メダカの飼い方と繁殖方法|メダカ屋が教える産卵から針子の育て方まで

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  • 雨の日のメダカ餌やりはNG?根拠に基づく判断基準と水質変化
    なぜ「雨の日は餌を切る」と言われるのか?変温動物としてのメダカの生理機能と消化酵素メダカ飼育において「雨の日は餌を与えてはならない」という定説が存在します。これは経験則として非常に有効ですが、現代の飼育環境は多様化しており、全てのケースに一律に適用するとは言えません。ここでは、降雨が飼育水(環境)およびメダカ(生体)に与える影響を、「微生物叢(そう)の代謝バランス」と「変温動物の生理学」の観点からの判断基準をご紹介していきます。飼育水の変化:植物プランクトンと溶存酸素屋外飼育、特にグリーンウォーター(植物プランクトンが豊富な水)青水環境において、降雨は水質維持に重大な変化をもたらします。光合成と呼吸のバランス崩壊通常、植物プランクトンは光合成により、アンモニアや硝酸塩を吸収しながら酸素を供給します。しかし、雨天時は日照量が著しく低下するため、光合成活動(酸素供給)が停滞し、呼吸活動(酸素消費)のみが行われる状態となります。これにより、飼育水中の溶存酸素量(DO)が低下し、同時に二酸化炭素濃度の上昇によるpHの酸性化が進行します。硝化過程の阻害雨の日には植物性プランクトンの働きが期待できないため、青水特有の天然のろ過フィルターとしての水質面での浄化作用も期待できなくなります。また硝化バクテリアが同時に存在していたとしても飼育水の浄化を担う好気性バクテリア(ニトロソモナス属、ニトロバクター属、タウムアーキオータなど)は、活動に酸素を必要とします。溶存酸素の低下は、アンモニアを無毒化する「硝化過程」の効率を低下させます。この状況下で餌(有機物)を投入することは、生化学的酸素要求量(BOD)をさらに高め、水質崩壊のリスクを増大させる行為と言えます。簡単に言えば、普段よりも酸欠になりやすかったり、水が汚れやすいから餌を与えることで追い打ちをかけないようにしよう!といった感じ。雨による水温低下による影響:変温動物としての代謝特性次に、メダカ自身の生理機能への影響について。メダカは変温動物であり、その代謝活性は外部環境の温度に完全に依存します。消化酵素の活性低下魚類の消化酵素(トリプシンやペプシン等)には「至適温度」が存在します。降雨、特に冷たい雨の流入により水温が急激に低下した場合、これらの酵素活性は著しく低下します。代謝が低下した状態で摂餌を行うと、未消化の餌が消化管内に滞留することになります。これは消化不良を引き起こします。結果的にガス溜まりや転覆病などの疾患を誘発する可能性が考えられます。水温変化のない雨の例外一方で、夏場や梅雨時期の長雨など「気温・水温と雨の温度差がほぼない」ケースにおいては、酵素活性への阻害要因は発生しずらくなります。前述した溶存酸素の問題がクリアされている環境(エアレーションや十分なろ過能力がある場合)であれば、給餌は必ずしも禁忌ではありません。簡単に言えば、雨で水温が下がると微生物達への影響だけでなく、メダカ自身の代謝が下がるから与えないほうが無難だよ!でも、雨といっても水質も水温も変えない普段の足し水のような優しい雨のあるから、それなら餌を与えても平気!といった感じ。冬場の餌やりがNGな理由冬季の降雨に関しては、上記に加え「物理的ストレス」の観点から極めて慎重な対応が求められます。水温ショックと振動ストレス冬眠(越冬)状態にあるメダカは、基礎代謝を極限まで落としています。この状態で冷雨による更なる水温低下や、雨粒が水面を叩く物理的な振動が加わると、生体は防御反応としてエネルギーを消費します(ストレス反応)。冬場の降雨対応で重要なのは、給餌の有無以前に、「雨水の流入防止」と「直接的な刺激の遮断」です。したがって、冬季においては波板などで蓋をし、環境を静穏に保つことが最優先事項となります。(冬の雨の日の餌やりはNG)雨の日の給餌への考え方環境要因: 植物プランクトンによる自然浄化に依存しているか?(依存度が高い場合は、日照不足による浄化能力低下を考慮し給餌中止)物理要因: 雨水による急激な水温低下が発生するか?(低下する場合は、消化機能不全を防ぐため給餌中止)「雨だから与えない」という風に単純に覚えるのではなく、飼育環境の生物ろ過バランスと水温面での変化を観察し、適切にコントロールすることこそが、プロフェッショナルな飼育管理と言えるでしょう。
