メダカの飼い方と繁殖方法|メダカ屋が教える産卵から針子の育て方まで

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  • 越冬明けのメダカの起こし方|春の最初の水換えの大切さ
    越冬から目覚めたメダカを起こすための春の水換え方法について今回は、以前YouTubeでもご紹介させていただいた「メダカの起こし方」について、改めて詳しく解説していこうと思います。当サイトの記事は全てyoutubeにて映像と共に動画でもご覧いただけます。【PR】※記事内にアフィリエイト広告が含まれていますメダカの起こすとは?冬の間、メダカたちは代謝や活性が下がり、冬眠に近い状態でじっと過ごしています。 そんなメダカたちが無事に冬を越し、春を迎えて最初に行う本格的な水換え。 これを僕は「メダカを起こす」と呼んでいます。では、なぜこの作業が必要なのか、どのタイミングで行うべきなのか。少し専門的な話も交えながら紐解いていきます。メダカを起こす理由「冬の間は水換えをしなくて良かったのに、なぜ春になると急いで水換え(起こす作業)が必要なの?」 そう思う方もいるかもしれません。 これには、水温上昇に伴う「水質の急変」が深く関係しています。水温と汚れの関係冬の間、水温が5℃〜10℃以下の環境では、水質は悪化しづらい状態でした。 しかし、春が近づき水温が15℃を超えてくると、メダカたちの活性や代謝が上がり始めます。 すると、冬の間に容器の底に蓄積された老廃物や汚れが、水温の上昇とともに一気に腐敗し、水質を悪化させ始めます。恐怖の「アンモニア濃度」急上昇特に注意したいのが、メダカにとって猛毒である「アンモニア」の発生です。 これには「水温」や「pH」が大きく関係しています。冬の状態: 低水温・低活性で安全。春の変化: 日差しが強くなると、植物プランクトンなどの微生物が活発化し、光合成によってpHの値が上昇します。実は、pHが7(中性)以下の低い値であれば、無害な「アンモニウム(NH4)」として存在していた物質が、pHが7.0以上に上がることによって、有毒な「アンモニア(NH3)」へと姿を変えてしまいます。つまり、春の水温上昇とpH上昇がキッカケとなり、「昨日まで無害だった水が、今日突然毒の沼に変わる」という現象が起こり得ます。 このトリガーが引かれる前に、冬の汚れを一掃する(=メダカを起こす)ことが非常に重要になってきます。無害なアンモニアも有毒なアンモニアに変化します。どちらもないに越したことはありません。冬の間に底に蓄積された、老廃物や排泄物など除去しながら水換えすることが大切です。またそのための水換えのタイミングも大切になってきます。メダカを起こしていくタイミング「起こす」タイミングはいつが良い?こればかりは、「〇月〇日です!」と一概には言えません。 同じ日本でも沖縄と北海道では気候が全く違いますし、同じ県内でも平地と山間部では状況が異なるからです。あくまで目安ですが、それぞれの地域の気候に合わせ、遅くても3月上旬から4月上旬くらいまでには起こしてあげた方が良いケースが大半かと思います。当養魚場の場合参考までに、愛媛県松山市にある当養魚場では、毎年2月中(中旬〜下旬)に起こしています。 「早すぎるのでは?」と言われることもありますが、正しい起こし方とタイミングさえ見誤らなければ、2月に起こしても全く問題ありません。 ※あくまで僕の飼育環境や経験則に基づく一例ですので、ご自身の環境に合わせて調整してくださいね。春の水換え!起こす上での注意点越冬明けのメダカは、長い冬を耐え抜いたことで体力や免疫力が落ちています。 うかつに扱えば、春を目前にして落ちてしまう(死んでしまう)ことも少なくありません。冬の間、足し水程度で維持してきた飼育水は、見た目の汚れだけでなく、目に見えない有害物質も蓄積されています。 これをどうリセットするか、主に2つの方法があります。一気にキレイにする(8〜9割換水)汚れた水を極力捨て、ほぼ新水に入れ替える方法です。メリット: 有害物質や汚れを一掃できる。デメリット: 環境が激変するため、体力の落ちたメダカへの負担が大きい。徐々に慣らす(部分換水)1/5、1/4、1/3……と、日を追って少しずつ換水量を増やしていく方法です。(推奨!)メリット: 水質変化が緩やかなので、メダカへの負担が少ない。デメリット: 古い水(汚れ)が長く残るため、水質改善に時間がかかる。どちらも一長一短です。メダカの状態や外気温を見極めながら選択する必要があります。実際の作業は動画でチェック!文章だけでは伝えきれない細かなニュアンスや、実際の作業工程(メダカの扱い方など)については、過去にYouTube動画で詳しくご紹介しています。 映像で見ていただくのが一番分かりやすいかと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。YouTube検索ワード 👉 「媛めだか メダカの起こし方」春はもうすぐそこです。 しっかりと準備をして、元気なメダカたちと新しいシーズンを迎えましょう!【PR】季節の変わり目の水質対策に!GEXメダカ元気バクテリアウォーターメダカの活性が上がってくると、水の汚れも一気に加速します。 いずれ水質は安定してきますが、一時的にバクテリアや微生物の発生が追いつかないことも。 そんな不安定になりがちな冬から春への季節の変わり目には、こういったバクテリア剤でサポートしてあげるのがおすすめです。
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  • メダカの屋外飼育で越冬前にリセットする理由~容器の丸洗いで変わる水~
