵が再開する季節でもあります。この時期になると水温上昇とともに4~5月生まれの稚魚たちが一気に若魚成魚へと育っていきます。また、梅雨明けのこの時期、日差しに要注意です。今までとは比べ物にならないほど強い太陽光は驚くほどに水温を上昇させます。梅雨が明ける前日までにはスダレや遮光ネットなどを用意しつつ、いつでも遮光対策できるような準備が必要になります。8月(猛暑の季節)一年でもっとも暑い季節です。遮光対策などをしていないと小さな容器では日が差してくると僅か数分、数十分で水温が40℃近くまで上昇します。メダカは一時的であれば40℃近い水温にも耐えてくれます。ただ、一度上がった水温はそう簡単には下がりません。またメダカたちや水質面にもダメージがあります。日中は出来るだけ水温が上がらないような工夫が大切です。この時期は水温が高すぎることや水質悪化なども重なることにより産卵が止まってしまいやすい季節でもあります※遮光対策で涼しく保つことが出来ればこの時期でも止まることなく産卵してくれます。高水温のため、またメダカの活性や代謝も高いため、水の劣化も早い季節です。積極的な水換えで驚くほどの成長を見せてくれる季節でもあります。いつも以上に積極的に水換えしてあげてください。9月(最後の採卵)残暑が厳しい季節です。徐々に涼しくなってきたからといって遮光対策などで油断していると、水温が上がり過ぎてメダカ達が煮えてしまいます。夏同様に日ざしに注意した管理が必要です。産卵に関して言うと、越冬のことも考えるとラストチャンスと言える季節でもあります。この時期の子供であれば冬までにある程度の大きさにまで育ってくれるため屋外での越冬も十分可能です。また、台風が日本に接近しやすい季節でもあります。台風の規模などにもよりますが場合によっては室内に入れたり雨対策が必要です。メダカ容器だけでなく普段使っている産卵床や網、選別用のプラケース、バケツなど色々と飛ばされてしまわないようにご注意ください。台風の場合は蓋などしていても飛ばされていくことがあるため注意が必要です。10月(季節の変わり目)日照時間が減ってきます。気温自体はまだまだ暖かく、5月の気温とさほど変わらない季節です。ただ水温は違ってきます。日照時間が増えいく5月と日照時間が減っていく10月では太陽光による水温の上昇という面で大きく異なります。ほかにも日照時間が減ってくることにより、産卵などが止まってくる個体が増えてきます。中にはまだまだ産卵してくれる子もいますが、産卵したとしても冬に向けて水温が下がっていく季節のため生れてくる稚魚のことも考えると本来は採卵を控えたい季節でもあります。※観賞魚用ヒーターなどで室内管理を予定されている方であれば引き続き採卵をお楽しみください。11月(冬に向けた準備)メダカの様子が少しずつ変わってきます。メダカの活性も下がってきて、徐々に代謝も下がっていきます。餌を食べてくれる間は餌を与えて冬に向けた体力をつけてもらいつつも、餌食いが落ちてくる頃には残り餌などででないように少しずつ餌の量を減らし水質が悪化しないように注意しましょう。また春からずっと同じ容器で飼っていると数か月間の汚れが底の方に汚泥となり蓄積されています。完全な冬を迎える前に一度リセットなどしつつ越冬に向けて水の状態を整えていきたい季節でもあります。12月(冬のはじまり)いよいよ本格的な冬が到来してくる季節です。初旬の頃はまだ比較的温かいですが、寒波は突然訪れます。冬の第一寒波を乗り切ることが出来れば越冬の第一関門はクリアしたといえます。急な冷え込みに対する一番の対策は水量です。容器が大きく、水量が多ければ多いほど水温変化、水質変化も少ないです。越冬に向けて出来る限り大きな容器で越冬させてあげるとより安心です。メダカたちが完全な越冬態勢に入ったら、春までの間しばしメダカたちとはお別れです。1月(本格的な冬)寒さが良い意味で安定してくる季節です。この時期になると、よほど暖冬の冬でなければ餌は与える必要はありません。与えても水温が低いため、メダカたちは活動が停止したような状態のため食べてくれないことが多い季節です。無理に与えると水質悪化や消化不良へとつながります。12月の間にしっかりとした越冬対策ができていれば基本的には何もすることがない季節です。ただ、風などが強く、水の蒸発が早い季節です。蓋などをしていれば、蒸発はある程度防げますが何もしていないと思いもよらないほど水が減っていることがあります。水が減っているところに急な寒波が押し寄せ水中に雪が降り注いだり、水面が凍ってしまったりしやすい季節です。水が蒸発している場合は足し水を忘れないようにご注意ください。2月(三寒四温)もっとも寒い季節であり、また温かくなってくる季節でもあります。寒さと温かさが交互に来る三寒四温を繰り返しながら徐々に暖かくなっていきます。その分、気温差が激しくなりやすい季節でもあります。1月同様に三寒四温や寒暖差に注意しながらメダカも人も春を心待ちにする季節です。最後にいかがだったでしょうか?12ヶ月を通したメダカの屋外飼育でのメダカ飼育の流れざっくりとした流れは掴んでいただけたと思います。その上でもっと細かな部分に関しては一つ一つYOUTUBEにて動画でご紹介しています。「媛めだか」chにてアクアリウムの魅力、メダカ飼育の魅力を広げていってください★それではまた(^^)/
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  • メダカの卵の取り過ぎに注意!少ない方が成長が早い?
