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メダカ好きの方なら一度は感じたことがあるはず。
「同じ種類なのに、どうしてこんなに値段が違うの?」
その理由をひとことで言うと「グレード」や「状態」による違いです。では、わかりやすいように果物の“ミカン”を例にしてお話ししましょう。

市場に並ぶミカンも、同じ品種でありながら値段に差がありますよね。
色つやが良くて甘いものは高く、形が悪く味もいまひとつなら安くなる。

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体のバランス、色の鮮やかさ、模様の整い方。
これに加えて 健康状態や年齢(繁殖できる若さ) も評価に大きく関わります。
例えば繁殖のピークを過ぎた個体は、どれだけ色が美しくても寿命が短くなってしまいます。
逆に、まだ若くて元気いっぱい育ちざかりの個体は、これからの成長や繁殖に期待できる分、価値が高く評価されます。
値段の差は「同じものの中で、より良い部分が評価されているから」です。
メダカの場合は「見た目」だけでなく「健康」「若さ」「生産者の腕前」も影響するのです。
実は同じ品種でも、生産者によって採れる数や仕上がりに差が出ます。
ある人は1ペアから数百匹採れるのに、別の人は数十匹しか育てられない。
この差はつまり「安定した生産技術」と「管理能力」の違いです。
美しい個体を安定してたくさん産み出せる人は、グレードの高い個体も比較的お手頃な価格で出せます。
逆に希少性が高ければ、そのまま価格も高くなります。
よく誤解されがちですが、値段が高いからといって必ず完璧な個体とは限りません。
また、安いからといって「外れ」や「選別漏れ」とも限らないのです。
実際に、「安いけど健康で丈夫な個体」「高いけど思ったより弱い個体」も存在します。
病気を抱えたメダカが高額で取引されてしまうケースもあり、それは業界の残念な一面でもあります。

ときどき「媛めだかさんはブランドがあるから高く売れるんでしょう」と言われるのですが、実際にはそう単純な話ではありません。
グレードや健康状態、見た目の仕上がりに大きな違いがあるからこそ、それが評価や価格に反映されているのです。
流通の仕組みや販売者のこだわりも含めて考えると、価格がバラバラになる理由も見えてきます。
メダカの価値は「見た目」だけでなく、
といった要素を総合的に判断して決まります。
これはまさに、ミカンや寿司、ケーキの値段が「味・見た目・技術・素材」で変わるのと同じ。
ただ高いから良い、安いからダメではなく、その背景を知ることで「本当に自分に合った価値あるメダカ」が見つかるはずです。