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  • 梅雨続きで不足するミネラル?メダカの屋外飼育における天然の蒸留水
    キレイすぎる雨とミネラル不足|メダカたちにも大切なミネラルについて当サイトの記事は全てyoutubeにて映像と共に動画でもご覧いただけます。【PR】※amazonアソシエイトリンクを使用しています自然界では雨が降ると山から川へと地中なども通りながらある程度のミネラルを含み最終的には海へと流れていきます。その後、太陽熱などによって蒸発した水蒸気が雲となり、また雨が降ります。おおよそこれらが繰り返されています。キレイすぎる雨とミネラル雨は天然の蒸留水であり本来はキレイな水です。降り始めの雨は大気中の汚染物などを含んでいることもありますが、降り続ける雨は非常に綺麗です。ここで問題が生じます。降り続ける雨がキレイ過ぎるんじゃないか問題です。通常、水道水を使い、ガラス水槽で観賞魚を飼育していると、ガラス面に白いカルシウムが付着します。室内飼育をされない方であれば、お風呂の鏡をご覧ください。あれらも水道水に含まれるカルシウムなどのミネラルです。温泉などだとミネラル分も豊富のため、よりミネラル分の付着が多くみられます。メダカの屋外飼育においても長く飼育していると容器に白い塊カルシウム分などのミネラルが付着してくることがあります。これは普段水道水で水換えしているため水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラルによるものです。淡水用RO浄水器以前の記事でR.O水(純水)についてお話させていただきました。そちらも記事も合わせてご覧ください。メダカ飼育における浄水器の選び方~人間用の浄水器の水は入れても大丈夫?~上記の記事でも記述しているように浄水器においてもRO水のように完全に不純物を取り除いてしまうと淡水魚の飼育水として向かない水になってしまいます。そのため、淡水用のRO浄水器においては、あえて少し不純物を残すものがあります。そのくらい、水の中に含まれるミネラルというのは大切なものになります。雨のミネラル分では雨はどうなのか?雨は天然の蒸留水、要するに純水です。降り始めの雨は大気中の多少の汚染物を含んではいるものの連日降り続くような雨の場合、それはほぼ純水に近い水です。要するにミネラルが含まれていない水ということになります。これが魚に取って良いのか悪いのか?結論から言えば淡水魚の飼育においては向いていない水です。観賞魚の飼育において調整剤というものがあります。そういった商品の中にはビタミンやミネラルが添加されているものも多く、また餌の中にも灰分、ミネラルが添加されています魚に取ってミネラルは必要不可欠な存在です。魚種に必要なミネラル魚類の場合は14種類のミネラルが必要だと言われていますカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、リンなど必要量は微量ながらもミネラルが不足すると様々な欠乏症が発生します。梅雨時期に連日雨ばかりが続く場合、水はキレイに保てたとしても水温の低下だけでなく、ミネラルの不足を招くおそれもあります。もしかすると梅雨時期のミネラル不足による弊害もあるのかも?何事も過剰にとらえない雨が入るとミネラル不足になる!と過剰に過度に意識する必要はありません。当店の記事やyotuubeでの動画は色々な知識を元にした考え方をご紹介しております。正直言えば、メダカほど簡単に飼える魚はいないため普通に飼育していれば、何ごともなく飼育することができます。そのうえで、こういったことを考えながら飼育するのも楽しみ方の一つです。ちょっとした豆知識程度に覚えておいてください。雨に関することをまとめた「梅雨時期のメダカ飼育」といった動画もあります。youtube動画の方も合わせてご覧ください。「媛めだか 梅雨」で検索ミネラル不足なメダカたちにはコレ!・ヨウ素が産卵繁殖に適した水に調整・水道水に不足するビタミンB群や各種ミネラルを補給・8種のビタミン・ミネラル含有(ビタミンB2,B3,B5,B6,B7,B12,マグネシウム、ヨウ素)テトラ (Tetra) メダカ産卵繁殖用水つくリ
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  • 雨でメダカは死なない?恵みの雨でメダカ容器の水質改善!