    冬前にリセットする理由~秋のメダカの冬越し準備~冬越し準備でリセットする理由①ヤゴ対策春から秋にかけてトンボが沢山卵を産んでいます。一度も丸洗いなどでリセットしていない容器の場合、秋を迎える頃には沢山のヤゴが大量発生していることがあります。仮に網などを張って対策していたとしても、トンボは打空産卵するような種類もいるため少しの隙間でも産み落とします。ヤゴたちも冬場は水底で暮らしているため、冬越し中のメダカたちは格好の餌となってしまいます。それらのヤゴを一網打尽に駆除できるのも秋の容器の丸洗い(リセット)になります。②蓄積された汚泥の除去リセット(丸洗い)などせず飼育していると春から秋にかけての汚れが容器の底に蓄積されています。冬になると水換えなどしづらい状況になるため、そのままでは春まで水が持たないことがあります。完全な冬を迎える前に冬前にリセットなどしつつ水を作っていく必要があります。③微生物の耐性もう一つが季節による微生物の耐性です。例えば、夏場に湧く微生物たちは高水温に強い耐性を持っています。こうした微生物たちは季節の変わり目の朝晩の冷え込みに弱く水温が下がったところで死んでしまうことも多いです。夏場の微生物は低水温に弱い傾向にあります。逆に寒暖差が厳しくなってくる秋口に発生した微生物たちは寒さ、寒暖差にも強い傾向があります。冬に向けて秋の間に冬の低水温にも強い、冬を越せる水づくりをしていくことが大切になってきます。水を知ることの大切さ他にも、水というのはそれぞれ、特徴があります。必ずしも青水でないといけない、クリアじゃないといけないということはありません。青水ならこうしていく、クリアならこうする、濾過を付けるなら、ソイルいれるなら。それぞれ、何を目的としてやっているのかを考えながらやっていく必要があります。青水で越冬させようとしているのにソイルを入れる、これだとあべこべ過ぎて何がやりたいの変わらない状態になります。ソイルを入れると青水になりづらくなるので、ソイルのを入れるのであれば青水とは違う微生物を意識して飼育していく必要があります。クリアウォーターで主体となる微生物と、青水で主体となる微生物は違います。フライパンとメダカまた容器の素材や色でも水の出来は変わってきます。先日の動画で新しい容器と使い古して古くなってきた容器で水の出来方が変わってくるという話をしましたが、卵焼きを焼く時のフライパンのようなものです。買ってきて間もない、フッ素コーティングテフロン加工されたような少しお高めのフライパンであれば、油を殆どしかなくても焦げ付きません。かといって、使い続けていくと加工が剥がれてきて焦げ付きやすくなったり、逆に鉄板のような素材のフライパンなんかだと初めは焦げ付き易かったものが使い込めば使い込むほど油が染み込んで使いやすい、フライパンになってくることもあります。容器も同じです。素材や色、経年劣化でそれぞれ、水の出来方が変わってきます。その容器に合わせた作りやすい水というのがあります。クリアウォーターに拘り過ぎずまた青水にも拘り過ぎず今その場所その容器で作りやすいメダカ達にとっての最適な越冬に向けての飼育水作りしていってください。
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  • メダカの冬越し準備での餌切り(餌止め)のタイミング|水質悪化と消化不良
    メダカの餌を切るタイミングと切る上で大切なこと冬になるとメダカたちは餌を食べなくなる?餌を切るタイミングで一番大切なことって何?メダカの屋外飼育において大切な餌を切るタイミング餌を切る時期の目安水温が10℃を下回る頃を目安に。温暖地は12月以降、寒冷地は少し早めに。数字だけでなく、メダカの様子を見て総合的に判断することが大切。冬に餌を切る理由消化器系などの働きの低下に伴う消化不良の問題不必要な水質悪化を抑えるためメダカの消化不良についてメダカは胃がない魚=無胃魚です。無胃魚は有胃魚に比べて、比較的小さな餌を主食としています。肉食魚のように消化に必要な器官なども少なく食道から直接腸につながっています。同じ無胃魚として有名なところでいうとサンマも無胃魚です。サンマは30分〜数時間もすれば消化や排せつが始まり、およそ半日もすれば1回分の食事の消化・排せつはほぼ完了すると考えられています。そのため調理の際にもサンマは内臓を取る必要もなく、内臓事まるごと焼いて食べられるという方も多いと思います。なぜ水温が下がると消化不良になるのか?鍵は「消化酵素の活性」にあります。メダカの体内で餌を分解する「消化酵素」は、タンパク質でできています。この酵素が最も活発に働く(=餌をしっかり消化する)ためには適切な温度が必要です。一般的に、魚類の消化酵素は水温が10℃を下回ると、その働き(活性)が極端に低下します。つまり、「お腹に入ったけれど、分解されずにただ入っているだけ」の状態になり、体温の低下とともに腸の蠕動(ぜんどう)運動も弱まるため、未消化の餌が体内で腐敗し、転覆病などの病気や様々な弊害をもたらします。メダカもサンマと同じ無胃魚日中の暖かい時間帯である程度水温もある時間帯に与える餌であれば、そうそう消化不良になるということはない。メダカたちが水面付近に上がってきて餌をねだる素振りをする場合、水温は低いといってもおおむね10℃前半から15℃近い水温であることが多い。このくらいの水温であれば、まだ緩やかながら代謝も止まることなく、そもそもメダカたちが餌をねだり食べるような環境下においては問題なく消化吸収されると思ってもよい。食べる間の餌やりポイント10〜20℃の時期(11月中)はまだ普通に食べる。高タンパク・高脂肪の餌は控える。