    メダカの卵を取り過ぎがメダカたちの成長に与える弊害について卵の取り過ぎによる弊害春から秋にかけてメダカたちは毎日のように驚くほど沢山の卵を産んでくれます。卵を見つけると嬉しくなり、ついつい沢山の卵を採卵してしまいがちです。採卵をはじめ、数週間~1か月もすれば、あっという間に数百匹の針子たちが孵化してくれます。ここで忘れてはいけないのが数百匹の針子たちが何れは全て成魚になるということです。もちろん、これは上手く全ての針子を育てることが出来たらの話になります。では、全ての針子を成魚サイズに育てるにはどうすれば良いでしょうか?成長させていくには大きな容器や沢山の容器が必要となります。こちらの記事も合わせてご覧ください稚魚たちが成長と共に少しずつ減っていく理由小さな容器で過密な状態で飼育しているとメダカは大きく育ってくれません。いずれはその容器に適した数にまで淘汰されていくでしょう。容器には適正な数という物がありメダカの数が容器に対して多すぎると1匹1匹の成長が遅くなります。いずれはサイズ差なども出来てきて、一部のメダカたちは淘汰されていきます。沢山の数の卵を採卵し、沢山の数の針子たちを孵化させたとしても、結局のところ、スペースやお世話にかける時間の問題などもあり、その多くのメダカたちを育てることが出来ていない方が大半です。卵は少ない方が良い?逆に言えば、卵を取りすぎなければ、針子の数も少なくなります。容器に対する生体の数は少ない方が1匹1匹の成長も早くなります。メダカがなかなか成長しない沢山の卵が孵化し沢山の稚魚がいるけれど、なかなか成長しないといった場合、飼育環境(容器の大きさ、数など)や飼育に掛けられる時間(水換えなど)がキャパシティをオーバーしている可能性があります。くれぐれも卵の取り過ぎには注意しましょう。メダカ系にて登録者数日本一のYoutubeチャンネルも運営中。詳しくはyoutubeにて「媛めだか」で検索
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  • メダカの卵は硬い?潰れる卵と潰れない卵
    硬い卵と軟らかい卵|有精卵だから硬いとは限らない?有精卵と無精卵有精卵について有精卵とは卵が受精した状態の卵を言います。産卵の際にオスが卵門が開いている間に精子を振りかけることによって、受精卵、有精卵になります。より詳しくは「メダカの産卵行動と卵の受精から孵化まで」というタイトルのYoutube動画をご覧ください。つぶれない有精卵受精後およそ30分が経過するとメダカの卵は硬くなっていきます。一度受精し硬くなったメダカの卵は仮に指でつまんでつぶそうとしても簡単には潰れません!ただ、例外があります。つぶれる有精卵メダカの有精卵が硬いのは初期段階、最初の数日に限ります。少し画像が粗く見えづらいですがメダカの卵は数日経つと上記のように目が見える卵、発眼卵へと成長します。なぜ軟らかくなるかというと、卵の孵化が近くなってくると孵化酵素腺と呼ばれる部位から酵素が分泌され、卵膜を溶かします。これによって卵は徐々にぶ厚かった卵膜の内層は溶解され薄い外層のみとなります。非常に軟らかい卵へと変化していきます。この場合、硬いと思われている有精卵も簡単につぶれてしまいます。無精卵とは無精卵とは簡単に言えば産卵の際に受精が出来なかった卵たちです。卵は受精することで有精卵となり卵の発生が進みながら硬くなったり、孵化酵素によって軟らかくなったりします。一方で無精卵の場合は、卵の発生が進みません。当然、硬化することもなく、軟らかい状態です。飼育水には一定の雑菌や常在菌でもある水カビなどが含まれているため、下記の画像のようにカビが付着することも多いです。卵のカビ予防卵のカビを予防する方法もあります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。メダカの卵は水道水(塩素)で管理した方が孵化率が高まる?