    雨は悪くない!?真夏に降る恵みの雨がメダカを救う当サイトの記事は全てyoutubeにて映像と共に動画でもご覧いただけます。【PR】※当サイトはamazonアソシエイトリンクを使用しています降り始めの雨降り始めの雨は大気中の汚染物などが混ざり、地域によっては酸性に傾いた少し汚れた雨になることもあります。容器の中の水が悪くなり、また水温が下がることでメダカが調子を崩すことがあります。キレイな雨雨は自然の蒸留水、本来はキレイな水です。大気がキレイな状態で降る雨は飲料水として使用できるほどキレイな水であることも!真夏であれば、高水温を和らげてくれる恵みの雨になることもあります。雨でメダカが死ぬケース雨が降ることで水温、水質の急変により植物プランクトンが死んでしまい死骸が沈殿していきます。また季節によっては短時間に急速に水温を下げメダカの病気の発症へとつながります。また雨によって死んでしまった微生物が雨上がりの晴れ間の水温上昇と共に腐敗しアンモニア濃度が急上昇して酸欠やアンモニア中毒などによってメダカが死んでしまうこともあります。恵みの雨になるケース上記のような状態にならず、雨がメダカたちにとって良い足し水になることもあります。比較的暖かい雨であれば、微生物の沈殿(死)なども起こらず水換え代わりになります。また、長雨などで少しずつ水が変わっていった場合も良い水換えになることがあります。良くないのは水温が急に下がるような雨や、雨の後に急激に水質が悪化する場合です。一概に雨といっても、容器の状態によって雨が降っても大丈夫なケースもあれば良くないケースもあります。色々な対策雨の後に水換えしたり、フタをしてそもそも雨が入らないようにしたりと色々な対策がありますが、そのうちの一つに事前の水換えがあります。雨が降る前に水底の沈殿物・汚泥などの堆積物を除去し部分換水しておくことで雨が降った時の水質変化を抑えることができます。汚泥除去の決定版!大人気 プロホース水作 プロホースエクストラ M
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  • 雨とメダカの病気の関係性:梅雨時期に気をつけたい飼育ポイント
    【注意】雨がメダカに与える影響と正しい梅雨時期の飼育管理梅雨や雨の日にメダカが死んでしまう原因と、その予防方法を分かりやすく解説。水質管理や水換えのポイントを押さえて、健康なメダカ飼育を目指しましょう。当サイトの記事は全てyoutubeにて映像と共に動画でもご覧いただけます。雨でメダカは死ぬの?毎年、梅雨の季節になると、「雨でメダカは死ぬのか?」という話題がよく上がります。「雨くらいで死ぬわけがない」と思われがちですが、実は雨がきっかけでメダカが死んでしまうケースは少なくありません。雨がメダカに与える影響雨そのものは天然の蒸留水であり、通常であれば直接メダカを死なせることはほとんどありません。しかし、雨による急激な水質・水温の変化が、メダカに大きなストレスを与えます。特に「青水」や汚泥がたまった容器では、雨が降ることで植物プランクトンが死滅し沈殿、これが腐敗してアンモニア濃度が上昇します。その結果、水質が悪化し、病気が発症しやすくなります。メダカが死ぬまでの流れ雨が降った直後にメダカが死ぬわけではありません。水質悪化やストレスがきっかけとなり、数日~数週間かけて徐々に体調を崩し、最終的に死んでしまうことが多いです。メダカはもともと強い魚なので、初期症状に気付かず、気付いた時には手遅れというケースもあります。よくある誤解「うちのメダカは雨ざらしでも元気」という方もいますが、実際には病気の初期症状を見逃している場合が多いです。飼育者の多くが経験不足・知識不足で、病気の兆候に気付いていないことも少なくありません。予防と対策普段からこまめな水換えと汚泥の除去が重要です。雨の前後や梅雨時期は特に注意し、水質・水温の急変を避けるようにしましょう。雨の後はできるだけ早めに水換えを行い、悪化した水質をリセットしてください。水換え時は水温差に注意し、極端に冷たい水を使わないようにしましょう。まとめ雨が直接メダカを死なせることは少ないですが、雨による水質・水温の変化が病気や体調不良のきっかけとなり、数週間後に死んでしまうことが多いです。しっかりとした日常管理と、雨天時の対応がメダカを守るポイントです。大切なメダカを守るため、日頃の飼育管理を見直してみてください。
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  • 恵みの雨とメダカ飼育の水換え頻度
