容器の色で変わるメダカ容器の水温~熱を吸収する黒容器は夏場に不向き?~

容器の色で変わるメダカ容器の水温~熱を吸収する黒容器は夏場に不向き?~

メダカの屋外飼育において黒色の容器は熱を吸収し高水温を招きます。ここでは具体的な違いについて見ていきましょう。

黒容器は何故高水温になりやすい?メダカ容器の色で変わる水温変化(容器の表面温度)

当サイトの記事は全てyoutubeにて映像と共に動画でもご覧いただけます。

容器の色で変わる表面温度

通常、黒などの濃い容器は熱を吸収するため薄い色合いの容器と比べると容器自体が持つ熱が10℃近く変わってきます。


私たちが普段身につけている着衣同様、容器の色によって太陽光の吸収率が変わってきます。

黒や深緑などの濃い色になるほど太陽の光を吸収し容器の表面温度は上がっていきます。
白や黄色などは、光を反射するため熱を持ちづらくなります。

色別の容器の表面温度の違い

上記のように白や黄色など光を反射させるタイプの色味の方が水温は上がりづらく、逆に濃い青や深緑、黒などは水温が上がりやすい容器といえます。
ただ、同じ色味でも薄い色合いになると一概には言えません。

例えばメダカ容器で言えば、水色タライなどは水温が上がりづらいタイプの色といえます。


容器自体の温度が上がるため、水を温めるヤカンなどと同様に容器中の水温もあがっていきます。
基本的には黒は水温が上がりやすい色といえます。

黒容器でも水温が上がりづらい容器がある?

私たちが普段身に着けているTシャツなどとは違い、メダカの屋外飼育においては色だけが水温をあげる要因ではありません。
太陽光は常に移動しています。

また、それによって水温の上がりやすさが変わってきます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

※各記事は動画でより分かりやすく、より詳しくご覧いただけます。