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  • メダカの針子が死ぬ原因は?稚魚の生存率はどのくらい?
    メダカの針子・稚魚が死んでしまう原因は?死因トップ3の原因と対策針子の死因トップ3媛めだかが独断と偏見で選ぶ針子の死因トップ3第1位 水温4月上旬~5月上旬の春先にご自宅の針子良く落ちていませんでしたか?外気温とメダカたちが棲む水中の水温は異なります。日中は太陽光のお陰もあり30℃近くまで水温も上昇しますが朝方になると10℃近くまで落ちてきます。その差、およそ20℃。ここまでの温度変化は例えば人間でも風邪を引いたり、体調崩しやすくなると思います。変温動物であるメダカ達。特に針子において、この変化は非常に厳しいものとなります。逆に言えば、5月に入り気温が安定してくると途端に卵や針子の管理が容易になってきます。針子が落ちやすい季節は春先だけではありません。春先に卵を管理する際に温度が足らず孵化に至らないことがあるため小さめの容器で管理することがありますが、真夏に春と同様に小さな容器で針子を管理していると、少し日光が当たるだけでも水温は簡単に40℃近くまで上昇します。40℃といえば私たちが入っているお風呂と変わらない温度、もはやお湯です。さすがに生まれたての針子は耐えられず煮えてしまい跡形もなく消滅し落ちてしまいます。対策対策としては春先であれば、夜間、朝方に出来るだけ水温が下がらないようにする。夏場であれば、過度な水温上昇によって針子が煮えないようにすることが大切です。第2位 水質悪化針子の死因で一番多いのが餓死であると十数年前より定説として言われ続けていました。私自身も以前は先人の方々が言うのだから、きっとそうなのだと思っていました。ただ、当養魚場で管理していく上で餓死というのはそれほど多くないように感じます。逆に餓死を気にし過ぎるがあまりに人工飼料、ゾウリムシにPSB,青水など微生物を殖やすためや餌を供給するために、それらを過剰に与え過ぎてしまうことによる水質悪化によって針子たちが落ちていく原因を作っていると感じることがあります。微生物も生きていています。生きている微生物が飽和状態になるとどこかで限界を迎え水が悪くなっていきます。また春先の寒暖差、水温の乱高下によっても水は悪くなります。夏場であれば高水温も重なり、より水が傷みやすくもなります。この辺りは第1位の水温とリンクする部分も非常に多く水温と水質悪化。この二つの繋がりを考えることも大切です。過度なアンモニア濃度の上昇など、水質の悪化は成魚でさえ死んでしまうこともあります。ましてや産まれたての小さな針子にとっては死活問題となります。対策針子の頃は水質悪化に対する耐性が弱いと考え、成魚以上に水質悪化に気を付ける。第3位 餓死or病気針子にはヨークサックと呼ばれる栄養分、卵黄が入った臍嚢(さいのう)があります。このヨークサックのおかげでメダカの針子たちは餌を食べなくても3~5日はヨークサックの栄養分だけで成長し生きられます。孵化後、3~4日以内に針子たちが落ちているようであれば、それは餓死ではなく、別の原因が考えられます。とはいえ、水質も良好で水温も安定しており問題がない場合で、それでも針子たちが落ちていくようであれば餓死の可能性が出てきます。ゾウリムシにPSB,青水、微生物といっても色々と種類がありますが、いずれも通常は日の当たる屋外飼育環境下であれば自然と湧き自然と発生するものです。本来は屋外飼育という環境下で餓死するということ自体が珍しいも言えます。その上で、微生物が上手く発生していない場合には餓死である可能性もあります。針子の場合、病気の判断が難しいため忘れがちですが、針子だって病気になります。これは成魚同様に水質悪化や水温の急変に伴うものであり、忘れがちな部分でもあります。これに関してはまた改めて動画にしたいと思います。対策餓死の疑いがある場合には、過剰な水温にならない程度に日の当たる場所で針子を飼育する。病気の疑いがある場合は死因1位の水温と2位の水質が主な原因のためそれらの対策をする。針子(稚魚)の生存率についてメダカの針子・稚魚の生存率が低いと言われることがありますが、これはここまで記述してきたような事柄があるためです。殖やす品種にもよりますが、適切な水温、適切な水質、適切な給餌、適切な飼育数、それらを踏まえた適切な飼育環境など条件さえ揃えることが出来れば、おおむね90%以上の生存率で成長させることが出来るといえるでしょう。これらの事柄についてはyoutubeでも色々と配信しています。興味がある方はそちらも合わせてご覧ください。「媛めだか 針子」、「媛めだか 稚魚」などでyotuube検索するとご覧いただけます。