    夏に降る恵みの雨とメダカ飼育の水換え頻度「メダカ飼育における夏場の雨と水換え頻度」「スパルタ飼育と自然淘汰の強さ」について、わかりやすくまとめます。当サイトの記事は全てyoutubeにて映像と共に動画でもご覧いただけます。雨がもたらすメダカ飼育への影響夏場の雨は命の恵みグリーンウォーター(青水)や富栄養化が進む夏、雨はその濃い水を希釈し、水槽や池の水質を自然な形で整えます。これによりメダカのストレスや病気リスク、成長の抑制が緩和されます。オーバーフロー対策の重要性 雨水によって水が溢れないよう、容器の溢れ対策は必須です。うまく排水されれば、新鮮な雨水が入り、古い水が自然に入れ替わります。良い雨と悪い雨降り始めの雨は大気中の汚染を含みやすく、pHが低いため注意が必要。中途半端な雨は急激な水温低下や、水質悪化の原因になり得ます。適度な雨の効能長く続く雨は、油膜や死んだプランクトンなども流し、自然界同様の理想的な水換えになります。水換え頻度と飼育スタイル水換え管理の考え方「水換え頻度は環境ごとに異なる」のが基本姿勢。魚の数、水槽の位置(日当たり)、水温、エサの量によって必要な水換えの頻度は変わる。「水の状態」を最優先で観察し、定期的というよりも必要な時に水換えする。足し水だけの飼育魚の数を極端に抑える、過密にしないことで、水換えせず足し水だけで維持も可能です。こまめな水換えが必要な場合魚が多い場所や、餌やりの量が多い場合は、病気防止の観点から頻繁な水換えが必須です。10個あれば10通りたらいが10個あれば、水換え頻度も10通り。日照・水温・魚数で必要な管理がすべて異なります。スパルタ飼育と「強さ」の誤解自然淘汰の“強さ”とは?劣悪な環境下で生き残る個体の強さは、その環境に特化した*適応力*であり、別の飼育環境・他のストレスや水質変化には弱いことも。万能な強さではない劣悪な場所で生き残る=どこでも強い、というのは誤解。適した環境の変化には弱い場合もあります。スパルタ環境で鍛えられた個体の落とし穴普段汚泥まみれで過ごしたメダカは、新しいきれいな水へ移すとすぐ病気になることも。「環境への適応力」は限定的なのです。飼育のポイントまとめ飼育水管理は“状態”を見極めて日々の観察「水の色・透明度・臭い・魚の様子」を重視いつ最後に換えたかよりも今の水がどうかが大事人によって、場所によって最適な管理方法は違う自分の中で維持できる“余裕ある”飼育かこまめな水換え必須の“高密度”飼育か必要に合わせてバランスを調整雨は諸刃の剣正しく利用すれば自然の恵み油断や管理不足は逆にリスクにもさいごに「両極」の意見が生まれやすいのが気候・天候に左右されるメダカの屋外飼育です。その背景や仕組みをよく理解した上で、あなた自身の飼育環境に合った最適解を考えるのが大切です。水換え方法も頻度も一律ではなく、“その場所”“その時”に最も合ったやり方で柔軟に対応してください。
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  • メダカは変温動物!水温の低下は体温の低下~雨でメダカが病気になる理由~
    メダカが雨で病気になる理由~水温の低下は体温の低下(変温動物)~当サイトの記事は全てyoutubeにて映像と共に動画でもご覧いただけます。雨でメダカが病気になる理由水温の低下は体温の低下私たち人間は代謝によって体内で熱を作り出し(内温性)、気温など環境に左右されることなく一定に保つ(恒温性)ことのできる恒温動物です。一方でメダカは変温動物であり、環境に合わせて体温を変化します。変温動物である彼らにとって、水温の低下は体温の低下です。水温を変化させる色々な雨一言に雨といっても色々な種類があります小雨に通り雨、大雨に豪雨、雷を伴う雷雨など色々とあります。また季節によって梅雨時期に降る雨や秋雨と呼ばれる秋に降る長雨もあります。飼育下ならではの水温変化大自然の大きな池や川であれば雨による水温変化は緩やかです。一方で、メダカの屋外飼育で使われているような浅く小さな容器は雨の影響を受けやすい環境といえます。雨が降り始めてわずか数分~数十分で水温が大きく変化することも少なくはありません。死因は当日とは限らず急な高水温による酸欠などを除けば、必ずしもメダカたちの死因が当日にあるとは限りません。「雨でメダカは死なない」という人の多くは、雨が降った直後のメダカの様子しか見ていません。メダカに限らず死因は当日とは限らず、ずっと前の段階にあります。メダカたちが死ぬ原因は1~2週間、場合によっては数週間前にあることも多いです。例)雨による水温の急変によって病気が発症=数週間後に死亡。