消化負担の少ない低温期用フードに切り替えるのがおすすめ。遅すぎる餌切りによる水質の悪化餌を与えるということは、その餌をメダカたちが食べるにしろ食べないにしろ水質は徐々に悪化していきます。排泄物だけでなく、食べ残しが多くなってくると餌は次第に沈殿し容器の底の方で腐敗していきます。メダカたちが餌を食べてくれないのにも関わらず継続的に餌を与え続けるのはリスクでしかありません。見落としがちな「ろ過バクテリア」の休眠水質悪化のもう一つの大きな要因は、水をきれいにしてくれる微生物(硝化細菌)の活動低下です。メダカの活性が下がるのと同じように、アンモニアなどを無害化してくれるバクテリアたちも、水温低下とともに活動をほぼ停止します。冬場に「少しだけなら大丈夫だろう」と与えた餌の食べ残しや排泄物は、夏場のように分解されることなく、ダイレクトに水質を悪化させる毒素として蓄積されます。「メダカが食べない」リスクに加え、「水が浄化されない」リスクのダブルパンチになることを知っておく必要があります。餌を切るタイミング餌を切るタイミングが分からないという方へもっとも簡単なタイミングをご紹介します。メダカたちが動いている(活動)間はエネルギー消費しています。と同時にエネルギーを必要としています。・メダカたちが水面付近を泳いでいたり、餌を与えると水面付近に上がってきて食べている。この場合はまだ切らなくて問題ありません。逆に言えば・メダカ達が底の方で暖をとるように縮こまってくると餌を与えても、上がって来ず餌を食べなくなってきます。餌を食べないのに餌を与えると残り餌は腐敗し、水質が悪化しメダカ達にとって水質面が良くない環境になってしまいます。仮に餌が残ってしまった場合は残り餌は除去してあげてください。(餌切りのタイミングともいえます)冬と代謝・肝臓の関係水温が下がると代謝・消化能力も低下。短い日照によって脂質代謝が変化し、肝臓に脂肪が蓄積する。これは冬のエネルギーを蓄える自然な生理的反応。水温が高くても餌を食べなくなるのはなぜ?「今日は暖かいのに餌を食べない」という現象には、「光周性(こうしゅうせい)」が関係しています。メダカは変温動物なので水温の影響を強く受けますが、それと同時に「日照時間の長さ」で季節を感じ取っています。秋から冬にかけて日が短くなると、脳内のホルモンバランスが変化し、たとえ小春日和で一時的に水温が上がっても、体は「冬モード(代謝抑制モード)」へ移行し始めています。水温計の数字だけでなく、季節のリズム(日長)も判断材料にすることが大切です。したがって、寒波前までに餌を与えて脂肪を蓄積させておくことで、冬の生命維持力が高まります。関連記事・・・冬のメダカ飼育と脂肪代謝|肝臓脂肪が支える越冬戦略餌を食べなくなるタイミングは色々容器の置き場所、色、種類によって水温などの飼育環境が大きく変わってきます。それらも含め餌を食べなくなるタイミングは色々です。それ以外にも比較的小さな幼魚や成魚に近いサイズになってきた若魚と完全に成魚になった状態とでも全く変わってきます。若魚のように若いメダカたちは活動も活発でガツガツとしており餌をよく欲します。逆にXXLサイズの成魚になってくると非常にゆったりと泳ぎ、サイズとは裏腹に人間同様、老化と共に食も細くなっていきます。魚は水温や環境に応じて呼吸数、代謝、また魚の月齢などそれらに伴うエネルギー消費が冬に向けて最小限に抑えられていきます。若魚たちが餌を食べているからといって他の容器の成魚や老魚たちも同じように餌を食べてくれるとは限りません。一番大切なのは水質を悪化させないことです。越冬中、餌を食べていないと心配になると思います。餌を食べなくなり餌を切ったはずのメダカ達につい出来心的に餌を与えてしまい、水質が悪化する。仮に餌を食べたとしてもそれこそ消化不良の原因になります。これが一番ダメなパターンです。餌を切った後の注意点一度餌を止めたら春まで与えない。再開時は消化器官への負担が大きいため、段階的に調整。環境づくりが越冬成功の鍵十分な水量と少ない飼育密度を確保する。例:60ℓタライに成魚20匹以下が理想。自然発生する微生物で栄養は十分。人工的に足す必要なし。水量の豊かさ=水質安定=ストレス減=高い生存率。まとめ食べる間は与えてOK、食べなくなったら即餌止め。餌切りは水温10℃が目安(愛媛では12月ごろ)。餌切り後は春まで一切与えない。冬前に内臓に優しい餌で脂肪を蓄えさせる。1匹あたりの面積・水量を確保してストレスを減らす。地域によって、また季節、その年年の気候、天候によって変わってくるメダカの屋外飼育。これが何よりメダカ飼育の醍醐味で楽しい部分だと思います。気候で変わる飼育場所ということもあり飼育方法の具体例というよりは水に対する考え方や天気によって変わる考え方の部分。この部分を大切にして欲しいと思い日々動画配信しています。ものすごく寒い冬もあれば、とても暖かい暖冬の冬もあります。その年その年で切るタイミングというのは違います。これはメダカの屋外飼育全ての事柄においていえることです。言葉として覚えるのではなく、もっと根本的な部分=考え方の部分をしっかりと身に着けていけば、どんな飼育環境にも順応して臨機応変な対応が出来るようになります。【PR】※amazonアソシエイトリンクを使用しています消化不良等を意識した秋から冬にかけての低水温下にも最適なメンテナンスフードメダカの舞 メンテナンス
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  • 冬でもメダカの水換えをした方がよい理由|冬場の換水(水替え)について