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  • 夏になるとメダカの産卵が止まる原因と対策について
    産卵しないメダカたちの産卵を促す方法夏に産卵が止まる理由理由は簡単です。暑いから。高水温になってくると産卵が止まります。ここで誤解して欲しくないのが水温が高いからメダカが産卵行動をとらなくなる。とは限りません。水温が上がってくることによる水質の悪化、水質の悪化や病気の発症によって結果的にメダカ達が産卵行動をとらなくなることや、暑さに弱い昨年生まれの成魚たちの春からの産み疲れというのが正しい認識かなと思います。実際、メダカ達30℃超えるような気温においても若魚たちはバンバン産卵してくれます。ただ、水が悪くなると産卵しなくなります。有精卵(受精卵)が孵化しない理由元々無精卵の場合は致し方ありませんが、有精卵が孵化に至らないケースがあります。これは有精卵、受精卵が高水温によってダメになってしまっているパターンです。例えば、受精卵がまだ発生の段階です。無安定な段階で猛暑日を迎え水温が30℃後半付近にまであがり卵がダメになってしまう。こういったパターンも多い季節です。夏になると無精卵が増えてくるイメージがありますが実際には受精卵がダメになっている場合も多くあります。他にも水が傷み過ぎていて、卵がダメになるパターンもあります。対策方法真夏になり産卵が止まるのも受精卵、有精卵がダメになってしまうのも高水温が原因になります。ではどうすれば良いかというと、出来るだけ涼しい環境で、出来るだけ大きな容器で産卵させてください。真夏の時期の採卵は60ℓタライに1ペア、もしくはトリオを入れて、親抜きこれが最も簡単な対策になります。良かったら参考にしてみてください。こちらの記事のタイトルは「夏にメダカの産卵が止まる原因と無精卵が多い理由」です。Youtubeではより詳しく解説しています。
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  • メダカ容器の置き場所がない時の夏場の産卵と採卵
    メダカが殖え過ぎる繁殖方法|小さな容器で沢山の品種を産卵させる方法限られた飼育スペース多くのメダカ愛好家の方は限られたお庭などのスペースを利用してメダカ飼育を楽しまれていると思います。その中で、出来るだけたくさんの品種を繁殖・産卵させたいと思われるでしょう。各品種だけでなく、それらを掛け合わせることによる品種改良なども含めると繁殖用の容器はいくつあっても足りなくなってきます。この記事では、各品種の採卵や品種改良はもちろんのこと、とりあえず、少しだけでもこのペアで採卵しておきたい!そういった時にもおすすめの方法となります。初夏の採卵春も終わり、初夏が始まると、気温はどんどん上がっていきます。過度な水温の上昇によって小さな容器だとメダカたちは煮えてしまいます。春の間は小さなパンケース容器でも十分に採卵することが出来ていたとしても、夏になると難しくなります。そういった初夏の熱い季節でも小さな容器で採卵させる方法をご紹介します。湯煎式で産卵させる採卵方法は無数にあります。今回はその中の一つをご紹介していきます。それがこちらです。120ℓのタライに100均のメガコンテナやパンケースを浮かべるといったものです。室内など電源が確保できる場所であれば、この状態で観賞魚用ヒーターなどを入れ加温すれば湯煎式の採卵容器になります。今回は屋外のため、外気温や太陽光のみ、無加温になります。この方法であれば、これから夏にかけ水温が上がりやすい季節においても外側の容器の水量が大きいため、中の小さな容器が過度に熱くなり過ぎることはありません。※厳密にいえば、水面付近に浮かべているため遮光などしないと多少の水温差ができます。