メダカの酸欠に注意|青水と春に酸欠になる理由
メダカが春なのに酸欠になる理由!注意したい濃い青水について当サイトの記事は媛めだかchの動画より一部抜粋した簡易的なものとなっております。この記事のフルバージョンは上記にてYOUTUBEにて検索いただければご覧いただけます。春は水代わりの季節春は水代わりの季節です。自然界でも池や沼などで魚達の大量死が多い季節です。その理由の一つが酸欠によるものです。春になるとポカポカと暖かくなってきます。日照時間も増え、太陽光も次第に強くなってきます。この季節 水の中では富栄養化が進みます。温度が上昇してきたことをきっかけにプランクトンが大量発生します。植物プランクトンの異常発生です。大繁殖した植物プランクトンが飽和状態になると何故酸欠になるのか?日中は植物プランクトンが光合成しておりむしろ酸素は十分すぎるほど豊富にあります。この状態から夕方になり日が沈んでくると光合成が止まり酸素が供給されなくなります。植物プランクトンたちも夜間には呼吸しています。日中は十分すぎるくらいあった水中の酸素が夜間にかけて不足してきて、急な酸欠が起こります。急な酸欠によって植物プランクトンが死滅するとその数時間後には水面や水底(みずそこ)に緑色のふんわりとしたものが溜まってきます。これは植物プランクトンの死骸です。死骸なので当然、腐敗が始まります。時期を同じくして酸欠や腐敗臭、水質悪化を嫌った魚達が夜間に水底から水面に向けて泳ぎ始めます。ただでさえ酸素不足の水中で魚達が一斉に泳ぎだすため、運動量があがり余計に酸素不足になります。池や沼での大量死の原因の一つです。自然界と同じようなことが飼育下でも起こり得ます。もちろん、自然界の大きな池や沼とは違いさな容器のため、若干の違いはありますが、あまりにも濃い青水の場合には注意が必要です。悪いところばかりではない青水青水は残餌や糞から出るアンモニアだったり硝酸、リン酸などを吸収し増殖する働きがあります。青水は魚にとって有毒なアンモニアなどを養分として吸収してくれるメダカの屋外、濾過なし飼育においての天然の濾過フィルターであり日中運動量の多いメダカへ酸素を供給してくれる天然のエアーポンプともいえる存在でもあります。良質なタンパク、ビタミン・ミネラル・脂肪酸なども豊富なためメダカ達の骨格形成や色揚げにも効果があります。水温を温かく保ってくれるメダカの冬場の越冬にも最適な飼育水と言えます。夜間の酸欠対策夜間の酸欠対策としてはエアレーションがあります。エアレーションすることで夜間の酸欠を防ぐことができます。ただ、エアポンプを持っていなかったりコンセントが近くにないとエアレーションできないため難しい方も多いでしょう。そういった場合は青水が濃い状態だと酸欠になりやすくなるため、水換えして薄めてあげるだけで夜間の酸欠を防ぐこともできます。
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