    冬に水換え(水替え)をした方がよいタイミングについて|三寒四温による水質の悪化「冬に水換えするなんて非常識だ!」「冬に水換えしたら死んでしまうよ!」これらは間違いです。冬と夏で違うこと夏夏場はメダカたちの活動も活発でまた水温も高いため水の痛みも早くなります。水温が高い状態で活動が活発になるのは何もメダカたちだけではありません。微生物の増殖も活発になり、良い意味でも悪い意味でも水の出来が早い季節です。冬一方で冬場は水温がずっと低い状態に保たれているため水の痛みは最小限に抑えられます。メダカたちの活動も止まり、水が汚れる要素がほとんどない状態です。ずっと寒い日が続いている間は水が劣化するということが少なくなりますこの場合は下手に水換えなどせず、春を待つと良いでしょう。【専門的な補足:10℃の壁】メダカは変温動物です。水温が下がると体温も下がり、食べた餌を消化吸収するための「消化酵素」の働きが極端に低下します。一般的に水温が10℃を下回ると、消化機能はほぼ停止状態になります。この状態で無理に餌を与えた続けると、彼らの寿命を縮めることになります。冬に水換えが必要となるケース逆に言えば、水温が上がってくるようなことがあれば、冬場でも水換えが必要になります。三寒四温と冷蔵庫のお茶水をお茶だと思ってください。沸かしたお茶を一度冷まして冷蔵庫にいれます。しばらくは飲めると思います。ただ、一度常温に戻して温めてしまうと、すえたような味、酸っぱいような臭いになってくると思います。じゃあ、それをまた冷蔵庫に戻したら元に戻るかというと戻りません。飼育水の場合、バクテリアなどもいるためその部分で、水を綺麗に戻してくれる場合もありますが冬はバクテリアの活動だって低下しています。バクテリアにとっても水温の乱高下は厳しい環境です。濾過あり、雨や雪などの天候による水質変化がない室内飼育の考え方とは少し違います。池くらいの大きさがあり、水温が安定していればいいですが、大きなタライだったとしても、実際屋外のような気温変化が激しい場所においては小さな容器です。冬場の普段の日が冷蔵庫で冷やされた状態の新鮮なお茶だとすれば、突如訪れる温かい日はそのお茶を冷蔵庫から常温に戻すようなイメージです。なぜ温まると急に水が悪くなるのか?水温が上がると、糞や残り餌等を分解して「アンモニア(毒)」を出す菌(有機栄養細菌)はすぐに活発化します。一方で、その毒を無害化してくれる「濾過バクテリア(硝化菌)」は、活動を再開するのに時間がかかります。つまり、「汚れを出すスピード」に「水を綺麗にするスピード」が追いつかず、一時的に水槽内が毒の海になってしまうのです。これが、冬の暖かい日に水換えが必要になる理由の一つです。一度冷蔵庫からだされ温められ劣化したお茶は冷蔵庫に戻したとしても新鮮になることはありません。お茶が腐る前に=飼育水が腐る前に、水換えしてあげる必要があります。全換水がダメな理由であれば、全部キレイな水にしてあげたらよいのでは?と思われると思います。ただ、ここで注意が必要なのが新水は飼育水と比べると微生物がいない分、水温が下がりやすいです。この時期のメダカ達にとっては水温が下がりやすい水というのはストレスになります。全換水すると微生物が過剰に減りすぎて、病気が出やすい、不安定な水になってしまいます。厳密にいえば少し違いますが沢山人がいて人の熱気で温まった部屋が飼育水だとすれば人が一人もいない冷え切った部屋が新水だと思ってください。ちなみにこれらは青水に限らず、クリアウォーターでも同様です。水がクリアだから微生物も何もいない訳ではありません。透明なクリアウォーターにも沢山の青水とは違う微生物が存在しています。【水質ショックのリスク】人間からすれば同じ透明な水に見えますが、メダカにとっては水質が劇的に変わる状態となります。特に冬場の体力が落ちている時期に、急に水質環境が激変すると、そのショックだけで致命傷になりかねません。「汚れているから全部変える」のではなく、「水質を急変させない」ことが冬越しの鉄則です。見た目だけで水質の良し悪しを一概に測れないのと同様です。冬場でも必要に応じた水換えが必要となるケースがあります。また冬に水換えしたらメダカが死んでしまったという方もいるかと思います。これに関しては下記の記事をご覧ください。メダカ飼育Q&A「水換えしたら死んでしまいました。水替えしない方がよかったのでしょうか?」
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  • メダカ飼育における冬場の足し水と水槽チェック
    冬の足し水の大切さと欠かせない水槽チェック水槽チェックとは熱帯魚屋さん、ペットショップなどで朝一番にする作業があります。それが、水槽チェックです。落ちている個体のチェック、死骸のチェックです。この作業とても大切な作業です。魚が死ぬことを落ちると言いますがもし、メダカが落ちていた場合は取り除いてあげてください。死んでいる個体をそのままにしておくと、当然、腐敗して、水が汚れていきます。この時、もし水面に氷などが張っているような状態であれば無理に割ったりはせず、雪解けしてからで大丈夫です。冬場は水温が低いため、夏場ほど腐敗するスピードが早くはないのでそこまで焦る必要はありません。足し水の必要性と目的冬場は気圧などの影響もあり風が強くなりやすいです。風が強いため、水面が氷やすくなったり、蓋などをしていないと水の蒸発も早くなります。そのままだと、どんどん水位も下がっていきます。水位が下がるということは、水の水量も減っていっている状態です。水の量は多ければ多いほど、水の汚れも軽減され、また水温も安定しやすいです。水位が減ってきた場合には水を足してあげ元の水位まで戻してあげることが大切です。