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メダカの屋外飼育において小さな容器と大きな容器で注意点が異なります。
その一つが遮光対策です。
ここでは、冬場の屋外飼育を例にとり話を進めていきます。
冬場、小さい容器で飼育していると日中の天気が良ければ冬でも水温が20℃を超えてきます。
真冬でも天気が良く日当りが良い場所であれば水量の少ない容器は水温が20℃近くまで上がっていきます。
冬に水温が上がる・・・この状況、良いようで良くないことも多いです。
水温が上がること自体はメダカたちにとっても本来は有難いことではあるものの冬場の場合、寒暖差が問題となります。
真冬の場合、朝方になると外気温が多くの地域において5℃以下になります。
昼間は太陽光のおかげもあり、春先並みの水温になった状態から夜になると一気に水温が下がり冬になる。
日が当たることで水温が上がり植物プランクトンが増殖し、夜になり死滅していく。
この繰り返しのような状況になります。
メダカたちにとっては水温の乱高下によるダメージだけでなく水質面でも水が傷みやすくなります。
冬場でも日中にスダレした方が良いケースがあります。
関連記事・・・メダカの寒波対策|水温変化や水質悪化を抑えるための冬のスダレの活用法
例えば、真冬に明日は春先並みの気温になり、翌日にはまた真冬の気候に戻る。
こうした予報が出ている場合であれば、過剰な水温変化を抑えるために遮光した方が水が傷みづらくなります。
もし水が悪くなってしまった場合は冬場でも水換えしていった方が良いです。
関連記事・・・冬でもメダカの水換えをした方がよい理由|冬場の換水(水替え)について
大きな容器の場合は日中に太陽光があたり日が差したとしても過剰に水温が上がることは少ないです。
そのため、適度に太陽光を当ててあげることで水温を温かく保ってくれます。
発泡スチロール容器はプラスチック製の容器と比べると外気温の影響を受けづらく保温性が高い容器となっています。
保温性が高いため、水温を温かく保ってくれると思いがちですが、実際には違います。
夏場、BBQなどでキンキンに冷えたビールやジュースなどの飲料水を冷たいまま保冷してくれるのも発泡スチロール容器です。
良くも悪くも断熱性があるので水温の変化が緩やかな容器と言えます。
日があまり当たらない場所だと水温を低い状態で保ってしまい普通の容器以上に水温が低くなり水面が氷やすくなります。
発泡スチロールやプラスチック製でも水量が多い容器の場合は出来るだけ日に当ててあげた方が良い場合も多いです。
逆にフタなどをして雨や雪、日をある程度、遮光して水の痛みを抑えるというやり方もあります。
関連記事・・・冬場に雪や冷たい雨がメダカ容器に入る前に注意しておきたいこと(氷の蓋と波板のフタ)