メダカの飼い方と繁殖方法|メダカ屋が教える産卵から針子の育て方まで

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  • メダカの卵は水道水(塩素)で管理した方が孵化率が高まる?
    卵の水カビ対策として水道水(塩素)を使った管理方法で孵化率向上水道水の弊害本来、水道水の塩素というのは魚たちに取って有害です。水道水がもたらす弊害については、こちらの記事をご覧ください。水道水の塩素は危険?アンモニアと塩素の化合物であるクロラミンについて水道水(塩素)のメリット古水(飼育水)の場合主なメリット:孵化後の微生物が豊富主なデメリット:バクテリアだけでなく汚泥などに含まれる雑菌なども多く、水カビなどが発生しやすいため、孵化率が悪い新水(水道水)の場合主なメリット:塩素などを含んだ水道水によって雑菌などが死滅し、卵の孵化率が向上する主なデメリット:孵化直前の卵の場合などは気をつけておかないと針子が塩素にさらされる。また孵化後の微生物は少なめ。カビの抑制につながる塩素とメチレンブルー殺菌効果があるのは何も塩素(水道水)だけではありません。水道水の塩素は紫外線や温度や曝気の有無にもよりますが、通常24時間も経てば抜けていきます。そこで登場するのがメチレンブルーなどの色素材です。主に水カビ病の予防などにも使われる殺菌消毒効果のある魚病薬。これによって卵のカビを抑制し、孵化率を向上させることができます。【PR】ニチドウ メチレンブルー水溶液 200ml
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  • リアルロングフィンに無精卵が多いのは何故?殖やしづらい理由について
    メダカの産卵方法から知るリアルロングフィンに無精卵が多くなりやすい原因と対策当サイトの記事は全てyoutubeにて映像と共に動画でもご覧いただけます。メダカの産卵方法求愛行動の後にオスに抱きかかえられたメスは産卵を始めます。この時にオスは臀鰭の筋、軟条にあるトゲでメスの産卵を促します。この刺激がないとメスは産卵できません。卵が産みださせると、オスはそれに合わせるように精子を振りかけます。オスが尻ビレのトゲでメスに産卵を促し、メスは尾を交差させ頭を下げ体をねじりながら背一杯の力をこめて卵を産みだします。互いにしっかりと卵の出口と精子の出口をぴったりと合わせた状態でオスは器用に背ビレと尻ビレを使いメスを包み込むように抱きかかえ精子を振りかけていきます。オスの尻ビレには泳ぐためだけでなくメスの産卵を促したり、精子が卵にしっかりと届けられるように抱きかかえるという役割があります。卵には卵門と呼ばれる精子の入り口があります。産卵後、約6分間ほど開いていると言われています。この6分前後の間に精子を送り届けないと、受精していなくても卵門は閉じてします。この精子の入り口卵門が開いている間にオスはしっかりと精子を送り届ける必要があります。リアルロングフィンに無精卵が多い理由リアルロングフィンのようなヒレの長い個体については受精率が悪く無精卵が多くなるのも、このヒレを使ったメスを抱くという行為が上手くできづらいためだと考えられます。こういった品種の場合、鰭が伸び切っていない若魚の方が繁殖させやすいです。他にもヒレを切るという方法もありはしますが、傷口からの細菌感染など病気の発症につながるリスクもあるため、これらは賢いやり方とは言えません。光体形も同様ヒカリ体形のようなDa遺伝子を持っているメダカは腹側の遺伝子が背中側にきているため背鰭が尻ビレと同じ形になっています。反転したような状態でそれによって尾びれもひし形になります。このタイプのメダカも無精卵が多い傾向にあります。これもヒレが通常と少し違うためメスを抱きづらい、精子がしっかりと卵に振りかけられづらいためだと考えられます。
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