(パンケース部の方が水温が上がる)セット方法セット方法としては、まずは120ℓなどの大きめのジャンボタライに水を張り、その中に100均などでも購入できる透明または半透明のパンケースなどに産卵床とメダカを1ペア入れセットしていきます。産卵が始まっているペアがいればすぐにでも採卵が可能です。この時、中の容器は透明または半透明がおすすめです。太陽光による熱を集めるような色=黒などは使わないようにしてください。管理方法セット後、数日~長くても1週間程度で上手くいけば沢山の卵が産卵床や容器の底に落ちていきます。ある程度、卵がとれれば、親(ペア)を元の場所に戻します。いわゆる親抜きといった形になります。卵はこのまま孵化させていきます。注意点注意点としては容器が小さく水が悪くなりやすいため新水状態でセット後、数日から長くても1週間程度での採卵に留めてくださいあとは飛び出しにも注意が必要です。ただ、これに関しては飛び出す場合の多くはメスの受け入れ態勢が整っていなかったり相性が合っていない場合に多いためペアを変えられた方が良いかなとも思います。この記事はyoutubeの「媛めだか」chの動画からの一部抜粋となります。実際のセット風景など、もっと細かな部分については動画も合わせてご参照ください。動画youtubeにて「秘儀!小スペースで親抜きする方法」で検索、または「媛めだか 親抜き」で検索するとご覧いただけます。
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  • 秋の繁殖!メダカの屋外飼育で秋に卵が孵化しない理由
    孵化することができない卵を孵化させる方法孵化しない卵たち卵が発眼後、数日も経てば孵化期に入ります。夏にかけて水温が上がってくる春や暖かい夏であれば、ほおっておいても孵化してきます。ただ、秋の場合は孵化できないことがあります。これは孵化のきっかけとなる刺激に理由があります。卵の中のメダカが孵化するにはキッカケが必要です。いくつか理由がありますが、おもに水温や光の刺激です。太陽光が当たることによる光の刺激、また太陽光が当たることによる水温の上昇、もっといえば酸素が減ることも孵化のきっかけになると言われています。他にも新水に入れた刺激で孵化することもあります。孵化する時、メダカ達は卵膜を溶かすために必要な酵素を分泌させメダカ達は勢いよく卵から飛び出てきます。通常、夏に向けて日差しも強くなり気温も上がってくる春や元々日差しも強く水温の高い夏であれば何の問題もなく孵化してくれますが秋は違います。秋の卵気温は下がり気味、日照時間も減り、日差しも優しくなる季節です。いつもの間隔で孵化させようとしていても孵化してくれないことがあります。例えば、夏場であれば大きめの容器に入れておいても強い太陽光と高水温によって孵化してくれます。ただ、秋だと光の刺激も足りず、水温も足りず、孵化までいかないケースが増えてきます。孵化させる方法水温が上がりづらい季節は小さい容器の方が太陽光を利用して水温を上げやすく孵化させやすい一面があります。発眼卵が孵化期に入っているのに中々孵化してくれない!そういった時には光の刺激、水温の上昇、この辺りを意識した容器選び、飼育場所選びをすると孵化させやすくなります。最後にこちらの動画と合わせて見ていただきたい動画として「メダカの産卵行動と卵が受精し孵化するまでの流れ」を解説した動画や「孵化するまで必要な積算温度/適正水温について」「孵化に必要な積算温度/適正水温」「産卵しないメダカを産卵させる方法」「メダカの卵にパンケースを使う方法」などの動画もあります。全部通してみていただけるとより理解が深まるような構成になっています。
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  • メダカの産卵・繁殖に適した餌とは?卵の孵化率向上方法
