メダカの飼い方と繁殖方法|メダカ屋が教える産卵から針子の育て方まで

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  • メダカの色が変わるのはいつ頃から?保護色機能・背地反応・色素胞について
    保護色機能がもたらす背地反応で変わるメダカの体色当サイトの記事は全てyoutubeにて映像と共に動画でもご覧いただけます。色素のコントロールメダカの体色は色素をコントロールすることで体色・見え方を変化させることができます。4つの色素メダカは4つの色素を持っています。黒色素胞(こくしきそほう)、黄色素胞(おうしきそほう)、白色素胞(はくしきそほう)、虹色素胞(こうしきそほう)とあり、また虹色素胞は銀色虹色素胞、青色虹色素胞、玉虫色虹色素胞と細分されています。環境で変わる色素の変化容器の色(環境)によって保護色機能が働き色素の拡散凝集反応(背地反応)によってメダカ達の見え方、体色が変わってきます。メダカたちは容器の色や外部環境、水質面、水温面、太陽光の有無、食事など様々な環境要因によって主に鱗にある色素胞が拡散したり凝集したりすることで、見た目が変化していきます。色素の拡散凝集は鱗にある色素が花の蕾(つぼみ)だとすれば、その花が開いたり閉じたりするイメージ。単純に色素が拡散凝集しているだけではなく環境によって各種色素胞そのものが増加したり減少したりしています。この時、例えば黒の色素が増加したからといって他の色素も同様に増加しているとは限りません。優位に立つ色素が環境によって変わってきます。色の出方は複雑で体色が表に前面的に表れてくることもあれば薄くなることによって光(グアニン)が前面に現れてくることもあります。絵具を思い浮かべると分かりやすいかもしれません。黒容器で飼育していると黒の絵具を足していく時のように色が濃くなっていきます。逆に薄い色の容器で飼育していると白の絵具を足していく時のように体色が薄くなり明るい色味になっていきます。これが保護色機能によって起こる背地反応と呼ばれるものです。例外として飼育環境の影響(背地反応がない)をほとんど受けないオロチのようなメダカもいます。短時間の体色変化中でも短時間で変化する反応を生理学的体色変化と言います。水色タライで色が抜け白っぽくなった状態のメダカを黒容器に入れ数分が経つと体色が一気に引き締まり体色が濃くなり先ほどまで良く見えなかった青ラメが非常に際立ちます。もう一度白い容器に戻すとあっという間に元に戻ります。この短期間で変化する体色変化が生理学的体色変化です。長期間に渡る体色変化一方で長期間に渡る体色変化として形態学的体色変化というものがあります。こちら同じ種類のメダカを黒容器にいれ1ヶ月ほど飼育したものです。左が水色タライ飼育個体、右が黒色タライに移して1か月ほど飼育した個体。黒い容器に入れることによって黒い色素が増加し濃くなっていき逆にグアニンなどの光っている色素がそれに負け見えづらくなっています。毎日少しずつ少しずつ色素が環境に合わせるように変わっていきます。ラメがなくなったようにも見えますが、なくなったというよりは優位となる色素の割合が変化することでメダカの見え方が変わったといえます。飼育環境に合わせてグアニンなどを司る色素が減少し黒色の色素が増加した、もしくは黒色の色素が濃くなったことによってラメなどが見えづらくなったといえます。1ヶ月以上に渡り毎日、体色が少しずつ濃くなっていくことによって黒が強すぎて、青みがなくなってしまったような状態です。関連記事・・・メダカの背地反応・拡散凝集反応・保護色機能について当店のyoutubeではこうした変化を実際の動画(映像)を元にyoutubeにてより詳しく解説しています。そちらも併せてご覧ください。こちらのyoutube動画タイトル=「メダカを青くする魔法の裏ワザ」で検索