足し水する上で注意したいことまず、水の足し方ですが、暖かい季節であれば一気にドバっといれても問題ありません。ただ、冬場は例外です。越冬態勢に入ったメダカ達のことを考え出来るだけゆっくりと足し水してあげてください。まず、足し水の水温について足す側の新しい水を、今現在メダカたちがいる飼育水の水温に合わせてあげる必要があります。飼育水が仮に10℃であれば足し水の水温も10℃にしてあげてください。とはいえ、まったく一緒にするというのは難しいこともあります。そこで、多少温かいくらいでも問題ありません。1~2,2~3℃くらいは高くても問題ありません。一番ダメなのは飼育水が10℃なのに足し水が5℃とかだと水温が下がってしまうのでもちろんよくありません。足し水側の水温が飼育水と同じ水温であれば時間帯は午前、午後いつでも足し水してあげて大丈夫です。他にももっと細かく言えば注意点がいくつもあります。詳しくはYoutubeにて。
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  • メダカの稚魚の冬越しは可能なのか?針子の越冬について
    どのくらいの大きさ・サイズがあればメダカの稚魚の冬越しは可能なの?1㎝でも越冬できる?条件が整えば、稚魚でも越冬は可能です。生存率を高めるためには、体長1.5cm以上に育ててから越冬させるのが理想です。状況に応じて室内でヒーター管理を行えば、成長を止めることなく安全に冬を乗り越えられます。当サイトの記事は全てyoutubeにて映像と共に動画でもご覧いただけます。【PR】※記事内にアフィリエイト広告が含まれています稚魚の越冬は可能?結論から言えば、条件付きではあるものの皆さんが思っている以上に冬越しすることが出来ます。稚魚の越冬は十分可能だが注意が必要メダカの稚魚はサイズが小さく体力も弱いため、冬越しは難しいというイメージがありますが、実際には適切な環境管理と対策をすれば意外と越冬に成功します。当養魚場でも体長約1cmほどの稚魚が越冬できた事例はありますが、これはあくまで特定条件下での例であり、推奨できる方法ではありません。稚魚の冬越しを考える際、見た目の「全長」だけで判断するのではなく、「体長」や「体格のしっかり感」も重視してください。冬になると気温の低下に伴い、メダカの代謝活動は大きく低下します。体温を一定に保てない変温動物であるため、水温が下がると体の化学反応速度も遅くなり、行動量や摂餌量が極端に減少します。この時期、メダカは餌をほとんど食べず、体内に蓄えた脂肪や筋肉を少しずつ分解して生命活動のエネルギーを得ています。つまり、冬を無事に越すためには「体の長さ」よりも「体に十分な栄養と厚みがあること」が重要になります。健康な肉付きの個体ほど、代謝が落ちても必要なエネルギーを確保でき、安定して冬を乗り切ることができるのです。リアルロングフィンの場合例えば、同じ1.5cmでもヒレが大きく伸びるリアルロングフィンのような品種は、実際の体の部分が小さく見えます。逆にダルマメダカのように全長は短くても、体の厚みや密度がある個体は見た目の大きさ以上にしっかりと育っています。つまり、サイズの目安だけでなく「泳ぎの安定感」「体の厚み」「成長段階」などを総合的に見て判断することが大切です。西日本・東日本例えば、西日本のような温暖な地域であれば、こういったサイズ感の稚魚たちでも越冬することができます。当養魚場(愛媛県松山市)においては厚み5㎝程度の氷が水面に張るような寒さが厳しい冬においても、最小サイズでいえば、ハウスなどを使わない雨ざらしの飼育環境においても体長1㎝~の個体群の稚魚たちが冬越しに成功しております。温暖な地域では日中の気温が比較的安定しており、稚魚の体温ストレスも少なめ。雨ざらし環境でも体長約1㎝の稚魚群が環境によっては越冬が可能です。ただし1.5cm~超えるサイズと比べると越冬成功率が大幅に変わってきます。地域別の越冬の可能性と課題地域差によっても稚魚越冬の難易度は大きく変わります。西日本のように日中の寒暖差が穏やかな地域では、屋外飼育でも成功しやすいですが、寒波が頻発する地域では、同じサイズでも結果が異なる傾向があります。そのため、越冬可否を考える際には「地域ごとの気候特性」と「稚魚の体格」をセットで確認するようにしましょう。東北方面温暖な気候の地域であれば、稚魚たちの冬越しも問題ありませんが、東北方面の場合は難しい場合も多くあります。例えば北海道には野生のメダカが生息しておらず、いくら寒さに強いメダカとはいえ限界があります。北海道まではいかなくとも東北方面でも地域によっては北海道に近い寒さになることもあります。人為的な断熱などの保温対策を施さない限り、稚魚においては越冬が難しい地域と言えます。東北地方や北海道に近い地域では冬季の氷厚や氷点下の持続時間が増え、稚魚の耐寒限界を超えることが多いです。野生のメダカが生息しない北海道の例からも明らかなように、断熱対策や室内保温がない場合、越冬は非常に困難となります。保温対策やハウスの使用が推奨されます。最低限の対策の有無とはいえ、何も対策なしで稚魚たちが冬越し出来るかというと飼育環境によっては難しいこともあります。稚魚の越冬成功のポイントこれは成魚と同じで、水質が過度に悪化しないように注意することと、水温の変化を緩やかにすることです。急激な水質の悪化、急激な水温の変化などを少なくし、出来るだけ大きめの容器で越冬させるとより冬越ししやすくなります。他にも過密飼育にならないようにすることが大切です。いくら微生物などを添加しようとも、それらには限界があります。大切なのは1匹あたりの水量を多く確保することです。