メダカの屋外飼育における冬場のスダレの友好的な使い方と寒波後の太陽光の使い方について。
市販されている水草の多くは外産のものも多く、低水温に弱いものが多いです。
元々、日本に自生しているタイプの水草であれば低水温にも強いです。
水草といっても多種多様です。
水上葉や浮草などになってくると水面の凍結や早朝の霜などによってその多くは枯れてしまいます。(完全に腐り枯れてしまわなければ春先にまた新芽がでてくることも)
特にメダカの屋外飼育で用いられる小さな容器の場合、水面が凍結することも多いため、水草を冬越しさせる場合はある程度の水深と水量が必要となります。
メダカたちが越冬できているような容器であれば、ある程度の水温があるため、低水温に強いタイプの水草であれば冬越しも可能です。
市販されている水草が越冬可能かどうかを知りたければ、原産地を調べ、現地の気温などを元に考えると目安になります。
ただ、ホテイソウのように元々は南アメリカの温暖湿潤気候で自生しているようなタイプにおいても世界各地で侵略的外来種として繁殖し、冬を越すタイプのものもあります。この辺りは水草自体の丈夫さで変わってきます。
メダカの飼育容器は水量が池や川ほど多くはないので年に数回は水面が凍ってくることもあり、氷が張ってしまう程の水温になってくると多くの水草は枯れてしまいます。
植物の腐敗は水の劣化=水質悪化の原因にもなります。
もし微生物などを沸かせたいなど、そういった目的で入れたいのであれば、アンブレラリーフ(マジックリーフ)のようなものを入れても良いでしょう
pHがタンニンなどの働きによって下がりやすいため入れすぎには注意が必要です。