その他のリスク雨によるリスクは水温の急変だけではありません。例えば、大気中の汚染物、雨は天然の蒸留水、本来は純水に近いキレイな水ですが、雨が降る過程において大気中の汚染物を含むことがあります。台風の日の雨などであれば、海水を巻き込み塩分が含まれた強風(雨)になることもあります。雨による水質の悪化、汚染物を含む雨には細菌などが含まれいるリスクもあります。また、雨は基本的には冷たい雨が多いため雨入ることによって容器の中の水温が下がってきます。魚・メダカは変温動物です。水温が下がると体温も下がります変温動物の気持ちになろう変温動物であるメダカたちは基本的には水温が15℃になれば、体温も15℃になります。水温の低下、体温の低下とともに体の代謝機能や消化機能も低下して食欲も落ちていきます。僕たちの体温は水温に左右されているんだ通常、気温は季節の変わり目を除けば1日のうち緩やかに上がり下がりしています。そういった中で雨により水温が下がるとメダカの体温が下がることにより代謝が落ち、活性も落ち、消化も落ち、免疫も下がります。水質変化も重なり、病気になりやすい環境といえます。変温動物である魚たちにとって、2℃~3℃の水温変化が人にとっての5~10℃にも匹敵すると言われている所以でもあります。私たちは人は外気温が5℃下がったところで、体温は変わりません。少し肌寒いなと感じる程度でしょう。ただ、メダカ達は違います。水温が下がると共に体温も下がっています。高水温の場合も同様です。水温が38℃くらいまでであれば、メダカたちギリギリ元気です。ただ、40℃を超えてくるとメダカたちは死んでしまいます。水温40℃は体温40度です。一瞬であれば生き延びられたとしても、水温40℃の状態が続けば細胞ごと死んでいきます。この部分、言われてみればそりゃそうだと言う部分ではありますが見落としがちな部分でもあります。水温の変化というのは魚達にとって私たちが思っている以上の変化であることを知っておく必要があります。より詳しく具体例などと共に解説したyoutube動画もあります。興味がありましたらそちらも併せてご覧ください。
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  • 雨や寒波などで青水が沈殿することで激変するグリーンウォーターの水質・pHについて
    当サイトの記事は全てyoutubeにて映像と共に動画でもご覧いただけます。【PR】※当サイトはamazonアソシエイトリンクを使用していますpHとは本題に入る前に水質の指標の一つであるpH(ペーハー、ピーエイチ)を知っていただく必要があります。簡単に言えば水素イオン濃度(pH)です。水の酸性またはアルカリ性の強さを0~14の範囲で示す尺度になります。基準となるpH7を中性とし14に近づくほどアルカリ性が強くなり。1に近づくほど酸性が強くなります。よく観賞魚の飼育で言われる弱酸性というとpH6.5辺りを指し、弱アルカリ性というと7.5辺りを指すことが多いです。青水のpHは?ではメダカの屋外飼育で自然と出来る水、青水のpHはいくつでしょうか?実は青水のpHは非常に高い値を示すことで知られています。日中の青水は光合成なども伴いpHの値が10近い数値を示すことも珍しくありません。pHの値としてはかなり強いアルカリ性になります。おもしろい実験ここで問題です。このpH、ピーエイチが高い数値を示す植物プランクトンが豊富な水である青水。富栄養化な状態の青水をコーヒーのフィルターを使い植物プランクトンを濾し取るとどうなると思いますか?詳しい実験の様子を知りたい方は「青水のpHを測定しコーヒーフィルターで濾してみた結果」といった動画あります。そちらをご覧ください。こちらでは結論だけお伝えするとpHが大きく下がります。時には酸性を示す値に変化することもあります。青水の沈殿による変化このことから分かることが有ります。それが植物プランクトン、青水の沈殿です。メダカの屋外飼育において、植物プランクトンである青水が沈殿する原因は急激な水質変化や水温変化によるものです。例えば、三寒四温などによって急に水温が下がり植物プランクトンが死に沈殿する場合もあれば、雨などによる水質変化や水温の急変によって植物プランクトンが沈殿する場合もあります。この時にもコーヒーフィルターで濾し取った時と同様のpHの急変が起こっています。では何故、沈殿するとpHが下がることがあるのか?本来、水というのはアンモニアから亜硝酸、亜硝酸から硝酸塩といった流れで酸化していきます。硝化バクテリアなどがいる環境下では通常pHは古水になるほど酸性に徐々に傾いていきます。