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  • メダカの背地反応と体色変化|色素胞の仕組みと色揚げのポイント
    色素胞によるメダカの体色変化と背地反応|効果的な色揚げ方法とは?メダカの飼育において、体色変化は最も注目される特徴の一つです。実はメダカの体色は、遺伝だけでなく飼育環境や餌の成分によって大きく変わります。この記事では、メダカの色素胞の仕組みや背地反応、さらに色揚げの方法について詳しく解説します。 【PR】※記事内にアフィリエイト広告が含まれています当サイトの記事は全てyoutubeにて映像と共に動画でもご覧いただけます。メダカの体色変化と色素胞の仕組みメダカの体色は一見すると遺伝による決定要素が大きいように思われますが、実は飼育環境によって大きく変化します。この変化の仕組みを理解すると、理想の発色や柄を引き出すための飼育が可能になってきます。 色素胞とはメダカの体色は、鱗の表皮の下に存在する色素胞(しきそほう)によって作られています。色素胞の内部にある色素顆粒が「拡散」したり「凝集」したりすることで、体色が濃くなったり薄くなったりします。 メダカが持つ主な色素胞は以下の4種類です。 黒色素胞(こくしきそほう)メラニンを含み、黒や茶色を発色する。クロメダカや墨の表現に関与。 黄色素胞(おうしきそほう)黄色や橙色を作り出す。カロテノイド(餌や植物性プランクトン由来)の蓄積によって、楊貴妃のような赤色系の発色が生まれる。 白色素胞(はくしきそほう)色素そのものはなく、光を散乱させることで白く見える。パールや白めだかの表現に関与。 虹色素胞(こうしょくそほう)グアニンの結晶によって光を反射・干渉させ、青や銀、玉虫色などに輝いて見える。 銀色虹色素胞青色虹色素胞玉虫色虹色素胞と呼ばれるタイプも存在する。 これらの色素胞は重なり合って層を成し、複雑な発色を作ります。例えば虹色素胞の上に黄色素胞、さらにその下に黒色素胞…といった構造になっている場合なども、見る角度や光の干渉・屈折・環境で印象が大きく変わります。 容器の色による体色の変化(背地反応)メダカは周囲の環境に合わせて体色を変える「保護色機能」を持っています。 黒い容器(暗い環境) → 黒色素胞が拡散し、体色が濃くなる白や水色の容器(明るい環境) → 黒色素胞が凝集し、体色が薄くなるこの反応は「背地反応」と呼ばれます。 体色変化には2種類ある体色の変化には大きく分けて2種類があります。 生理学的体色変化数分〜数時間で起こる短期的変化。容器を変えたり暗所に移すとすぐに黒色素胞が拡散・凝集します。 形態学的体色変化数週間〜数か月かけて進む長期的変化。容器や環境に慣れることで色素胞そのものの数や分布が変化し、体色のパターンが大きく変わることもあります。 この違いを知らないと、購入したメダカが「画像と違う」「偽物だ」と勘違いしてしまうケースも少なくありません。 ※この違いを動画で実際に見ていただけるようYoutubeにアップしています。とても見ごたえのある動画になっています。是非ご覧ください。餌と発色の関係色揚げ用のフードにはカロテノイド(アスタキサンチンなど)が含まれており、与え続けることで黄色素胞や赤系発色を強める効果があります。自然界では植物性プランクトンに多く含まれ、甲殻類や魚の鮮やかな発色にも関与しています。 まとめメダカの体色は遺伝的要素だけでなく、環境・容器・餌によっても変化する色素胞の拡散と凝集による「生理学的変化」と、時間をかけた「形態学的変化」がある虹色素胞や黒色素胞などが重なり合って複雑な発色を作り出す飼育環境を工夫することで、ラメ、墨、三色模様など理想的な表現を得やすくなる「どんな容器で」「どんな餌で」「どんな光環境で」育てるのかで、メダカの魅力は大きく変わります。体色変化の仕組みを理解し、理想の発色を楽しんでみてください。
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