初心者の方ほどメダカ飼育において水を換えない方がよいと思っている方が多いです。水替えによってメダカが死ぬというのは言い換えれば正しい換水の仕方を知らないといえます。
飼育下では群れをなし泳ぐ姿を見かけることは少ないです。
これは外敵・天敵が少なく、また改良メダカたちにおいては天敵に関する危険が薄れていると言えるでしょう。
※飼育下でも購入直後で環境に慣れていなかったり人慣れしていない場合は群れで行動する
自然界でのメダカたちは川の流れに逆らい群れをなし泳いでいます。
飼育下で餌を求めて群れて近寄ってくるのとは少し違った一面を見ることが出来ます。
沢山のメダカ達が狭い容器で泳いでいてもメダカ同士がぶつからないのには理由があります。
一般的に魚には側線というものがあります。
また、側線上に側線鱗というものがあり、側線、側線鱗にはピット、孔が開いているものがあります。
神経から伸びる粘液管が多数開口しており、側線鱗の孔の数は魚種によって異なります。
これらを通じて魚達は水中で伝わる外部刺激=例えば、水流、水の流れ、水温、塩分濃度、他の魚や壁・将棋物との距離感を感じ取り、ぶつからずにすみます。
メダカたちオリジアス属の場合、一説によると側線はあっても側線鱗は存在しておらずピット器官、小さな孔器(こうき)が体表全体にあり特に頭部に大きな孔器が存在していると言われています。
ピット器官というと爬虫類がもつ特殊な感覚器官としても知られています。
メダカなどのオリジアス属には側線鱗の代わりにピット器官・孔器が体表前面に見られ特に頭部に大きめの孔器があり、それによって水中の危険物、障害物や他の魚と当たることなく互いに距離感を感じ取りながら泳いでいると言われています。
※側線器が発達している魚ほど孔器がよく発達しているとも言われているため、そういった意味合いでいえばメダカは鈍い魚と言えるのかもしれません。