    メダカの産卵率や孵化率などを意識した卵の育て方についてメダカの産卵産卵が始まると毎日のように卵を産み続けるメダカたち。毎朝のように繰り広げられる産卵行動。卵を毎日生むという行為。これがどれだけエネルギーを消費するかは想像がつくと思います。卵はタンパク質で出来ている卵は非常にタンパク質が豊富です。蛋白質が豊富な卵を毎日生み続けるメダカたちにとって良質のタンパクや脂質は必要不可欠です。栄養が不可欠なのは、メス個体に限った話ではありません。提供:ピクスタ必要な栄養素タンパク質が必要なのはメス個体に限った話ではありません。オスの精子も亜鉛や良質のたんぱく質が大切になってきます。産卵シーズンのメダカ達は常に高蛋白で高脂質な餌を求めています。メダカの餌に高蛋白な餌が多いのには産卵を意識したところがあるといえます。100均などの餌だと小麦主体のものが多く栄養面で不足しがちです。出来る限り飼料メーカーさん、観賞魚メーカーさんが出しているような栄養価が高く吸収率の高い餌を使ってあげてください。卵に含まれる油滴しっかりと栄養を取ったメスたちから生み出される卵。これらのメダカの卵の中には油、油滴(ゆてき)と呼ばれるものがあります。顕微鏡などで拡大して見てみると最初はこの油滴のつぶつぶが沢山見られます。その後、一つにまとまり大きくなっていきます。卵の比重が軽いのもこの油滴によるものだろうと言われています。この油滴が卵の中のメダカの栄養分になっていきます。油滴の成分は主に中性脂肪なので、蛋白だけでなく脂質も大切になってきます。メダカの餌が高蛋白、高脂質である理由が見えてきたかなと思います。金の卵が生まれやすい環境良い卵を産んでくれやすい環境とはどういったものなのか。逆に卵に負担がかかりやすい環境とは?※黄金の卵の作り方太陽光(紫外線)が与える影響産卵シーズンとなる春から夏にかけて太陽光も強くなり高水温になっていきます。水質も悪化しやすくなり、それに伴いメダカ達がストレスを受けやすい状態が続きます。ストレスは産卵率の低下や孵化率の低下にもつながります。過度な高水温によってオスたちの精子も活発さも失われていき、奇形の発生や産卵数にも影響する可能性が出てきます。ここでポイントなのが活性酸素の除去です活性酸素身近なものでいうとオゾンがあります。酸素=O2、オゾンはO3。3つの酸素原子からなる不安定な酸素、これらは活性酸素の一つとされています。オゾンなどの活性酸素は不安定な状態のため他の物質に酸素を与えて自らが安定しようとします。その時に酸化していきます。オゾンなどの活性酸素は紫外線によって生み出されていきます。厳密にいうとややこしいので簡易的にいうと、酸素分子O2が紫外線によって2つの酸素原子(O)になり酸素原子(O)と酸素分子(O2)が結びつくことで活性酸素(O3オゾン)ができるといった感じです。こういった活性酸素は紫外線の多いメダカの産卵シーズンに多くなってきます。紫外線で変化する孵化率例えば、ヒラメの卵において孵化率は紫外線量によって変化することが分かっています。具体例でいうと以下のようなものがあります・ヒラメの受精卵に紫外線を照射すると正常な生殖腺がない不妊化個体が生まれてくる・一定の紫外線量において卵の発生が阻害され、孵化率がほぼ0になる・紫外線の量を孵化出来る量にしたとしても紫外線によるDNAの損傷など半数が奇形になる他にもUV照射量が大きいほど孵化までの死亡率が高くなったというような実験結果も報告されています。こういった紫外線、またそれに伴う活性酸素も当然、メダカの卵へも悪影響も考えられます。油滴の酸化や卵質の低下へとつながる可能性もあります。サケの卵が赤い理由突然ですが、皆さんサケやマスの卵、イクラなどの魚卵が何故赤いのか?ご存じでしょうか?サケは産卵期を迎えると河川を遡上しオスとメスがペアを組み、砂利を尾鰭ではねあげて窪みを作り、産室作りを始めます。その後、そこに卵を産みオスはメスのそばで精子を出し卵と精子が結合して受精卵になります。メスは卵を守るために砂利で蓋をしていきます。産卵を終えたサケたちはやがて死んでしまいます。その死骸が孵化した稚魚たちの餌になります。※産卵で疲れ果てたサケこのようにサケたち非常に浅い浅瀬に卵を産んでいます。砂利で蓋をしているとはいえ、紫外線の影響を非常に受けやすい環境といえます。サケの卵が赤いのには実は秘密があります。この紫外線から卵を守ってくれているのが赤い色素アスタキサンチンです。このカロテノイドの一種であるアスタキサンチンは強い抗酸化作用を持っています。サケたちは産卵のために川に戻るときに筋肉にアスタキサンチンを蓄えて活性酸素を消去し、疲労を防ぎます。