微生物は自然と湧いてくる量で十分に賄うことが出来ます。真冬になれば水が氷るほどの寒波が必ず訪れます。この時、水が凍らないような対策も大切ですが、急激な水温変化が起こらないようにすることも大切になってきます。それが出来れば、例え水面が凍ろうとも氷の下で稚魚たちは元気に雪解けを待ってくれます。※水面が凍るような状況が連日1週間以上にわたり続くような場合にはこの限りではありません。また、季節の移り変わりに合わせて少しずつ水温を下げていく“順応のプロセス”も非常に重要です。週間天気予報を確認しながら、寒波が訪れる前にスダレや遮光ネットなどで日中の水温上昇を抑え、自然に水温慣れさせていくと成功率が上がります。急激な寒波が来る前に準備しておくことが、稚魚の生命線になります。稚魚越冬成功のための具体的ポイント水質管理の重要性越冬期間中は寒暖差などによって水質悪化が起こりやすいです。アンモニアや亜硝酸が蓄積しないようにこまめにチェックし、安定した環境を維持することが大切です。飼育容器は断熱性が高く大きめ物がお勧めです。水温変化の緩和急激な温度変化は稚魚の体力を奪います。温度変化を緩やかにするため断熱対策を施したり、屋外水槽なら寒暖差を和らげる置き場所選びも不可欠です。水面凍結は極力防ぎ、凍結しても連続1週間以上続かない状況に保つことが望ましいです。密度管理過密飼育はストレスと排泄物の増加を招き、病気発生のリスクが高まります。1匹あたりの水量を十分確保し、微生物の自然繁殖に任せて環境を清潔に保つことが効果的です。過密状態では有害物質の蓄積が起こりやすくなります。越冬準備として、早めに個体数を調整し、環境の余裕を確保するのが理想的です。サイズだけで判断しないサイズのみで判断しないことも大切です。メダカは生まれてすぐの段階ではまだヒレさえもまともにありません。泳ぐことすらままならない状態です。産まれて1週間未満のまだつたない泳ぎの体長1㎝程度の稚魚もいれば見た目のサイズよりもしっかりとしている生後1か月程度の体長1㎝の稚魚もいます。成長の段階や体力、ヒレの発達状態を総合的に見極めて冬越し判断をしてください。産まれたばかりの稚魚は特に低温に弱いです。メダカの状態メダカたちが越冬態勢に入るタイミングのメダカたちの状態によっても冬越し出来る出来ないが変わってきます。そのあたりも考慮しつつ、屋外で越冬させるか、より安全な室内などで越冬させるかは飼育者自身の判断になります。越冬態勢に入るメダカの健康状態を確認する冬越しに入るタイミングでのメダカの健康状態も越冬成功率に大きな影響を与えます。体調不良や病気の個体は寒さに耐えられず死亡率が上がります。冬前の充分な餌やり、適切な環境管理で稚魚の体力を蓄えることが必須です。屋外越冬のリスクが高ければ、室内やハウスでの管理も検討しましょう。また、越冬直前にはメダカがしっかりと太っており、体力があるかどうかを見極めてください。寒さに入る前の栄養状態が悪いと、冬期の代謝停止状態で命を落とすリスクが高くなります。冬越しに必要な推奨サイズ越冬成功率という点で見ると、体長1.5cmを超えるサイズから明らかに差が出てきます。 可能な限り、冬を迎えるまでに1.5cm以上のサイズに育てておくことで、越冬の成功率は大きく高まります。1.5㎝未満の稚魚においても冬越しは可能ではありますが、極めて小さな稚魚がそのまま越冬するのはおすすめできません。本来、成長のピークを迎える大切な時期です。水温が低下し代謝がほとんど止まった「仮冬眠」のような状態になると、成長が止まってしまいます。そのため、冬を迎える前にできるだけしっかりと成長させておくことが理想です。もしすでに気温が下がり、成長が見込めない状況であれば、室内飼育に移行しヒーターを導入して水温を保つことを検討しましょう。室内ヒーター管理のすすめ稚魚は成魚に比べて体力が低く、寒さにとても弱い時期です。気温が下がる冬場は屋外飼育だと体調を崩しやすいため、室内でヒーターを使って水温を安定させてあげるとより安心です。ヒーター管理を行えば、水温低下による餌食い不良や体調不良を防ぐことができ、稚魚を元気なまま冬越しさせることができます。テトラ (Tetra) ミニヒーター 50W
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  • ビニールハウスでメダカを飼育するメリットとデメリットや放射冷却について
    メダカ飼育におけるビニールハウスのメリット・デメリットと冬に注意したい放射冷却当サイトの記事は全てyoutubeにて映像と共に動画でもご覧いただけます。ビニールハウスのメリットビニールハウスは雨や風など天気に左右されにくく真冬でも20℃を超える位にまで温度を上昇させることができます。また、加温設備などの導入を行えば、通年を通して育成・繁殖させることが出来るため、年間通して常時生産することも可能になります。ビニールハウス内の温度が上昇する仕組み太陽光がビニールを透過しハウス内にある物質の温度を上昇させていきます。地面や容器、水、選別ケース、網、メダカボウル等、あらゆるものの温度が上昇します。これらの温度が上昇した物の熱の伝達。熱伝導によって空気も徐々に暖まっていきます。本来であれば空気は常に動いているため空気の熱は通常は拡散され一部の空間に留まるといったことはありません。ただ、ビニールハウスの場合は、この空気の動きがビニールによって外部に放出されることを抑制されているため、太陽光が当たれば当たるほど様々な物の温度が上昇することによって、熱伝導で温められた空気もビニールハウス内に留まってくれます。暖かくなったビニールハウス内の空気・熱は囲われたビニールによって拡散されるのが抑えられ、暖かさを保っています。