メダカ容器の水面が凍った時の対処方法!氷は割る?割らない?

メダカ容器の水面が凍った時の対処方法!氷は割る?割らない?

真冬の寒波によってメダカの容器の水面が凍ってしまった時の氷を割らない方がよいケースと割った方がよいケースについて。

メダカ容器の水面が凍った時の氷は割った方が良いケースと割らない方が良いケース

当サイトの記事は全てyoutubeにて映像と共に動画でもご覧いただけます。

水温は3.98℃が一番重い

水は約4度が一番重いため、寒波の日のメダカ容器は底の方が温かい
水面が凍っている時の容器の中の水温

容器は水面が外気と面しているため、水面から冷え凍結し始めます。
水温は約4℃が一番重いため、水面が凍るほど寒い日になると水底が一番温かくなります。

容器の中の水温は水底が温かい場合もあれば水面付近が温かい場合もあります。
これについても分かりやすく記事にしています。

 

水面の氷は割らない方が良い

何もしなければ、水は3.98℃が一番重いので水面に氷が張っていても水底の方は思った以上に温かい水温が保たれています。
水面が凍っているからと安易に水面の氷を割るという行為はアイスコーヒーを作るときに氷を入れマドラーでかき混ぜようなものです。

 

特に寒波が連日続くような場合にはより一層注意が必要です。

寒波通り過ぎていない状態で氷を割ったり取り除いてしまうと氷がなくなったことで、また水面が氷始めます。

 

基本的には水面に氷が張っても氷は割らずに、そっと雪解けを待つことも大切です。

 

水面の氷を割った方が良いケース

例外として水面の氷を割った方が良いケースもあります。

例えば、水深が浅い容器の場合、連日寒波が続くことで水面の氷の厚みが日に日に増していった場合、そのまま容器の中の水すべてがメダカごと凍り付くことがあります。

またメダカごと凍り付かなくとも水中のスペースがなくなり泳ぐスペースがなくなってくると水底の温かい水も氷の厚みが増すとともに冷やされ水温が1℃を下回りメダカたちが死ぬリスクが高まります。


※画像はYoutube動画「世界一わかりやすい!水面が凍った時の対処方法@媛めだか」より

 

他にも寒波が通り過ぎ水面が溶け始めるくらい外気温が温かくなってくれば氷を割り取り除いても問題ありません。

ただ、この際にも水中を出来るだけ撹拌しないように注意しましょう。
あまり乱暴にやるとメダカたちは体表が血走りストレスになります。

寒波が来る前の足し水の大切さや寒波後に氷を取り除いた後に水の量が減った場合の足し水をする際の注意点については、下記の記事をご覧ください。

※各記事は動画でより分かりやすく、より詳しくご覧いただけます。