産卵の準備が始まるとメスは卵にアスタキサンチンを移すことで、紫外線による卵のDNAの損傷を防いでいます。アスタキサンチンは紫外線によって発生する活性酸素に最も威力を発揮する抗酸化成分とも言われています。サケやマスなどの魚卵が赤いのは紫外線から卵を守っているアスタキサンチンが含まれている為です。青水の魅力ここで出て来るのが青水。「媛めだかといえば青水」2018年にyoutubeを始めた時、当時、らんちゅうなど金魚もやっていたため金魚飼い方をそのままメダカ飼育用に少しアレンジを加えてご紹介していました。当時、古い考え方をお持ちの方たちにメダカは金魚じゃないと酷評されたこともありました。ただ、金魚の世界馬鹿にしてはいけません。金魚屋さん、金魚の世界の人たちはいわば、屋外飼育のスペシャリストです。メダカ業界の人たちのはるか上をいく飼育技術や経験をもっています。この辺りを取り入れたのが媛めだかの青水飼育。屋外飼育、必ずと言っていいほど、日が当たる場所で飼育していると青水になります。否が応でも青水になってしまう時があるのがメダカの屋外飼育です。であれば、青水のメリット・デメリットを知り、青水を上手く利用していこう。これが僕が2018年当初、最初にご提案させていただいた青水飼育になります。青水にも含まれカロチノイド実はこの青水の中にいる植物プランクトンにもアスタキサンチンが含まれています。屋外で青水飼育していると自然と糞が緑色になります。植物プランクトンを吸収しています。食べているのか食べていないのかよく分かりませんが、糞を見る限り、体内に入っているのは分かると思います。自然と青水飼育になる屋外個体が黄色の卵を産むことご存じでしょうか。これ室内飼育をしていると無色透明になりやすいです。屋外だと黄色、室内だと無色透明。ここまで記事をしっかりとご理解していただいた方であれば、もう分かると思います。卵や糞の色はその個体が食べている餌に含まれている成分で変わっていると考えれます。抗酸化成分を含むアスタキサンチンを多く取り入れられる青水飼育のような環境下での卵は抗酸化成分が活性酸素より酸素を奪うことによって活性酸素を除去し、強く孵化率の高い卵になってくれている可能性があります。アスタキサンチンなどの抗酸化成分がサケの卵と同様にメダカの卵にうつってくれ強い卵になっていると考えられます。ただ、青水のままで卵を管理していると青水の質によってはカビなどが生えやすくなるため以前お伝えした卵の管理方法、塩素を含む水道水での卵管理これも併用すると良いかと思います。屋外飼育、青水飼育だと強く黄色い卵になることは分かった。では、室内だったり屋外でクリアウォーターで飼育している場合にどんな餌を与えていれば黄色の卵にすることが出来るのか?そこで出て来るのが産卵を意識したフードです。最近はメダカ業界も良質のフードが増えてきたので特にこれがということはありませんが、ここではあえて今回の話にも最適な商品を一つご紹介させていただきます。メダカの繁殖におすすめの餌<PR広告>ニチドウ めだか膳 メディメダカ繁殖アップフードメディメダカ繁殖アップ※こちらのリンクはAmazonアソシエイトリンクを使用しています。メディメダカ繫殖アップに含まれる有効成分こちらの餌に含まれる成分をご紹介すると、例えば、活性酸素から守ってくれているものにはアスタキサンチン以外にも色々とあります。植物などの場合だと光合成することで酸素を出します。この時に活性酸素が植物を傷つけてしまいます。これを守っているのがポリフェノールです。こちらのフードはアシタバが入っているフードですが餌を与えていると卵黄色くなりやすいです。アシタバに含まれる抗酸化成分であるカルコンが卵を黄色くしてくれていると思われます。サケのアスタキサンチンが卵に移行するように、アシタバのカルコンがメダカの卵に移行し紫外線からも卵を守ってくれるのではないかなと思われます。こちらの餌、アシタバだけでなく亜鉛酵母なども含まれているのでオスの精子も強くなります。他にもストレスに強い抗酸化成分であるトルラ酵母なども含まれています。養殖のフグに与えた場合、ストレスでかみ合いをしやすい養殖のフグのかみあいが少なくなり、ストレスの軽減につながるともいわれているものになります。他にも各種ビタミンやミネラルなど孵化率、受精率の向上につながる成分が多く含まれています。こういった餌を使われても良いかと思います。<PR広告>ニチドウ めだか膳 メディメダカ繁殖アップフードメディメダカ繁殖アップ※こちらのリンクはAmazonアソシエイトリンクを使用しています。もっと詳しく説明したyotuube動画もあります。詳しくはyoutubeにて「媛めだか 強い卵の作り方」で検索※20分にわたって詳しく説明したとても有益な動画になっております。是非合わせてご覧ください。