一方で青水の場合は光合成によって植物プランクトンが大量に発生した水です。窒素成分などを養分として吸収しています。加えて光合成によって二酸化炭素、CO2を消費し酸素を放出することによって水素イオン濃度pHは高くなります。厳密にいうとややこしいので、簡易的に言えば、ざっくりとCO2が増えるとpHは下がりCO2が減るとpHは上がるくらいに覚えておくと良いと思います。こういった理由もあり青水が沈殿するとpHが高くなりやすい要素が減ります。植物プランクトンの死骸も後押ししpHが下がります。元々の植物プランクトンが居ない状態の古水・酸性寄りの水になることがあります。まとめ良くも悪くも青水濾過なしの観賞魚の屋外飼育において青水ほど魚が飼いやすい水はないと思います。一方で青水ほど水が一瞬でダメになる水もないと思います。青水が沈殿する時にはからなずと言っていいほど水質の急変が起きています。青水が沈殿は悪天候や急激な気温の低下などで起こります。天気が良い日に沈殿することは少ないです。青水が沈殿し、翌日晴れ間が射し水温が急上昇した時には注意が必要です。沈殿後の追い打ちをかけるような水温の上昇と共に沈殿した青水が更に水質、飼育環境を悪化させていきます。その前に水換えする必要があります。沈殿させない工夫もっと言えば沈殿させないで済むのなら沈殿させない工夫も必要です。雨であれば、波板などで蓋をするだけで予防できます。こう見ると青水は面倒なダメな水だと感じてしまいそうですが、屋外飼育においては青水ほど魚が飼いやすい水はありません。だからこそダメになってしまった時の反動が大きくなります。程よい日本茶、緑茶色の薄い青水が維持できるようになるとメダカは健康に程よく育ってくれますメリット・デメリットを上手く考え利用しながら青水飼育マスターしてね6種類の水質変化を一瞬で把握する方法業界初?6つの水質を一度に測定!水につけるだけで簡単1分で水質を一瞬で把握でき、魚への危険度レベルがすぐにわかる!水質チェッカーはこちらテトラ (Tetra) テスト 6 in 1 試験紙
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  • メダカ鉢の雨の日の水換え(水替え)はOK?NG?
    実は天気が悪い日に水換えしても全く問題ありませんせっかくの休みで水換えしようと思っていたのに、お天気が悪い・・・。そんな時に水換えしても良いケースと良くないケースをご紹介。結論から言えば、しっかりと塩素が抜けた状態の水で、水温面に問題がなければ天気が悪い日でも水換えしてOKです。当サイトの記事は全てyoutubeにて映像と共に動画でもご覧いただけます。天気が良い日に水換えする理由主な理由は2つ塩素天気が良ければ塩素が抜けていなくても水換え作業中、作業後にに抜けていくことがあります。ただ、天気が悪い日だとそのまま残留塩素が分解・揮発されることなく残ってしまいます。水温メダカは変温動物であり水温=体温です。水換えをすることで飼育水の水温が下がりやすくなります。仮に水温を合わせた上で水換えしたとしても同様です。通常、水温というのは水中の微生物の有無や含有量によって変わってきます。水換えすることで水中の悪玉菌や微生物など菌が減ります。そのため、富栄養化な状態と比べると低くなります。絶対にやってはダメなこと例えば、今日は天気が良く暖かいからといって容器を丸洗いし全換水したとします。もちろん、天気が良く暖かいため水温も高い状態です。ただ、仮に翌日、また寒くなったとしたら・・・。飼育水が微生物が豊富な古なれた状態であれば、気温以上に水温は温かく保ってくれますが、全換水をしてしまうと容器の中の微生物は一層され新水状態です。水が新しいため通常の飼育水よりも水温が下がりやすい状態です。季節の変わり目の水換えなども含め、水換えというのは翌日以降の水温も考える必要があります。天気が悪い日に水換えしても大丈夫ここまでの内容をしっかりと理解いただけていれば天気が悪い日の水換えが問題ないことが分かると思います。水換えは水質悪化を抑えるためのものであり、正しい水換えはメダカ達の命を救う作業です。塩素が抜けた状態の水で、水温面に問題がなければ天気が悪い日でも水換えしても問題ありません。水換えを行う日にとって大切なのは天気の良し悪しではなく、水換え当日の気温と水換え翌日以降、数日間の気温です。どんなに天気が良くても寒い日に水換えしてしまうとメダカは風邪を引いてしまいます。また丸洗いや大容量の換水によって水質がガラッと変わるような水換えをした場合は、翌日以降の気温も大切になってきます。この部分にさえ気を付けていれば、天気の悪い曇り空でも、仮に雨の日に水換えしたとしても問題はありません。補足としては、水換えといっても、様々です。容器の丸洗い、全換水、部分換水、足し水、と換水量が異なります。気温によって「水換えのやり方を変える」という柔軟さも大切です。
