
屋外飼育において産卵が始まる春先が一番、針子たちを育てるのが難しい季節といえます。
4月中は気温が安定しておらず、寒暖差などによって水温が足らず卵が孵化しなかったり、孵化しても針子・稚魚が育たないためです。
5月を過ぎ気温が安定してくると一気に育てやすくなります。
※一部の微生物においては25℃を超えるあたりから増殖スピードが数倍以上になります。
多くの愛好家の方は針子たちの餌である微生物を増やそうとPSBなどを添加したりしながら針子たちの餌を工面されている方も多いようです。
ただ、例えば低水温の場所にやみくもに添加し殖やそうとしても微生物達は殖えません。
メダカの針子たちにとって大切な餌としての微生物=これを増やそうとする上で大切なことの一つが水温です。
水温が高ければ特に何もしなくとも微生物たちは自然と湧いていきます。
太陽光が当たらないと微生物が増殖しないと思っている方も多いようですが、必ずしも太陽光が必要とも限りません。
例えばゾウリムシを単体で培養する際には光がなくても増殖していきます。

微生物たちの増殖スピードは水温に左右されます。
水温20℃と25℃では増殖するスピードが数倍変わってきます。
メダカの針子にとっても20℃以下の水温は低すぎて成長できません。
針子や稚魚たちの健全な成長には25℃以上の水温が欲しいところです。
例えば、冬場の室内加温飼育においても水温25℃以上をキープすることが出来れば、微生物も自然と湧いてきます。
微生物を殖やそうと意識よりも水温面が大切な理由の一つです。

高水温をキープすることが出来れば、針子・稚魚たちにとって大切な微生物は自然と湧いてきます。
屋外であれば太陽光を上手く使い水温を上手くコントロールしていくイメージです。
ただ、寒暖差の多い季節によっては針子を育てることは困難です。
一方で室内飼育においては観賞魚用のヒーターなどを使えば簡単に水温をコントロールすることができます。
これが室内飼育のやりやすさ、魅力の一つでもあります。
針子を育てる時は餌ばかりに気を取られず水温も意識してみてね★
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