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  • メダカの繁殖方法|4月よりも5月が簡単な理由
    メダカの卵の管理は4月よりも5月の方が楽な理由について記事は簡易的なものとなっております。この記事のフルバージョンは上記にてYOUTUBEにて検索いただければご覧いただけます。4月に注意したい寒の戻り4月に入ると気温も20℃を超えるような日も増えてきますが、まだ気温が完全に安定していない時期でもあります。4月は突然寒さが戻ってくることから、ふ化率が悪い傾向にあります。またふ化したとしても寒の戻りによる急な寒さによって、生まれて間もない針子が落ちてしまうことも多い季節です。4月の採卵においてもし上手くいっていなくとも焦る必要はありまえん。5月以降になると気候も安定してきて孵化率もあがり、また自然と青水などの微生物が豊富な水も出来やすく針子・稚魚も育てやすくなります。採卵5月からがおすすめ植物を目安にすることのすすめ当店ではご近所さんに桜の木を植えておられる方がいらっしゃいます。この桜の木が満開を迎えたころにちょうどメダカたちの産卵が始まります。こういった植物をみて季節の移り変わり、タイミングを計かるのも一つの目安になります。ふ化に必要な積算温度メダカの卵が孵化するためには積算温度が250℃必要です1日ごとの水温の合計がトータルで約250℃必要ということになります。水温25℃で10日間管理するとトータルの水温が250℃になり卵が孵化します。水温が高ければ早く孵化し、低ければそれだけ孵化までの日数がかかります。当店で一番長ったもので約20日後に孵化した ということがあります。なので、水温が多少低くても孵化自体は可能ですが、その分、途中で上手く育てず孵化できずに死んでしまう卵も増えてきます。おすすめの卵の管理温度メダカの卵は25℃前後、20℃~30℃くらいの間での管理がおすすめです。高水温管理温度が35℃を超えてくると多くの卵が死んでしまったり、奇形なども生まれやすくなります。40度以上になると卵は細胞ごと壊れてしまい孵化することさえできなくなります。低水温逆に低水温の場合、10℃以下では発生が進まず卵が成長することができません。15℃以上あれば卵の非常に緩やかなスピードで成長することはできます。ただ、それ以下になってくると仮に成長出来たとしても成長不足な状態となり孵化することが難しくなります。卵の段階での温度は孵化後のメダカの体形などにも関わってきます。例)ダルマメダカなどそれでも殖やしたい時の4月の卵管理寒の戻り、寒暖差の多い時期でもある4月初旬。こういった季節でも増やしたい場合には出来るだけ水温を上げる必要があります。もちろん、ビニールハウスだったり観賞魚用のヒーターを使えば済む話ではありますが、今回は完全屋外で道具を使わずに水温をあげるには?、といった所でのやり方をご紹介していきます。容器の大きさ大きな容器を使っていると水量が多い分、水温変化は緩やかですが、水温は上がりづらい状態が続きます。水温が上がらないため孵化までの日数も遅く、成長できず孵化率が落ちてくることも多いです。そこでこの時期に採卵する場合は、小さめの容器に卵を入れて孵化させていきます。小さな容器は日中に水温が上がりやすく孵化までの日数を早くすることができます。また、ちょうど孵化する頃には自然と程よい青水になってくれます。ただ、このやり方は夏場には不向きです。季節が夏に近づくにつれ、水温が上がり過ぎることも増えてくるため大きい容器の方が良い場合もあります。メダカ飼育同様に卵の場合も季節に合わせて、色々と工夫されてみてください。より詳しくはyoutubeにて
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