メダカの屋外飼育における冬場のスダレの友好的な使い方と寒波後の太陽光の使い方について。
その前にまずは水の重さを知る必要があります。
水の比重(密度)は、水温によって変わる性質を持っています。
純水の比重は約4℃が一番重くなります。
寒波が来る前の段階では概ね夜間・朝方の冷え込みも穏やかなため容器の中の水温も外気温に近い数値を示していることが多いです。
寒波がやってくると夜間・朝方に一気に気温が冷え込みます。
寒波前の前日には10℃近くあった容器の中の水温も徐々に下がっていきます。
この時に下がった水温が底の方に溜まってきます。これは水温は約4℃が一番重いためです。
これが寒い日でも水面付近を泳ぐこともあれば、水底付近に集まることもある理由です。
メダカたちは常に自分たちが過ごしやすい場所を求め過ごしています。
真冬になり、寒さが本格化してくる頃(1月中旬~2月上旬)にはこういった環境になることが増えてきます。
仮に継続的な寒波が続いたとしても水深がしっかりと確保できた容器であれば、水底は意外と温かく保ってくれます。
もしこれが水深の浅い容器であった場合、氷の真下でメダカたちは過ごすこととなるため1℃前後の水温にまで下がってきます。
こちらのような水深や水量が確保できる容器であれば、水底は意外と温かいものです。
youtubeでは実際の動画をご覧いただきながらより詳しく解説しています。