簡単に言えば、これがビニールハウスが暖かくなる理由ですビニールハウスのデメリット夏場など台風が来た時などに倒壊の恐れがあります。また、ビニールハウスは私たちが住んでいるような断熱性や気密性に優れた断熱材入りの住宅ではありません。いわば薄っぺらなビニールが一つ張られているだけのものです。そのため、日中は暖かくても、夕方になり太陽光が沈んでくると外気温の低下と共にビニールハウス内の温度はあっという間に下がっていきます。特別な加温設備を導入しない限りは温度を保つことは難しいです。いわゆる温室をイメージしてしまうと少しがっかりしてしまうことがあります。ビニールハウス飼育の最大のデメリット放射冷却また、ビニールハウス飼育において注意しておきたいこととして放射冷却という現象があります。簡単に言うと温度が高くなっている物体が熱を外に放射して冷えるという現象です。お風呂のお湯が冷えていくようなイメージといえば分かりやすいと思います放射冷却の流れお風呂のお湯が冷えていくのと同様に、ビニールハウス内の空気は暖かいと上へ逃げていき、逆に冷たい空気は重いため下へ留まりやすくなります。部屋の暖房付けている時に上の方は暖かいけど足元が寒いのと同じです。冷たい空気は重いため地面近くに留まります。昼間は太陽光によって温まった物質の熱によってハウス内の温度が上昇太陽が沈むとハウス内の熱は逃げていき一気に冷たい空気に天気予報でも「良く晴れた日の夜は放射冷却で冷え込みが激しくなる」と言われることがありますが、あれも地面から放射される熱が空・宇宙空間へと放射されるため冷え込みが厳しくなります。逆に雲が多い夜はあまり冷え込まないと言います。地面から放射された熱が雲によって遮られるため宇宙へ戻りにくくなるためです。メダカ飼育における放射冷却のデメリットビニールハウスを使っていると天気の良い日には真冬でも日中になると20℃以上に暖められ、水温も10℃後半近くにまで上昇します。水温の上昇と共に植物プランクトンが沢山湧いて良い感じと思っていたら、放射冷却によって夜間・朝方には5℃以下に。冬場のビニールハウス飼育はこんな寒暖差が起きてしまうことも多いです。寒暖差による微生物の増減、それに伴う水質悪化、寒暖差によるストレス=病気の発症の悪循環をもたらしかねません。媛めだか流のビニールハウスの使い方当店ではビニールハウスを透明の屋根として雨や雪除け代わりに使っています。当養魚場がある愛媛松山では雪はパラパラ降る程度のため、雪でビニールハウスが倒壊することもありません。冬場も越冬態勢に入ってくれた方が個人的には楽なので冬場でもビニールで囲うことはしません。これが意外と使い勝手がよくて個人的には重宝しています。本来のビニールハウスの形にしてしまうとメダカの活動も活発になり、寒暖差による微生物の増減や水の劣化など、管理が面倒になることもあります。必ずしもビニールハウスの導入で冬が楽になるとも限らないので、これからビニールハウスの導入を検討されている方はその辺りも覚えておくと良いと思います。
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  • 針子や稚魚も冬越し出来る?メダカが越冬できる最小サイズについて
    メダカの稚魚も越冬させることは可能?冬越し出来る稚魚の最小サイズについて愛媛のような温暖地では体長1~1.5cmの稚魚でも屋外で冬越し可能ですが、地域や飼育環境によって結果は異なります。 寒冷地ではヒーター管理で安定した水温を保ち、稚魚の成長と生存率を高めることが重要です。 当サイトの記事は全てyoutubeにて映像と共に動画でもご覧いただけます。【PR】※記事内にアフィリエイト広告が含まれています稚魚は冬も屋外飼育できる?これに関しては地域差があります。極端な話、北海道と沖縄では同じ冬でも全く気温が違います。その上で、当養魚場がある愛媛県松山市では毎年体長1~1.5㎝程度の稚魚でも問題なく冬越ししております。耐えられる水温の限界ではメダカの稚魚たちは水温何度まで耐えることが出来るかというと、成魚同様に1℃まで耐えることが出来ます。実際には外気温がマイナスとなり水面下の水温が1℃近くてもメダカたちが居る場所は少し温かくなります。(約4度)真冬になると水面に氷が張ることがあります。仮に水面が凍ったとしても水は3.98℃が一番重いため、昼間温められた水温が下に下がり、水底の方の水温は少し温かくなります。浅い容器においては差がうまれづらいですが、ある程度の深さがある容器であれば水温が上下で異なります。毎年、秋生まれの体長約1~1.5㎝サイズの稚魚においても当養魚場においては問題なく冬越ししております。※当店のお客様の中には、「11月に生まれた針子が無事に冬を越した」というお話も伺っております。ただ、これに関しては地域差や冬越しに使う容器の違いなどでも変わってくるため一概には言えません。飼育環境や地域によっては冬越し出来ず死んでしまうこともあります。サイズだけで判断しない!目安として体長1~1.5㎝程度でも温暖な地域においては冬越しが可能だとお伝えしましたがサイズだけで判断しないことも大切です。同じ体長1~1.5㎝程度の個体でも針子のような体格でまだ頼りない状態だと難しいです。特に体のしっかり感や泳ぎの安定度などを総合的に見て判断します。 冬の時期になると気温の低下により代謝が大きく低下し、活動量も減少します。そのためエネルギーの消費が抑えられ、餌をほとんど摂取しなくなります。この期間、メダカは体内に蓄えた脂肪や筋肉を分解してエネルギー源とし、生存を維持しています。