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  • メダカ針子が流れない!?雨の溢れ対策に最適なL型ジョイント簡単加工法
    集中豪雨でも安心!針子・稚魚を守るオーバーフロー排水の作り方【低コスト】梅雨や集中豪雨時に、メダカ容器の水が溢れ、せっかく生まれた針子(メダカの赤ちゃん)が流れ出してしまう…。そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。今回は、針子や稚魚でも流れていかない!簡単にできる溢れ対策をご紹介します。当サイトの記事は全てyoutubeにて映像と共に動画でもご覧いただけます。【PR】※記事内にアフィリエイト広告が含まれていますこれまでの対策これまで、さまざまな雨による溢れ対策を試してきました。塩ビパーツや水栓エルボによるオーバーフロー加工毛細管現象を利用した排水ドリルで小さな穴を開ける方法しかし、毛細管現象以外の方法では、針子が流れ出てしまいやすいという悩みがありました。針子は生まれたばかりで肛門や鰭も未発達、水面付近をふわふわ泳いでいます。雨で水位が上がると、オーバーフロー穴に吸い込まれて流れてしまうことも…。解決策!L型ジョイントを使ったオーバーフロー加工そこで、考えたのが「L型プラジョイント」を使った方法です。ポイント5mmほどの穴を電動ドリル等で容器側面に開けるL型(エルボ型)ジョイントを差し込むジョイントの先端を下向きにすることで、水面から離して排水これにより、水面付近を泳ぐ針子が排水穴に吸い込まれにくくなります。実験でも、針子が流れ出ることはほぼありませんでした。メリット単価数十円のプラジョイントで低コスト複数個設置すれば集中豪雨にも対応水面付近を泳ぐ針子、稚魚の安全性がアップ注意点穴やジョイントの位置によって水位が変わります。穴の高さは事前に調整しましょう。強い雨(線状降水帯による豪雨など)の場合は、穴を2~3個に増やして対策。100%針子・稚魚の流出を防げるわけではないので、自己責任でお願いします。よくあるご質問Q. L型ジョイントはどこで買える?A. ペットショップやネットショップなどで、安価で手に入ります。水作L型プラジョイント水作 ジョイント L型 20個 関東当日便価格:275円(税込、送料別) (2025/8/10時点)Q. どんな容器にも使える?A. プラ・FRP容器、トロ箱など穴を開けられるものならOK。水槽やガラスケースは別途、毛細管現象を利用しましょう。まとめ針子や稚魚の流出リスクを抑え、大切なメダカを守りながら雨による溢れも防げるL型ジョイント加工。簡単・安価で実践できるため、ぜひお試しください。詳しくは、媛めだか公式YouTubeチャンネルでの動画にて解説しています。「媛めだか プラジョイント」で検索!関連記事・・・メダカの屋外飼育|下段容器の注意点と雨の日のオーバーフロー対策【プラジョイント活用法】
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  • メダカが死ぬ原因|水合わせがメダカを死なせてしまうケースについて
    メダカが死んでしまう屋外ならでは水合わせでの注意点当サイトの記事は全てyoutubeにて映像と共に動画でもご覧いただけます。水合わせで死んでしまうケース通常はメダカたちを死なせないために行う水合わせが、やり方を間違えるとメダカ達のダメージになることがあります。メダカを購入後100均などで売られているメダカボウルを使って水合わせされている方も多いと思います。この時にメダカボウルを使うとメダカたちにダメージを与えてしまうことがあります。容器の色に注意実際にはメダカボウルがダメというわけではなく、水合わせ用の容器の色に注意が必要です。例えば黒のメダカボウルの場合、黒や濃い色は光を集め吸収するため熱を持ちます。直射日光が当たる場所で黒ボウルを使い水合わせをしていると水温はいつまでたっても合いません。むしろボウルの中の水温が異常に上がり魚達が弱ってしまいます。他にもよく無人販売などでも利用されることの多い、半分黒のビニール袋の場合も注意が必要です。水合わせの時には必ず透明のプラケースや袋など熱を持ちづらい色や素材での水合わせがおすすめです。※例=透明のビニール袋、プラケースetcもちろん、水温を合わせるだけが水合わせではありません。