せっかくの休みで水換えしようと思っていたのに、お天気が悪い・・・。
そんな時に水換えしても良いケースと良くないケースをご紹介。
結論から言えば、しっかりと塩素が抜けた状態の水で、水温面に問題がなければ天気が悪い日でも水換えしてOKです。
主な理由は2つ
天気が良ければ塩素が抜けていなくても水換え作業中、作業後にに抜けていくことがあります。
ただ、天気が悪い日だとそのまま残留塩素が分解・揮発されることなく残ってしまいます。
メダカは変温動物であり水温=体温です。
水換えをすることで飼育水の水温が下がりやすくなります。
通常、水温というのは水中の微生物の有無や含有量によって変わってきます。
水換えすることで水中の悪玉菌や微生物など菌が減ります。
そのため、富栄養化な状態と比べると低くなります。
例えば、今日は天気が良く暖かいからといって容器を丸洗いし全換水したとします。
もちろん、天気が良く暖かいため水温も高い状態です。
ただ、仮に翌日、また寒くなったとしたら・・・。
飼育水が微生物が豊富な古なれた状態であれば、気温以上に水温は温かく保ってくれますが、全換水をしてしまうと容器の中の微生物は一層され新水状態です。
ここまでの内容をしっかりと理解いただけていれば天気が悪い日の水換えが問題ないことが分かると思います。
水換えは水質悪化を抑えるためのものであり、正しい水換えはメダカ達の命を救う作業です。
塩素が抜けた状態の水で、水温面に問題がなければ天気が悪い日でも水換えしても問題ありません。
水換えを行う日にとって大切なのは天気の良し悪しではなく、水換え当日の気温と水換え翌日以降、数日間の気温です。
どんなに天気が良くても寒い日に水換えしてしまうとメダカは風邪を引いてしまいます。
また丸洗いや大容量の換水によって水質がガラッと変わるような水換えをした場合は、翌日以降の気温も大切になってきます。
この部分にさえ気を付けていれば、天気の悪い曇り空でも、仮に雨の日に水換えしたとしても問題はありません。
補足としては、水換えといっても、様々です。
容器の丸洗い、全換水、部分換水、足し水、と換水量が異なります。
気温によって「水換えのやり方を変える」という柔軟さも大切です。