したがって、越冬前は全長よりも体の厚みや筋肉量といった体長部分の「肉付き」が重要な指標となります。リアルロングフィンの場合普通種の場合リアルロングフィンなどヒレが長い品種では体の比率が小さくなるため耐寒性に差が出やすく、逆にダルマメダカのように全長は短くても筋肉や脂肪が詰まっている品種もいます。 また、急激な寒暖差を避け、徐々に水温を下げて季節の変化に順応させることも重要です。 水質悪化を防ぎ、過密飼育を避けるなど環境面にも注意します。 屋外ではスダレや遮光ネットで冷え込みを和らげると効果的です。 不安な場合や体格が未発達な稚魚は、室内での加温飼育が最も安全です。冬越しに必要なサイズの目安越冬成功率に大きく関わるのが、メダカの体の大きさです。体長1.5cmを超えるあたりから、生存率に明確な差が見られます。できるだけ冬を迎える前に、1.5cm以上のサイズまでしっかり育てておくことで、越冬の成功率を大きく高めることができます。そのうえで、同じ全長でも、品種が持つ形質、体つきの特徴によって成長の度合いが大きく変わることを覚えておいてください。サイズが小さくともしっかりとした稚魚であれば、西日本のような温暖地域なら屋外越冬も可能です。ただ、北海道や東北など寒冷地では加温装置なしの越冬は難しいです。 孵化後1ヶ月を過ぎた個体はある程度低温に耐えられますが、急な温度変化には弱いため、週間天気予報を見ながら寒波対策を行いましょう。 冬越し前にしっかり餌を与えて体力をつけておくことも大切です。 稚魚の冬越しは成魚より難易度が高い分、環境と成長度合いを慎重に見極めることが成功の鍵となります。 ヒーター管理で冬越し稚魚の時期は体力も免疫力もまだ十分ではなく、寒さが一番の大敵です。特に冬場の屋外飼育では、水温の急激な変化によって弱ってしまうことがあります。そんなリスクを減らすためには、室内でヒーターを使って安定した環境を保つことが大切です。一定の水温を維持することで、稚魚の成長を妨げず、健康なまま成長させつつ冬を乗り越えることができます。テトラ (Tetra) ミニヒーター 50W
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  • 冬場に雪や冷たい雨がメダカ容器に入る前に注意しておきたいこと(氷の蓋と波板のフタ)
    当サイトの記事は全てyoutubeにて映像と共に動画でもご覧いただけます。寒い日の氷の下のメダカたち寒い日のメダカたちはどうしているのか?水温が下がってくると水は3.98℃が一番重い為、温かい水が底の方へ下がっていき容器の底の方が温かくなります。そのためメダカ達は容器の底の方で暖をとって、寒さを耐え忍ぶように過ごしています。越冬容器は水深があった方が有利だという理由の一つでもあります。水面が凍っている場合と凍っていない場合で変わる雪と雨対策雪や冷たい雨が降ってくる際の対策方法は水面の凍結具合で変わってきます。実は水面が凍っていない水温が高い時に降る雪のほうが注意が必要です水面が凍っていない場合容器に蓋など何もしていないと雪が水面に落ち、シャーベット状に溶けていきなりながら、水中に落ちていきます。冷たい冷たいシャーベット状の雪がメダカ達に降り注いでいきます。こういった状況になることはメダカの屋外飼育愛好家の人口が多い関西・関東から西日本にかけての温暖な地域に多いです。寒い地域の場合は雪が降る前に水面が既に凍結し凍った水面が蓋代わりになっています。水面も凍っておらず、蓋もしていない場所に雪が降り注いでしまう。これが一番メダカ達にダメージがあります当店ではyoutube動画配信当初より基本的には越冬中フタをした状態での越冬を推奨してきましたがフタをしないで、越冬させれている方も多いかと思います。ただ、そういった方の場合でも雪が降ると分かっている時。寒波が来ると分かっている時には、その時だけでもフタなどしておくと、メダカ達へのダメージが変わってきます。蓋はあってもなくても越冬することができます。その上で大切なのは臨機応変な対応です。特にまだ小さな子がいる場合、2㎝くらいの子だとまだまだ寒さに弱いのでお気を付けください。水面が凍っている場合水面が凍結することで雪がシャーベット状になりながらメダカたちが過ごす水底に落ちていくのを防ぎます。水面が凍っている方が不安に思いがちだが、むしろ雪が降ってくる時には水面が凍っていた方がよい場合も!雨の場合冷たい雨による水温の急低下は病気の発症や突然死を招く。容器に波板などで蓋をしたほうが良い?蓋をすることで突然の雪や凍えるような冷たい雨による水中の過度な水温の低下を防ぐことができます。また雪や雨対策だけでなく水面の凍結対策にも役立ちます。水面は風が強い日に氷やすく、寒波がやってくると水面付近に冷めたい風があたり、水面が凍りやすくなります。仮に気温が2℃以上あったとしても水面は風が当たることで凍結します。水面にフタをすることで昼間温まった水温が逃げていくのを抑え外部からの冷気を抑え、水面が凍りづらくなります。地域によってはフタが雪の重みで耐えられなくなることもあるため蓋をする際には注意が必要です。軒下など雨も雪も入らない場所でも蓋は有効?雪や雨が当たらない軒下飼育であっても蓋をすることで水温面は変わってきます。また、波板などの蓋がない場合は夏場使われていた簾などがあれば、寒波の日だけでも被せておくことで水温が冷えづらくなります。もちろん、常時すだれを被せていては日も当たらなくなるため臨機応変な対応が大切です。関連記事・・・【メダカの越冬】寒さより「風」が危険?死なせないため足し水方法
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