水質面も合わせていく必要があります。ただ、水合わせに使う容器の色や素材によっては、温められた黒ボウルに冷たい飼育水が加わり、また温められた黒ボウルに冷たい飼育水が加わる。これではあまり良い水合わせとは言えません。水合わせをする際にはご注意ください。新水と古水(飼育水)の違い他にも青水や微生物が豊富なクリアウォーター等の古水(飼育水)は新水と比べると水温が高くなりやすいです。比較すれば5℃くらいは飼育水・古水の方が水温が高くなります。容器の素材や色によっては完璧に水温が合うとは限らないため割水しながら少しずつ合わせてください。ある程度、水温が合っていればメダカたちは強いため問題ありませんが、例えば隣り合わせに水を張っていても古水と新水では5~10℃と水温差が出来ることがあります。こういった時に水温を気にせず入れてしまうと病気が発症します。魚の病気の大半は常在菌です。水中に常にいるような菌です。何かをキッカケに病気というのは発症します。人でいえば黄色ブドウ球菌のような人の皮膚に常在しているような菌があります。普段は特に悪さをしませんが何かしらの理由で抵抗力、皮膚のバリアが弱まった時に感染します。例えば指や手などを怪我して、体内に菌が侵入した時に重篤(じゅうとく)な病気へとつながることがあります。メダカも同じです。古水に新水を加えて部分換水、全換水などする時に、いきなり水温が大幅に変化してしまうと、それがきっかけとなり病気が発症することがあります。その後、数日から数週間かけて病気が進行し死んでしまいます。また、もともと病気が発症している状態で水換えした場合も新水が加わることによって代謝や活性があがり病気の進行が早まることもあります。何れの場合も水換えが悪いのではなく、水換えの仕方が悪かったり、そもそも、水換えをする前からメダカがすでに調子を崩していた(普段の飼育環境の見直しが必要)というケースが大半です。人がちょっとしたことで風邪を引くように魚もちょっとしたことで病気になります。普段から急激な水質変化、水温変化に気を使ってみてください。考え方の大切さ例えば雨が容器に入っても大丈夫という方もいれば良くないという方もいます。これもケースバイケース。暖かい季節に降る雨雨の日は割と暖かく蒸し暑い日も多いです。そういった日に降る雨は恵の雨になることあります。このことから雨を歓迎する愛好家の方もいます。普段より寒い日に降る雨一方で、急に肌寒くなり降ってくる雨は一気に水温が下がり、青水などの植物プランクトンも死に沈殿します。普段は守られているメダカたちの皮膚のバリアも急な水質・水温の低下によるストレスなどによって弱り、常在菌である菌に侵され病気が発症します。雨が降った直後は風邪の引きはじめと同様にメダカたちが病気になっているかどうかは分かりません。横見すると翌日~数日後に病気の症状が現れ始めます。数週間もすれば、メダカたちの様子が変わり調子を崩していることに気が付くでしょう。その時には「時すでに遅し」。本来は良いはずの水合わせが、やり方次第で良くなかったり本来は良いはずの水換えが、やり方次第で良くなかったり恵みの雨もあれば、魚を病気にする雨もあります。大切なのは正しい知識をもとにした臨機応変な対応です。水合わせは急激な水温変化や水質変化を抑えることが目的です。屋外飼育ならではの太陽光を意識しながら水合わせしていってください。水合わせに限らず注意しておきたいこと本来水換えで魚が死ぬことはありません。調子を崩してから水換えするのではなく、普段から小まめな水換えを心がけてみてください。雨に関しても、雨が降った直後に「メダカが死ぬ・死なない」という話をする方がいますが、大切なのはそこではありません。今までは青水、植物プランクトンの光合成のおかげで日中の高水温下でも過密飼育が可能だったとしても、雨が降ることで植物プランクトンが死に沈殿し、翌日晴れ間と共に水温の上昇、アンモニア濃度の上昇、酸欠の心配等も出てきます。これによって調子を崩したメダカたちが数週間後に死んでしまうことがあります。この場合、数週間後に死んだメダカたちの死因を見誤ることがあります。多くの方は死んだ直後の何かが原因だと考えるからです。雨上がりの直後に元気だったから、雨は関係なかったと思ってしまうためです。雨に限らず、水質や水温が変化する屋外の気候・天候の変化はすべてメダカたちの体調にダイレクトに働きかけます。日々変わる気候・天候の影響を受けるメダカの屋外飼育において大切なのは水の見極めです。
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